5.輪廻する世界 第二章 彼の書く物語と彼の世界渡り 02夢の始まりは変わらない
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「次は?」
「高校かな? つまり、進路の決定」
「え、ここ、降り立たないの!?
文学部行けとか! 今はライトノベル書いているんでしょう? なら、ライトノベル関係行けとか!
なんなら、声優さん目指せでもいいよ?」
「そっか、光ちゃん知らないんだ?」
「えっ?」
「彼がきちんとしたライトノベルに出会うのは大学に入ってからなんだよ?」
「えっ、え~~! だって、なら!?
ならライトノベル読めとかは!?
ライトノベル、あんなに好きなんだから、読めば夢中になるよ!」
「いや、ライトノベル自体は読んだことあるんだよ。
ただし、漫画のエクストラストーリーみたいな本だったからね。
それなら、言った方がいい言葉なら、灼眼のシャナを読めだけどーー」
「だけど? それになんで灼眼のシャナ?」
「彼がライトノベルにはまった作品だからだよ。それにこの作品を好きになったのは最初はアニメで観て、続きが気になるという気持ちから小説を読み始めたからだよ。
それにね。この作品、彼が読み始めたタイミングは絶妙なんだ。
彼が面白いと一番思った展開のところから、読み始めたからね」
「なら、漫画描いちゃいなよ。絵、描けるんでしょう?」
「それでは自分で描こうとは思ってないだろうね」
「なんで!!?」
「彼がすっっっっっっごく面白いと思ったのが、この作品のこのタイミングだからだよ。
それこそ漫画より面白くて、絵がライトノベルのイラストくらいの頻度の絵でも面白いと思えるほど。
自分でもこんな物語を書きたいと思ったのが、この作品このタイミングだからね」
「無理じゃん!!? これ、世界渡りしても、彼の進路を早めることできないよ!!?」
「だから、このタイミングではないんだよ」




