第2話 新たな道
前回、父ラグナに呼ばれた弦音はメイドのルカと共に執務室に向かっていた。
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執務室
弦音は扉をノックする
弦音「父さん、失礼します」
ラグナ「弦音、よく来たな。ルカもご苦労だったな」
ルカ「いえ!旦那様の頼みであれば」
ラグナ「そうか。ありがとう」
弦音「それで、父さん。俺を呼んだ要件は何でしょうか?」
ラグナ「あぁ、このゼファロス帝国は現皇帝であるヘルム・ゼファロスに代替わりにしてから実力主義の一強型へと成り変わった。その為、実力がない貴族は没落した。我が月雲家も実力主義での貢献をせざるを得ない。そこでだ弦音、お前、軍人になる気はないか?」
弦音「!?軍人ですか?」
ラグナ「あぁ、そうだ。お前の知識、力があれば軍でも通用するだろう」
弦音「そう、、、ですか、、、」
ラグナ「あぁ、軍は9歳から軍事学校の小等部に入れる。お前にはそこに入学してもらいたい」
ルカ「待ってください旦那様!!!それなら私も弦音様と共に行きます!!!」
ラグナ「お前はダメだ。お前は女だ。軍人になる実力がないだろう!!!それに、お前にはメイドの仕事があるだろう。弦音について行っても足を引っ張るだけだ!!だから、認められない」
ルカ「ですが、、、私は初めてお世話係に選ばれたのが弦音様でした。だから、最後まで弦音様に献身したいんです。それに弦音様はただのメイドである私の好みや性格、誕生日まで把握していて毎年、プレゼントもくれるんです!!!私はそんな弦音様を支えたいんです!!!だから、どうかお願いします!!!」
ルカは頭を下げる
ラグナ「だが、、、」
弦音「俺は構いませんよ。ルカが居てくれた方が色々と俺も楽ですし、それに父さんは知らないかもしれないですけど、ルカ、こう見えて根性と実力、かなり有りますよ。1人で隠れて夜遅くまで魔法とかの勉強や練習をするほどね」
ルカ「///弦音様///恥ずかしいです///」
ルカは顔を真っ赤にする
ラグナ「弦音が認めるほどか、、、分かった。ルカ、お前が弦音と共に軍事学校に行く事を認めよう。だが!これだけは忘れるなお前がやるべき事は弦音を護り支える事だ。それを忘れるな!!!」
ルカ「かしこまりました。私は最後まで弦音様にお仕えいたします」
弦音「よろしくねルカ」
ルカ「はい!このルカ。最後まで弦音様にお供いたします」
弦音「じゃあ、5年後に入学という形で良いですか?」
ラグナ「まぁそうなるが、事前に帝都へと向かってもらう。」
弦音「え?いつからですか?」
ラグナ「明日だ。早ければ早い方が良いからな」
弦音「(いや、早すぎるだろ)まぁ、分かりました。準備しますね」
ラグナ「あぁ、ルカと共に帝都へと向かってくれ」
こうして、弦音とルカは帝都へと向かい、新たな人生のスタートを切る




