表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
同担拒否は、ホントは拒否したくない!  作者: 櫻木サヱ
同担でなければ

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

21/45

勘違いの正体と告白

秘密の公園。

 夜風がそっと頬を撫でる中、ボクは夏海さんと向かい合って座っていた。


 この前の夜、公園でドキドキした距離感……

 あれはただの憧れなのか、それとも恋なのか、ずっと考えていた。



 「ねぇ、みおちゃん」

 夏海さんがふと笑いながら、手をぎゅっと握る。

 「昨日も今日も、ボクと一緒にいてくれてありがとう」


 胸がぎゅっとなる。

 あぁ、やっぱりただの憧れじゃない……

 ドキドキの正体が、少しずつわかってきた。


 「う、うん……ボクも、夏海さんと一緒だと楽しいです」

 声が震えるのを必死で抑えながら、手を握り返す。



 夏海さんが、そっと顔を近づけてくる。

 「みおちゃん……私、ちょっと言いたいことがあるんだ」


 鼓動が一気に早くなる。

 “ついに……?”

 胸が高鳴って、息が止まりそう。


 「……え?」

 小さな声で聞くと、夏海さんは少し照れた顔で笑う。

 「私……みおちゃんのこと、ずっと大事に思ってる」


 それだけで、胸がぎゅんと締め付けられる。

 言葉は短いけれど、重みがある。



 ボクも自然に言葉が出た。

 「ボクも……大事に思ってます、夏海さん」


 夏海さんの目がキラッと光る。

 「ふふ、やっぱり……ボクちゃんも同じ気持ちなんだね」


 その笑顔に、ボクはもう胸がいっぱいで、言葉にならない。

 手をぎゅっと握り返すだけで、すべてを伝えられる気がした。



 勘違いしていたのは、憧れと好きの境界だった。

 でも今はもう、はっきりわかる。

 ボクは夏海さんのことが――


 “ただの憧れじゃなく、好きなんだ”


 星空を見上げながら、ボクはそっと心の中で誓う。

 “これからも、ずっと一緒にいたい”


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ