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おまけ 未来ちゃん視点
「未来ちゃん好きだよ。」
「勝手に言ってろ。」
私の顔をのぞきこむこの男はどこまでが本気なのか解らない。
「じゃあ、ギュッってして良い?」
「駄目だ!」
「じゃあ、麗姉さんにして良い?」
「駄目だ。」
「じゃあ、変わりにギュッってさせて。」
「………良いよ。」
麗に迷惑かけるわけにはいかない。
私は仕方なくこの男の前に立つ。
「じゃあ、遠慮なく。」
この男は容赦なく私を腕の中に閉じ込める。
「未来ちゃん。好きだよ。」
耳もとで言うのはやめてほしい。
顔に熱が集まる。
本当に困るんだ。
好きになりそうで………
私はこの男の腹にパンチをくり出し解放される。
これがここ最近の私の日課だ。
当て馬?何それ?そんなことより頑張ります!を始めました。
よかたったら読んでください。
当て馬として頑張ります!のメンバーも出てきます。
よろしく。