Scene.1 2025/01/19 東京都世田谷区田園調布にて
僕は全てのこの世の中の正義のために陰で戦っている人達に捧げます。
シーンはとある夜の静かな住宅街が映る。
そこに東京都世田谷区田園調布という、タイプライターの文字が画面に打たれる。
やがてシーンは、ある家の前の殺人現場に切り替わる。
そこは当たり一面規制線が貼られている。
そしてカメラは潜るように、中の規制線へと入っていく。
中は警察官でいっぱいだ。
カメラは警察官の人混みを通り抜けた。
そこには、血塗れの包丁に刺された死体が横たわっていた。
カメラのアングルは、死体の真上から覗くように90度で止める。
(~恐怖の音楽~)
シーンは変わり、背が高くて、緑色のネクタイを着た男性、井中蛙介が、規制線の中へ、ジャケットのポケットに手を入れながら、堂々と入っていく。
そして、彼は顔をぐいっと死体に近づけて、少し考えた様子になる。
その後、彼は口を開く。
井中蛙介「あっもう犯人は分かった。」
すると、隣りにいた太った40代の男性、山岡雄大は、驚いた表情になる。
山岡雄大「え!?もう分かったのか!?早いなあー、カエル!!」
井中蛙介「はい、草彅亮さんを殺した犯人、それは……草彅洋子さん、あなただ!!」
すると隣りでしくしく泣いていた草彅洋子は、あっと驚いた表情になる。
草彅洋子「なんで!?そんな訳ないじゃない!?」
井中蛙介「いや、まず、犯行時刻は深夜10から2時までの間の、亮さんが寝ている間に殺害された。もし、強盗が入ってきて殺したのなら、ドアの前に設置されている、防犯ブザーがなるはず。しかし、それが鳴った記録はない。つまり、この事件、強盗が入ってきて殺したのではなく、家族の誰かが殺したことになる。すると、犯人だと考えられるのは、洋子さんと、お子さんの皇さんの二人だ。しかし、犯行方法を考慮すると、亮さんは寝ているので、むやみに部屋の電気を付けると起こしてしまい、計画が失敗してしまう。だから、懐中電灯が必要だ。そして、それが発見されたのは、洋子さんの部屋からだ。さらに、その懐中電灯には皇さんの指紋は検出されず、見つかったのは、洋子さんの指紋だけだ。だから、懐中電灯の持ち主は洋子さん、つまり亮さんを殺害したのは洋子さん、あなたしか考えられない!!」
すると、否定しようとしていた洋子の顔はみるみると、サイコパスのような笑みに変わっていく。
草彅洋子「そうよ!私が殺したのよ!!なせなら亮が不倫していたのが許せなかったから!!!でもこの際バレたからには仕方ないわね……逃げてやる!!!!」
そういって、洋子は逃げようとして、全力で走っていき、警察官はそれを追いかけようとする。
しかし、井中は、麻酔銃で発砲し、見事、洋子に命中し、ぐっすり眠って倒れ込んだ。
その後、彼女は警察官に手錠をかけられ、パトカーの中へと運ばれ、その後、パトカーは走って去っていった。
(~「警察庁警備局国際テロリズム対策課」の主題歌~)
ロゴがどーんと現れる。




