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エピローグ
神官の記した歴史の書には初めての女帝とその横に並ぶ二人の大臣の絵が有る。彼らの事は余り詳しくは書かれてはいない。何故なら、歴史の書とは何か特殊な事が起きなければ記されないからだ。女帝の誕生だけが特殊な事であったこの時代、他に記される事は余り無い。それだけ平和な時だったし、その後の歴史もまた薄い。この安定が壊れた時始めて分厚い歴史書が現れるだろうが、はたしてそれが来るかは分らない。
漆黒の暗闇に点々と光り輝く星々をバックに三分の一だけ素晴らしく輝く惑星がある。そこは昔持っていた全ての科学力を捨てた平和な人々が暮らす安定した惑星である。惑星自体は完成するまでまだかなりかかるが、そんな事を知らずに人々は平和だが精一杯生きている。
この植民人工惑星は静かに宇宙に浮かび、そして作業が完了している陸地と海にまた日が差し美しい青い色を醸し出した。
終り




