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屋根裏見たら異世界降臨  作者: ざきみや
3章 メネルの行方
55/66

5話モンスターはある意味空気を読む。

早めに投稿できて良かったです!

それではどうぞm(_ _)m

もう夜だ。寝る時間が来る。もし俺が傷つけてるのだとしたら…


自分が怖い。


トントン。ドアの叩かれた音がする。


「そのー僕だよ。」


「ナツか、入っていいよ」


「どう?調子は?」


「良くもないし悪くもないな、というかナツこんな所にいて、大丈夫なのか?」


「許可もらってるし、その今日は一緒に寝よ?」


視線は同じはずなのだが、上目遣いのナツ。こういうのは久しぶりに見た。


「ってか、許可もらってもダメだよっ」


「なんで?」


「それは…」


夜、何があるか分からないから。この言葉を飲み込む。


「男だし、何されるか分からないよ?」


「ハルなら別にいい…じゃなくてしないと分かってるもん」


「でも、そうとは限らないぞ」


「あーもう、つべこべ言わないっ!ほら寝る!」


そう言うとハルキをちょっと強引に横にならせ、その隣にナツも寝る。


「今日だけだからな」


「んー、分かったよ」


疲れていたのか寝るのは早かった。そして夜。視界が写るが体は思うように動かない。


「まただ。何なんだろう」


堕天使も現れなくなった。どんどん俺から消えていく…


「ちっ、また離れなきゃ危ない。」


窓を開け飛び出す。


それをナツは見ていた。


「ハルやっぱり行った。追いかけなきゃ。」


寝ている振りをしていたがバレずに済んだ。とりあえず追いかけなきゃ。


ナツはウルフ。ウルフの魔法を使い潜在本能を引き出し、移動速度を軽々ハルキを超えてしまう。


「誰だっ」


揺らぐ視界の中で誰かが迫ってきてる。


「僕だよ。ナツだよ。」


いつもより雰囲気は違うが確かにナツだ。


「うんん、そうじゃないの。」


だめだ、もう何かを止められない。


「何が違うんだ?」


剣は持ってない。戦えない。がナツに駆けていく。


「っ!!ハル!?」


ナツの太刀と俺の手がぶつかる。がなぜか斬られない。


手をよーく見てみると確かに俺の手に太刀がぶつかっている。なのに切られない。なぜだ?どうなってる?


「今のハルはハルじゃない。目の色も違う…けど。今のハルはこっ、怖くない。」


「足が竦んでいるぞ?強がりはよせ。」


喋り方も声も違う。何より、手が剣より速く動く。風が遅く感じる。これは俺なのか?


「なんなのこの強さ。剣とは違うけど剣ほど威力はない。だけど圧倒的な手数に速さ。ハルより強い。」


俺が戦っているのか?本当に俺?このまま俺じゃ無くなるのでは?


「獣の血よ。騒ぎひととき我に力を差し出してくれ。本能をさらけ出せ!【ウルフオブブラッド】」


なんとか手数で返したい。


ガサッ


「なっ、こんな時に!?」


見た目はひょろっとし、背は高いがハンマーを持ったモンスター。


そんな時こそ乱入者は現れてしまう。

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