第一話『愚か者の入学式』
天津猫です、第一話を読もうとしてくれてありがとうございます。
第一話
この世にある能力とは、遥か昔、創造主が作り出した12個の力だあり、そこから何万年もかけて派生していった。そして、12個の力はそれぞれ序列が付けられた。こう名付けられた『始まりの12の力』と、現在では6個までが確認されている。この世界では、未だに未発見っとされる序列1位が最強と言われているが、一つの伝説があった、実は創造主が作り出した12個の力はある1個の最強の力を元に作られたという伝説である。古い文献に少しだけ乗っていた、文献には、こう書かれていた《かの力、創造主さえも恐れる力、如何なる方法を使っても、かの力破ることできず、勝利の名を持つ力である》だが、それが書かれた、文献も時代の流れと共になくなっていった、何時しかその伝説は消えていったとされる。そして、時代は流れ。
「ただいまより、4月7日入学式を始めます」
「(危ない、何とか間に合った)」
赤髪の青年を起こし、もう少しで入学式が始まることを伝え、少女も何とか入学式に間に合った。少女は適当に空いていた席に座り、さっき会った青年について考える
「(それにしても、あの人ちゃんと来ているかな?)」
少女が心の中でさっき会った青年のことを考えていると、横から声が聞こえてきた。
「すまないが、君も賢者クラスの人だよね」
「え、は、はい、賢者クラスの折夏レイナです」
「はじめまして、僕の名前は黒波有馬です、よろしく」
「こちらこそ、はじめまして」
話しかけてきた、黒波有馬と、名乗った青年は、あの有名な黒波家のものなのだろう、黒波家とは、能力において上位に位置する家であり、また、軍人を大量にだす家とも知られている。やはり、この学園は有名な所が大量に来ているのだろう。そんなことを考えていながら、レイナは式へと意識を向けた
式が始まる少し前、コツコツ、一つの足音が講堂に向かっていた。彼の姿は、赤髪であり、サングラスをかけ、灰色のブレザーを着ていた。
彼の名前は荒波なぬい、愚か者に分類される生徒だ。だが、彼には賢者クラスを圧倒するいや、始まりの12の力さえも、圧倒する。能力を持っいた、その名は伝説とされる力である、能力『絶対勝利』相手がどれだけ強かろうと、相手がどんな能力を持っていようと、全てを上回り、全てを無効化し、世界そのものが、なぬいを絶対に勝利させる能力である。絶対勝利は常に発動している為、なぬいは今まで負けたことが無い。そんな最強の能力を持つ彼が何故愚か者クラスなのか、それは誰も知らない、ただなぬいは無言で講堂へと足を動かしていた。
「ただいまより、4月7日入学式を始めます」
「(やっぱり、入学式はつまらない)」
なぬいは講堂で入学式を聞いていた、なぬいは面白いや楽しいが、大好きなため、なぬいにとっては、入学式はただの退屈の塊であった。そんなことを考えながら、なぬいは自分の睡魔に身を委ねた……。
「おい、おい、起きろ」
「う~ん」
どうやら誰かが、なぬいを起こそうとしていた。
「誰だ~?」
「お、やっと起きたな、入学式が終わったのに起きないから、起こさせてもったぜ」
「それは、ありがとう、自分の名前は荒波なぬいだ、よろしく」
「おう、俺の名前は上内陽太だ、なぬいって呼んでいいか?」
「ああ、いいぞ、俺も陽太って呼ぶから」
「おう、よろしく、なぬい」
その少年は上内陽太と名乗った。彼もまた愚か者クラスに分けられる、証拠として灰色のブレザーを着ていたが、少し姿がどこかの西部劇に出てきそうな帽子に、2丁のピストルを腰に掛けていた。
「西部劇のガンマンみたいだな」
「よく言われる、まあ、ガンマンみたいな能力だからな」
「なるほど」
入学式に早速友達ができたなぬいであった。なぬいと陽太はその後、講堂からでたら、校門の前で何やら揉め事が起きていた。どうやら、賢者クラスと愚か者クラスが、言い合っているようだ、だが、そのうち愚か者クラスの方に、何人か賢者クラスの生徒が見える。
「また、いつもの賢者クラスの、プライドが暴走したんだろうな」
「だな」
陽太が忌々しく校門の言い争いを見ながら呟き、次の瞬間とんでもないことを言い出す。
「よし、止めてくるは」
「…………は?!」
「だから、止めてくるんだよ」
「陽太、お前正気か?、お前が行っても余計にめんどくさくなるだけだろ」
「それでもだ、困ってる相手は見捨てておけねえ」
「でも、どうやって止めるんだ」
「簡単だ、一騎戦を申し込む」
「な~るほど」
陽太が言い出した一騎戦とは、賢者クラスも愚か者クラスも両方に与えられた戦いであり、簡単に言うとタイマンである。なお、一騎戦を申し込まれた側は断ることも一応できる。
「おい、そこの賢者クラス、入学式に早速ケンカしてんじゃねえよ」
「誰だお前!!というか、愚か者クラスが口出しするな!!」
陽太は早速、言い合っている方の賢者クラスに話しかけたが、その賢者クラスはかなり苛立っており、陽太の話を聞こうともしない様子に、欠かさず陽太は
「おいおい、あの賢者クラスがそんなに怒ってどうしたんだよ」
「そこの愚か者クラスが僕にぶつかって来たんだよ!!」
「それは違います!!あなた方が先にぶつかって来たんでしょうが」
どうやら、賢者クラスのもの達が自分たちが先にぶつかって来たのを、愚か者クラスに指摘され、逆ギレしているらしい。そして、反論した少女の方を見ると。
「あれ、君たしか自分を起こしてくた人だよね」
「え、あ、あの時の赤髪の男の子」
「なんだ、知り合いかなぬい?」
「まあね、入学式の前に寝てたのを起こしてくれたんだ」
「お前、入学式の前も寝てたのかよ」
「あの時は助かってよ、自分の名前は荒波なぬいだ」
「いえいえ、当然のことをしただけです、それから私の名前は折夏レイナです」
入学式前の少女の名前を聞いて、穏やかな空気が流れていると、一つの怒声が響いた。
「いきなり現れやがって!!何なんだよ」
「お前らが、入学初日に校門の前で言い合ってるから止めに来た」
「愚か者クラスになにができる、黙ってかえ「お前らに一騎戦を申し込む」……なに?」
陽太の言葉になぬい以外のもの達が、ポカンとしていた。当たり前だ、愚か者クラスがいきなり賢者クラスにタイマンを申しこんだからだ。陽太の真剣な顔に、賢者クラスのもの達が一斉に笑い声をあげた。
「あはははははは!!聞いたか愚か者クラスのやつが、俺たちに賢者クラスに一騎戦を申し込むだと、あはははははは」
「な、あなた達」
「やめろ」
レイナが直ぐに反論しようとするが、なぬいが制止させる。
「あはははははは、時間の無駄だ失せろ」
「もしかして、怖いのか?」
「何?」
「俺に、愚か者クラスに負けるのが怖いから、勝負から逃げるのか?」
「お前、言わせておけば。いいだろうお前の一騎戦受けてやる、だが、こちらは3人、お前1人で戦えるのか?」
陽太の挑発に引っかかった賢者クラスのもの達は陽太に質問した、何故なら一騎戦は応じる人数によってタイマンをしないといけないからである。
「なら、僕がその一騎戦に参加するよ」
「な!!お前、愚か者クラスに肩入れするのか」
「肩入れ以前にあれは君達が悪いしね、僕が参加しちゃダメなのかい?この黒波有馬が?」
2人目の参加者として、賢者クラスの黒波有馬と名乗る青年が声を出した。
「お、マジで参加してくれるのありがとな」
「何、当然だよ」
「なら、最後はなぬい、お前が出てくれ」
最後になぬいが参加して決定と思ったら、レイナがなぬいに声をかけた。
「なぬいさん、大丈夫なんですか?」
「ん?どうして」
「いや、その、なぬいさんって戦えるんですか?」
一見、レイナの発言は見下していいるように見えるが、確かになぬいは陽太のような見るからに筋肉質というわけでもなく、黒波家のような有名どころでもない、青年が戦うというのだからレイナは少し心配だった、レイナはなぬいに怪我をしてほしくないようだ。
「大丈夫だよ、レイナ」
「え」
だが、レイナの考えを断つかのようになぬいは答える。何故ならなぬいには『絶対勝利』があるからである。
「自分は絶対に負けない……さあ、絶対勝利と行こうか」
チートの権化が動き出す。
次回は初の戦闘回です。
ここまで読んでくれてありがとうございます。間違っていた場所などは指摘してくださると嬉しいです。
では、また




