厨ニ病と考え事
私は薄暗い部屋の中でテレビを見ている。
あまり好きではない番組なのだが、それをなぜ見るのかは自分自身にもよく分からない。
やがて番組が終了すると、私はゆっくりベッドに入り、仰向けになる。
・・・午前2時頃、一般的には丑三つ時と呼ばれている、少々縁起の悪い時間だ。
だけど私は、そんな時間が好きだ。
別段、幽霊や妖怪の類に興味がある訳でも無いのに。
「理由も無いのに縁起が悪いのが好きなんて変だ。」
友人はそんな風に自分をからかうし、自分でも、そのことについては自覚している。
私はそのように、よく分からないことを考えるのが好きなようだ。
現代風の言葉で言うと、「中ニ病」とか言うのだろうか。
何にせよ、今考えた事にだって何の意味も無いし、これは起きた後ネットで調べて分かった事なのだが私は「中ニ病」の意味を取り違えていたようであった。
うろ覚えではあるが、「中ニ病」とは、「二次元と三次元の区別がついていない人間」といった感じの意味だった気がする。
まぁ、私には「二次元」「三次元」といった言葉の意味については、学生時代の数学の授業で習った「空間の数がいくつあるか」という意味しか知らないし、もう1つの意味があるとしても、知る気にはならない。
まぁ、私の乏しい知識でこの「中ニ病」という私にとって完全に意味不明な現代風の言葉を解析すると、「数学において、空間の数がいくつあるかという事すら理解できなくなってしまう病気」と、いう事らしい。
まぁ、こんなことを考えているうちに、私は二度目の眠りについた。
私は、昨日と今日の2日間に渡って、1つの事を考えていたことになる。




