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20世紀シーン3 吉永帰還
この頃になると金城は、既に安藤の兄貴分格の羽振りとなり、界隈を闊歩するようになった。元々強靭な体に加え、頭も切れる男であり、石橋に歯を向ける事も無い。
そんな金城の所に、山根組が経営する、御茶屋に出入りする吉永が現れた。
「吉永・・お前、こっちに戻っていたのか。生きていたんだな」
金城が、吉永に驚いた。
「はい、あれからアメリカ本土まで捕虜となり連れて行かれて、私は散々な目に遭いましたよ」
「俺は、お前の所の戦線を知らないから、確かに奇跡に近い生還だよな、良かった」
「・・・・」




