13話 絡まっていく人達
「はぁ。」
何度ついたか分からないため息。それでも今のため息は気分悪くない。
場所は魔水砂漠。水が湧き出てる噴水に腰をかけている。戦闘などにより壊れた場所はほとんど修復が終わっており、噴水では人々が賑やかに行き交う。
「えっ?」
「誰か転ばなかった?」
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さてさて、場所は代わり視点となる人も変わる。時はちょっと前…。
「ふぅ、ここにいるって聞いたんだけどなぁ」
だけど、名前も顔も分からないんだけど。いや分からなくはないんだけど、あのメネルちゃん…メネルが覚えてるから私は忘れたというか。いやまさか一人になるなんて思わなかったから。それよりもメネルちゃんほんとに可愛い。ぎゅーってしたい。任務終わったら頼もうかな…、いやでもだめだめ。絶対に…
その瞬間何かにつまずいて転んでしまう。
「痛った〜。」
というか誰かに見られた?いや、超見られてた。
「あのー大丈夫ですか?」
一人は活発そうな男の子。
「お怪我は?」
もう一人は太刀を持った犬耳?の少女。多分だがウルフ族だろう。わたしのしるかぎりでは犬族など無いはずだから。
「可愛い」
そんななか一人の少年がぼそっと呟く。
「えっ?」
「へっ?」
それが聞こえた二人は呆気に取られ、一人は自分だと知ると顔が真っ赤になり否定を始める。もう一人は不満そうな顔をし逆の意味で顔を真っ赤にする。
「わっ、私なんかが可愛いだなんて」
「僕はずっと一緒にいるのに言う人間違ってない!?」
「いやその、思わず口に出たというか」
本当に出ちゃうほど可憐な子だったから。
「ととと、とりあえずスタイルも仕草も顔も可愛いとかじゃなくて大丈夫?」
そう言うと手を差し出す。
「あっありがとうございます!」
手を握り立ち上がる。初めて男性から言われた///
「えっと、その…」
「あー…」
「はぁ、あっそうだ!水の都行きたいんですが行き方分かりません?」
「水の都ですか?水の都なら馬車に乗ってバルネルという街で降り、船に乗って行けますよ!」
「おお、ありがとうございます!こちらこそ助かりました!」
水の都か…ここに居ないってことはもう移動してる可能性がある。バルネルも水の都もまだ見てないし見てないところに居なかったら一度帰ってもう1度見直さないと行けないなぁ。でも、メネルちゃん…メネルが見てるかもしれないしどうしよう。
「あのーどうかしました?」
「あっいえ、私も水の都行こうか悩んでまして」
「行くなら俺…僕達と行きません?」
「へっ?あっ、いいんですか?」
「むむむ、女たらしが(ぼそっ)」
「しっ、失礼なっ!」
「ふふふ、じゃあ良ければお願いします!」
「ええ、こちらこそ!俺はハルキと申します!」
「僕はナツと言うんだ!宜しくね!」
「えっと私はシャルセーナ!宜しくお願いします♪」
シャルセーナが一時的に仲間になった。




