↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神様の居るトコロ  作者: 光坂影介
4.世界渡りの意識と救いを与える歌姫 終章
PR
91/113

幕間2

「そうか、勘違いしたんですね? 私なんて糧でいいという言葉を」


「やる気がない‥‥か。 バカか、一言も自ら糧になるとも実力が近かった人に譲るとは言っていない。


遠い先の未来で、どれだけ先の未来でも自分なんかが越される高い高い世界があると信じているからこその言葉なのにな。


コイツは、いや、俺はわかっている。自ら至れない人に何かを譲るのは侮辱だ。


いつか、その人が自らの手で、自分を超える何かを生み出すかもしれない。


自分なんかが譲らなくたってその人が、自分と競っている立場を掴み取るかもしれない。


だから、セカイケンは、自らは力を貸さない。


本当にその人が心から今、力が欲しいと望んだ時だけ、想いを力に変える機構だけを使わせる。


あくまで自分の力で、その時でないとダメな時に、運命を変える覚悟と心を持った人に、その後で暴れられたり、世界を敵に回して酷いことをさせないために。


その人がそこで終わることの理の裁きが世界を巻き込むほどの大惨事だとわかるから、そうさせないために。


なあ、世界? ここでコイツをそうすることに対する理の裁きは世界を巻き込むぞ。


だったら、コイツがもっと頑張れる可能性授けてみてもいいよな?


コイツ、この機構を使ってもダメなら納得するぞって。


世界に対する延命提案してるんだよな」


「ええ、私なんて糧でいいをやる気ないなんて解釈するなら、世界の方を舐めている」


「いつか先の未来まで含めた上ですし、さらに言えば、私なんかが糧程度になる遙高みの世界があると世界の本気を信じてる」


「逆にあなたはこの程度が糧にならない低い世界だと本気で思っているのですか?


なら、私には絶対に勝てない。


私はいつか、この程度が糧になる世界に行くつもりですよ?


こう言い換えたらわかりますか?


未来の私を含めて、私なんかが糧になる人が現れるなら、私なんて糧でいい。


だから、世界、もっと高い世界を見せてください。


たとえもっと正しい世界や在り方でなくとも、もっと多くを納得させられる世界や在り方なら可能なはずだ。


ただし、それは世界をだ。


人だけではない。


生き物、機械、死者の魂、これから産まれ出る全てのもの、生まれられなかった全てのもの、異世界、それを上回る上位の世界、神様、理。


全てをもっと納得させられる結末を持ってきてください。


可能なはずだ。


だって、私はそのために、唯一、私の最後の救われる道を、高く高く掲げたのだから。


その未来がこない限りは可能なはずだ。


私の誓いは私が最後に残した弱点なのだから。


まあ、それすらも、ここまでくるために私が本気で思ってしまった本心なのですが。


最も、私が病気にならなければ、いや、私が本来のままでいられたのなら、叶えられたはずだとは思っていますが。


その程度には尊い在り方を示せたはずだと思っているのですが、違いますか?


世界?


いつか、私に答えを見せてください。


もっとも私は、お前の誓いだけが誰も納得できないところだでも構いませんよ?


でもそれって、それ以外の全てに対する敗北宣言ですよ?


だから、私は、自分で誓いを果たします。


できれば世界が敗北を宣言する前に。


言ったじゃないですか。


誓おう。


今度こそ、私は私を救いますねって。


信じていますよ。


世界。


いつか、私を超えてください」

その人がそこで終わることの理の裁きが世界を巻き込む


は、理の裁きが


が重要ですからね。


その人自身が暴れたりすることで


ではありませんよ?


むしろ、そういう人なら、


そういう人だからダメだったということで


事態が落ち着いてしまいますからね。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。