第十二話『騎士vs侍①』
天津猫です。今回は題名にある通り、何話かに分けようと思います。是非最後まで読んで頂けると幸いです。
ではどうぞ!!
第十二話『騎士vs侍①』
「言ったでしょ? 反撃だって……<円卓の13の騎士><太陽の聖騎士>」
アルメルトは現在対峙してロボットに向けて優しく……そして、何処か殺気を放つ。アルメルトの持っている伝説の王が振るいし希望の聖剣は太陽の様に燃え輝く炎を纏っていた。アルメルトが解放した太陽の聖騎士は原典のアーサー王伝説に登場する太陽の騎士、ガヴェインを模した技である。ガヴェインは正午に近づいていくほど強くなる伝説があり、この技も同じように正午に近づいていくほど威力が上がっていく。
「!……」
「君には見えるだろ? 僕の後ろにある太陽が」
ロボットは驚く。アルメルトの後ろにあるものに、太陽だ。そこには、アルメルトの後ろには太陽があったのだ。
「学園の為にも、友達の為にも…そこを退いてもらおうか」
アルメルトは燃え輝く伝説の王が振るいし希望の聖剣を横に回し、構えを取った。アルメルトが構えを取った瞬間ロボットは強烈な殺気を感じ取った。次の一撃で終わらせる気だと、ロボットはアルメルトの技が防御回避が不可能だと理解すると、自身に残っている全てのエネルギーを使い、キャノン砲を全て連射し始める。だが、ロボットの攻撃は全てが無慈悲にも意味を為さなかった。
「<太陽の聖騎士の剣><|燃え輝く終わりを知らない太陽>」
アルメルトは伝説の王が振るいし希望の聖剣を横に振ると、アルメルトの後ろにあった太陽も横に振られた剣と連動し、ズゴゴゴゴ!!!! ブォォォン!!!! 空中に浮く足場である地面を関係なしに抉り、全てを燃え尽くす太陽の如き一撃はロボットを飲み込んだ。
「ふぅ~。この技、天気と時間によって大分威力が変わるから、使いにくい技なんだよね……」
跡形もなく燃え尽きたロボットが居た場所に向って剣を地面に突き刺し、独り言を呟くアルメルト、上を向くとゴールが後少しだと分かる。ただ、足場である地面が極小になっており、一歩でも踏み外せば地上へと真っ逆さまだ。
「後少しか……頑張ろう」
アルメルトはそう呟き極小な足場へと足を進ませていった。スクリーンに映るアルメルトの姿を見ていた観客席側。観客席側は大盛り上がりだった。
「僕。あの人みたいになる!」
「かっこいい!!」
「あの剣、めっっちゃきれいだった!!!」
「あの年で凄いわね!」
「ああ! 今年のソムニウム学園の生徒は凄いな!!」
「これは随分と優秀な子じゃの~」
子供たちはアルメルトの姿に憧れを抱き、大人たちはアルメルトを褒め称えて。
「これ程とは……」
「今年は大豊作じゃの~」
「やはり娘の婿になってくれないだろうか……」
王族も貴族たちも驚きなど関心の声を上げた。もはやこの競技のメインはアルメルトだと、観客もソムニウム学園も誰しもがそう思った。たった一つの例外を除いて。エレクトゥス学園だけが不敵な笑みを浮かべていた、まだ終わっていない、と言いうように。
「何とかゴールできたね……さて、後はあの旗を抜けば勝ちだね」
アルメルトはゴールの旗がある頂上にたどり着いた。そのまま旗を抜き取ろうと旗に手を伸ばした瞬間。後ろから誰かが斬りかかって来た。
「あっぶな」
「む。ギリギリまで気配を消したつもりだったのだが……やるではない其方」
ギリギリの所で避けたアルメルトは後ろを向き、自身へと斬りかかって来た選手の姿を確かめた。
「まぁ伊達にこの頂上にたどり着いてないからね」
「違いないな」
「(僕がギリギリまで近づけられないと感づけなかった…………そして、何より」
「どうしたんだ? さっきから我から目を背ける?」
「いや、その、あの……………………………………胸元を閉めてくれないか」
「む?」
その姿はまごう事なき少女であった。一つ結びな黒髪のポニーテール、ルビー色の様なただ赤い瞳ではなく、焔のように綺麗なオレンジ色の瞳。そして、全開になった胸元であった。
「友からこれが普通だと言われたんだが?」
「その友達…大分ヤバい奴だと思う」
金髪のイケメン男子と黒髪の侍系美少女の初邂逅であり。此処から色々と潜入のタッグになったり、偽の恋人になったり、よく一緒に行動したりするようになる。ほんの遠い未来には■■したりする、そんな2人の初めての出会いは少し特殊だった。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。いや~ね? アルメルトにはそろそろ出会いが必要かなって思ってね。次回は今週中に出します。そして、この小説は最初から見直して、間違っている場所は訂正しようと思います。ストーリーは全く変わらず、文字などを訂正するだけです。
それではバイバイ!!




