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完璧なフルーツも、ナイフを手にすると切れてしまうんです。
たくさんの飴玉が箱から落ちる。
いろんな色で、キラキラ光っている。
「あっ、拾いますね!」
赤くなった顔を伏せるようにして、手で拾いだす。
「大丈夫です。僕が拾いますので。」
そう言って私より手っ取り早く拾い、直ぐにパンプキンの箱にいれた。
「あ、の、すみません」
「いえ」
にっこりと笑うその顔は、
とっても綺麗で、
とても儚く脆く、悲しい顔だった。
笑えてない…?
さっきからずっと、笑顔が笑顔じゃないみたい。
「あの…」
「はい?」
また微笑む男性。
「無理して、笑わないで下さい…!」
「え…?」
一瞬びっくりした表情をうかべては、
クスッと笑われた。
「へ?あ、あの、どうしました!?」
なんだかまた顔がカッと熱くなった。
( ̄□ ̄;)!!!
もうハロウィンから2日たっとるがな!!




