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アルファのオメガ。   作者: 河杜 和空
13/35

ニュースの話題?!


 僕が眠っている間にオレンジ色の光が現れていたらしい。ニュース番組を見て、オレンジ色の光を氷川コオリカワという人が撮影して、映像を投稿していた。あまり鮮明ではない映像だったけど、昨日の夜の出来事として謎だったことがまた一つ増えた。


「ニュース番組でたしか最後に、氷川という人が ――ネットでもこの映像を流していま……―― って言っていたな、学園に向かって休憩時間に太子タイシ津井ツイさんとで調べてみようかな……」



 家を出て学園に向かう、通学途中はいつもと変らない徒歩の風景だ。しかし学園に近づくにつれて、朝のニュースの話題で生徒達が賑やかに話をしている。ゆっくり歩きながら、学園に向かっていると……。



「わ~~~~~っ!!」

「驚いた? 雄一ユウイチ君!」


 背後から津井さん姉妹が、大声で僕に呼びかける。


「わっ! びっくりした! 姉妹でさらに驚かす?!」



 僕は津井さんの、大声と、二人の津井さんの存在でダブルの驚きだった。今回は一瞬驚いたけど、慣れがあるのか一瞬で冷静になれた。津井さん姉妹は嬉しそうな顔で、僕に話しかけてきた。


「今日の朝のニュース見た?」

「見た? 雄一君?」


「見たよ、驚いた! 昨日、津井さんと話をして帰って僕は寝ていたけど、その間にオレンジ色の光を撮影した人がいたんだ?」


「私も朝のテレビを見て驚いたよ、家に帰ると眠くなって寝ていたけど、朝に起きたらまた姉妹で二人になっていたの」

アヤお姉ちゃんとセットです~」


「そうなんだ! やっぱりオレンジ色の光が関係しているのかな?」



 僕は、津井さん姉妹と話しながら学園の門の前に着いた。この場所でも他の生徒達は、朝のニュースの話題を話している。


 僕達は願いが具現化したセカイで、不思議な経験をしながら学園の門の前にいる。



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