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無能と追放された未来の経済設計者、辺境に「言い値で買える市場」を作ったら大陸最強の都市になった ~死蔵してる奴から、全部“その値段”で頂きます~

作者:ネオ・チー
最新エピソード掲載日:2026/06/28
「無能」の烙印を押され、誰も使わない不毛の辺境へ捨てられた貴族の三男、レイ。

だが彼の前世は、中央集権の金融が崩壊した遥か未来で、新しい経済の仕組みを設計した男だった。

封建制、身分による独占、貴族が一生握って離さない土地と利権――それを見たレイは確信する。「これは、俺の文明が崩壊の果てに卒業した、古い世界そのものだ」と。

固有スキル【天秤の眼】が映すのは、あらゆる物の“真価”と、世間がつけた値段との「ズレ」。儲けと歪みの、在処そのもの。

レイは、誰の支配も及ばぬ辺境に、未来の経済システムを敷く。

――「言い値で売れ。さもなくば、その言い値で買い取る」

価値を自分で申告させ、その申告額でなら誰もが買い取れる“自由市”。死蔵も独占も、もう成り立たない。
やがてそこは、身分に潰された才能と資本が殺到する、大陸最強の都市へと膨れ上がっていく。

そして、彼を見下した者たちは気づく。
死蔵した財産も、独占した利権も、自らの強欲ゆえに――全部“言い値”で、根こそぎ買い取られていることに。

剣も魔法も使わない。武器は、未来の経済、ただ一つ。
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