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魔王Side
【と或る魔王城】
私は ——魔王だ
正確には周りが魔王と言っているだけだが。
事実、先代の魔王が死んで私の代に成ってから侵略はしていない。
何故なら、私には人間を虐げて争う趣味は無い…
何故魔王の血筋を継いでると言うだけで魔王に祭り上げるのか…
不思議である。
と言う事で魔王城に籠ってゲームとやらを遣っている。
また、アニメとか言う物にもハマっている。
どちらも、人間が作った物にしては面白い。
そんな風に時間を潰してたら、部下が来た。どうやら、側近が呼んでいるらしい。
また説教をされるらしい。
頭が痛い。
「はぁ、嫌だなあ」
そんなこんな考えながら廊下を歩いていたら側近の部屋の前についた。
「魔王様 そろそろ侵略をしたらどうですか?」
「なんの意味があるの? そんな愚かな行為に
そもそも人間が死んだらゲーム出来なくなるじゃない!」
「だって貴方は魔王様なんですよ!!
てかまだあんな物やってるんですか…」
「良いじゃない。楽しいんだもの。
そう…魔王だからそんな事しないと行けないの…。わかったわ。
じゃあ 私、魔王やめる!」
——そう言って 飛び出した。
その日、私は魔王…改めニートになった。
「いったぁい!」 森の中を奔ってたら誰かとぶつかった。
「あなたは… 勇者!?」




