表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/24

第22話 そしてそれから。

新しい領地は西部。

屋敷は整えておいたが、何もかも一から始めなければならない。


前の領主の帳簿を見直している。

隣では、、、クリスティーが頂いた贈り物を開けて、

「まあ、」

「あら」

と、声をあげながら、嬉しそうにしている。一つ一つ開けて、お礼の手紙を書いているようだ。エリック様とイルデ様からは、黄色とオレンジの花の刺繍のベットカバーだったらしい。


「あら、まあ、、、、お父様ったら、、、うふふっ、、」


父が出がけに渡してきた包みは、結構重いものだった。

「何が入ってたの?」

「うふふっ、、帳簿です。真っ白な。20年分ぐらいはあるでしょうか?」

重いはずだな、、、、

そっとクリスティーの後ろから、父の贈り物を見る。ホントだ。ただの帳簿だね、、、味気なくない?


「これから、ウィルとの人生を書いていきなさい、っていうことよ?」

「あ、、、、、、、」

「素敵な物語にしたいわね?ウィル?」

「うん、、、、」








本編、完です。番外編が続きます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ