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毎日スパルタですっ!!

 「お嬢様。大蛇の森へつきましたよ。」

ここが大蛇の森。案外きれいなところね。陽がさしていて、緑がきれいに見える。

 「ここからは、歩いていきましょうか。」

 「そうね。」

いろんな虫の声が聞こえる。全然怖くなさそう。

 「お嬢様。足元にお気をつけくださいまし。ヘビがたくさんおりますので」

え?

 「ぎゃあああああ!!嫌だ。私帰りたい。」

 「では、私がおんぶいたしましょう」

 「そうして。」

なにこれ?ヘビが大量にいるわ。もう最悪!!

 「つきましたよ。」

 「何ここ?」

でかいけど、この家の建て方はみたことない。普通の家はコンクリートで出来てるはずなのに、木と鱗で作られてる。

 「こいつが噂の娘か。」

 「ええ。これからよろしくお願いいたします。では、私はこれで失礼いたします。」

 「おい。お前名前は?」

 「一応エラです。」

 「適当につけたのは名前とは言わないよ。まあ、それは良い。私は、この蛇御宿の女主人の、フオレットだよ。とりあえず中に入んな。これからの事を話さないと行けないんだから。」

 「わかりました。」

宿なだけあって広いわね。

 「まず私の能力は蛇魔法だ。そして、大蛇の森には大蛇神様に守られてきた一族が住んでいる。私もその一族の一員だ。この家には、私含め3人の女がいる。そして、お前には、この宿の手伝いをしてもらう。」

働くってこと?修行とかするんじゃないの?

 「もちろん修行もするよ。安心しな。ああ、そうだ一族の名前は、セクレテリー一族。まあ、まず家の仲をザクッと紹介して、仕事を説明しようか。レモンテイーだよ。」

 「はい!ありがとう。」

 「まず、お前は、まだ6歳だろ。12歳まで学校に行きなさい。そして13歳から15歳まで都会にでて、セクレテリー一族がやっている中学校に通ってもらう。」

怖そうに見えるけど、意外とちゃんと指導してくれるんだな。

 「2階にエラの部屋がある。これが服。」

普段着のワイシャツに黒のスカート、寒い時用の肌色のカーデイガン。これは、制服?

 「ワイシャツと黒のスカートは、修行の時、仕事の時に来なさい。で、この黒いジャンバースカートは、制服。部屋着は、2人の子どもたちに聞きな」

 「はい。」

階段、木で出来てる。ここは、屋根裏部屋?案外広いのね。あっ女の子達がいる。

 「こんにちは。」

 「この黄色のボブは、セクトリーヌ・スターレイル。5歳。授かった魔法は、星。」

星の線路。いい名前ねえ〜。

 「ども。」

 「すごくシャイだから気にするな。」

 「んで、この黒髪ロングの子は、13歳。キローレン・ハイトーン。魔法は、ピアノ」

ハイトーン。明るい、高音。

 「ハイトーン、エラに色々教えてやれ。」

 「こんにちは。エラ。フオレットから話は聞いたわ。ここで、みんな寝泊まりしてるの。あなたの部屋着は、私がぬっておいたわ」

 「ありがとう。ハイトーン姉さん。ハイトーンっていい名前ね。」

 「ふふっ。ありがとう。部屋着は、あなたの青色の髪すごくきれいだから、似合うように白いワンピースに黒いベルト、そして、青いひらひらをつけたの。左右にね!!」

 「すごくきれい!!ありがとう!」

 「あっそうそう。仕事内容を話しておかないと。学校は基本的に8時30からよ。6時に起きて、山の頂上にある川から水を一杯ずつ組んでくるの。ダッシュでね!そして、朝ご飯を作る。お客さんが止まってたら、その人達の分は、セクトリーヌが作ってくれるから。で、朝ご飯は、上で食べる。それから学校に行く感じかな。」

 「ハードスケジュール、、、」

 「これから一緒に頑張ろうね!!エラ!!」


1日目

 「おはよう!エラ!」

もう6時?いつも自分の気分次第に起きてたから、めっちゃ大変じゃん!

 「ハイトーン姉さん。朝ご飯は、何を作ればいいですか?」

 「朝は大体パンとチーズ。おなかすいてる方だったらシチューを食べて、」

忙しい!!普通の人たちの生活ってこんなに大変なんだ!私楽してたんだなあ〜。

 「朝ご飯だべたらすぐ着替えて、学校行くよ。」

はあはあはあはあ。ダッシュでいかないと間に合わない。帰ってから宿題、復習、仕事もあるなんて、ブラックっっっ?



1週間後

 「やっと休み、、、。」

 「お疲れ様!」

 「エラ。」

えっ?スターレイルが初めて話しかけてくれたっ!!

 「ん」

 「これは?」

 「高級な緑茶。街に行って買ってきた。最近大変そうだったから、、、」

めっちゃ気遣いできる優しい子じゃん!!

 「ありがとう!可愛いところもあんじゃーん!」

 「うわっやめろっ」

初めて家族らしい事できたなあ。すごく温かい気持ち!

その夜、私は、2人に質問した。

 「ねえ、どうして2人はこんなにスパルタなのにいつもフオレットに感謝とか敬意をひょうしているの?

 「あーそれねー。私達ね、あの人に助けられたの。私、親に捨てられて、お金がかかるって理由で。ボロボロだった私を拾ってくれたのがフオレットだったの。」

 「私は、親が生まれてすぐに亡くなって彷徨ってたところを助けてくれた、、、」

根は優しいんだなあ。スパルタだけど!!

 「私ね将来は、ピアニストになりたいんだ!だから、18になったら、ここを出て、町で働く。」

 「明確な夢があるんだね!」

 「夢って良いものよ。だって全力で走れるもの。どれだけ辛くてもなんか楽しいんだよね!」

 「尊敬するよ!ハイトーン姉さん」

 「照れちゃうなあ。あ、ほら明日もはやいから早く寝なさい!」

ごまかしたなあ!まあ、全然いいんだけどっ!


 

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