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佰肆拾字のお話(x2版)  作者: 紀之介
111~120

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59/60

傍目には…/お使いになられますか?

傍目には…



「えーとぉ…シャツが……」


「裏返しなのは、わ・ざ・と。」


「─ もしかして、靴も?」


「そう♡ 左右違うのは あ・え・て♪」


「・・・」


「何…?」


「いや、本人にはファッションでも、傍目には 粗忽な人にしか見えないだろうなーって。。。」



====================


お使いになられますか?



「もしご希望なら、あなたには ある権利の行使が認められています」


「そ、それは…どんな……」


「不幸になる権利で御座います」


「…は?!」


「お使いになられますか?」


「こ、行使すると どうなるんです!?」


「─ 当然、不幸になります。」


「。。。」

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