表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/30

再生を超える刃

―校庭―



四人が並ぶ。



火神 爆。

神威 滝壺。

暁 照夜。

日神 万之介。



その前に――



アザトース。



赤紫の髪が揺れる。



縦に裂けた瞳孔が歪む。



「……増えただけか」



一歩踏み出す。



ドンッ!!



地面が沈む。



爆が笑う。



「上等だ」



スルトを握る。



ドドドドッ!!



刀身の溝から爆発。



爆発を纏う。



「いくぞ」



踏み込む。



ドンッ!!



爆発加速。



最初に突っ込む。




―激突―



ザンッ!!



爆の一撃。



アザトースの肩を斬る。



肉が裂ける。



だが――



瞬時に再生。



「……浅い」



拳。



ドンッ!!



爆が吹き飛ぶ。



「がっ……!」



だが空中で体勢を戻す。



着地。



笑う。



「効いてるじゃねぇか」




―照夜のサポート―



「足止めるぞ」



影が広がる。



月詠。



地面から無数の影の糸。



拘束。



ギチギチと絡みつく。



アザトースの動きが止まる。



「今だ!!」




―万之介の斬撃―



ドンッ!!



万之介が踏み込む。



紅蓮丸を握る。



摩擦熱。



炎。



斬る。



ザンッ!!



深く斬れる。



肉体が裂ける。



だが――



再生。



「……まだ足りん」




―アザトースの反撃―



「まとめて消えろ」



オドが膨れ上がる。



ドンッ!!



衝撃波。



照夜の拘束が弾ける。



万之介が後退。



爆が腕で防ぐ。



「……チッ」



照夜が立ち上がる。



「マジで硬ぇな……」




―滝壺、前へ―



「……」



神威 滝壺が一歩出る。



宵丸を握る。



「シィィィィ……」



呼吸。



黒い“無”。



ゆっくりと濃くなる。



アザトースが見る。



「……それか」



滝壺の目が鋭くなる。



「再生するなら」



一言。



「消す」




―連携開始―



爆が笑う。



「任せた」



再び突っ込む。



ドンッ!!



爆発加速。



アザトースの視線を引く。



拳。



ドンッ!!



爆が殴られる。



だが――



その隙。




―滝壺の一閃―



踏み込む。



最小動作。



無駄がない。



ザンッ!!



アザトースの腕を斬る。



黒い“無”がまとわりつく。



その瞬間――



再生が“遅れる”。



「……!?」



初めて、アザトースの表情が変わる。



肉体が――



完全に戻らない。



「なるほど」



アザトースは滝壺を見てニヤリと笑う。




―戦況変化―



万之介が言う。



「通じるな」



照夜が笑う。



「やっとだな」



爆がニヤリと笑う。



「なら――」



スルトを強く握る。



ドドドドドッ!!



爆発が激しくなる。



「ぶち抜くぞ」




―アザトースの本気―



アザトースが笑う。



「いいだろう」



オドが膨れ上がる。



さらに――



肉体が変形する。



「少し本気を出す」




空気が変わる。




再生を超えるか、

それとも押し潰されるか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ