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魔法少女戦士マジカルファイターズ  作者: 炎山ヒロト
 第一章誕生 魔法少女ヒーロー
5/15

第五話登場スーパーマシン(中編)

やっと完成した中編です。読みにくい所は多々あるかもしれませんがご了承下さい。

ミサキと会った日の翌日、俺は女の体でマシンで高速道路を走っていた。理由はミサキを探し出し会う為だが、今回は万が一に備えてヒュウガも同行している。しかし彼女を見つける事が出来ずにいた。

「ミサキの奴一体どこにいるんだ?」

俺がもどかしい様子でそう言うとヒュウガは落ち着いた口調で返した。

「落ち着け、焦っても何も始まらないだろう」

そんなヒュウガの言葉を俺はこう返した。

「確かにな」

俺達がそう話していると、何者かがマシンと共に俺とヒュウガの間に入りそれを見た俺達は動揺した口調で言った。

「何っ」

そしてその相手の正体に気づいた俺はこう言った。

「初対面の時といい今回といい神出鬼没だな、ミサキ」

俺が100キロを維持したままそう言うとミサキはこう返した。

「最高の褒め言葉だよ、お前が風間ヒュウガか?」

その言葉を落ち着いた口調でヒュウガは返した。

「俺の事も知っているとは、さすがだな」

その言葉と共にヒュウガは俺と同じ速度を維持し、彼女もそれに気づきこう言った。

「やるな」

そんな彼女の言葉をヒュウガは冷静な口調で返した。

「お前もな、レンが言ってた通りだな」

そして俺達は近くのパーキングに入りマシンを止めた。


ヒュウガはミサキに尋ねた。

「お前、俺達の事どこまで知ってる?」

その問いにミサキはこう答えた。

「お前等が変身前でも体の性別を変えられる事も含め全部だ」

そんな彼女の言葉をヒュウガは動揺した口調でこう返した。

「何だと!」

俺は動揺を隠せず、ヒュウガの言葉に続けて言った。

「マジかよ」

俺達二人は呆気にとられて言葉を失った。そんな俺達に彼女はこう言った。

「おいおい、さっき全部知ってると言っただろう」

その言葉で俺達は我に返り、俺は彼女にこう言った。

「そうだったな、しかし俺達の体の事まで知っているとは」

ヒュウガは思わず心の中で言った。

(こいつは一体何者なんだ?)

するとミサキは突然何かに気づき俺達に言った。

「はっ、危ない二人とも回避しろ!」

そんな彼女の言葉を動揺した口調で俺達二人は返した。

「何っ」

俺達はすぐさま飛んできた攻撃を回避し、成功したのを確認した後、俺は二人に言った。

「二人とも大丈夫か?」

その俺の言葉をミサキ達は頷きながら返した。

「ああ」

そして俺は落ち着いた口調でこう言った。

「しかし、今のはどう見たって大砲かバズーカ砲の着弾音と爆発音じゃないか?」

そしてヒュウガは冷静な口調で俺の言葉に続いて言った。

「一体誰が?」

俺達二人がそう話しているとミサキが現れ言った。

「さっきの攻撃は間違いなく俺達を狙っていた、警戒した方が良いぞ」

そんなミサキの言葉を俺はこう返した。

「そうだな、俺もさっきの事を皆に知らせた方がいい気がする」

するとヒュウガはこう言った。

「一度基地に戻った方が良いな、お前はどうする?ミサキ」

ヒュウガがそう尋ねると、ミサキは落ち着いた口調で答えた。

「俺も同行させてもらう、他の二人に俺の顔知ってもらう必要があるからな」

そんなミサキの言葉を俺は頷きながら返した。

「分かった」


こうして俺達二人はミサキと一緒に基地に戻った。そして基地に入った彼女は二人にこう言った。

「日向ミサキ、お前等の事も知ってるよ、エマそしてトウマ」

するとエマは彼女の言葉をこう返した。

「僕達の事を知ってるなんて」

そんなエマの言葉に続いてトウマが言った。

「なるほど、レンが言った通りだな」

そのトウマの言葉をミサキは冷静な口調で返した。

「そう言う所を見ると、俺の事ある程度知ってるようだな」

ミサキのその言葉をトウマは珍しく落ち着いた口調で返す。

「ああ」

俺はトウマの言葉と態度に、驚きつつも言葉を返した。

「お前にしては珍しいな、どういう風の吹きまわしだ」

俺がそう言うとトウマは照れくさそうに言った。

「良いだろう、別に」

照れ隠しをしているトウマを見ながら心の中で俺は言った。

(しかし、さっきの攻撃は一体何だったんだ?)

俺が一人考えているとヒュウガが現れ、図星を突く様にこう言った。

「どうやらお前も同じ事を思っていたようだな」

そんなヒュウガの言葉を何時に無く冷静な口調で俺は返す。

「そう言う所を見ると、お前もか」

その俺の問いにヒュウガは頷きながら答えた。

「ああ、けど気になるのはミサキのあの身体能力だ」

そのヒュウガの言葉を落ち着いた口調で俺は返した。

「確かにな、あの身体能力と動体視力もしかすると?」

そして俺はミサキの方を見て心の中で言った。

(まさか?)

その時俺はある確信を抱いていたがひとまず心の中に留めていた、するとミサキが現れこう返した。

「さてと、顔を合わせたし俺はこれで」

ミサキがそう言うと俺は落ち着いた口調でこう言った。

「どこへ行く?」

俺がそう聞くと、ミサキはこう答えた。

「それは?」

ミサキがそう言うと俺は冷静な口調でこう尋ねた。

「良かったら、今日泊まっていけよ帰る所無いんだろ?」

俺のその言葉をミサキは図星を突かれた様にこう返した。

「なっ、何時から気付いていたんだ!」

俺は動揺を隠せないでいるミサキの問いに答えた。

「答えは簡単さ、これまでのお前の行動を見れば大体な」

俺がそう言うと彼女はこう言葉を返す。

「どの位気付いた、俺の事?」

そんな彼女の問いに俺はこう言って答えた。

「お前と会った時薄々な、野宿してたんだろう今まで?」

俺のその言葉をミサキは落ち着いた口調で返した。

「その通りだ、まさかこれまでの行動を見ただけで気付かれるとは思わなかったよ」

彼女の言葉を俺は冷静な口調で返した。

「俺は元々親がいないんだ、だから分かる」

俺がそう言うと彼女はこう言い返した。

「そうか、お前も・・・・」

その言葉を聞いた瞬間俺は心の中でこう言った。

(やはり、こいつも俺と同じかもしくは?)

すると彼女はこう返した。

「ああ、分かったよ」

こうして彼女は基地に泊まる事になった。


そして夜になり部屋にいる俺の元にヒュウガが現れ言った。

「お前、もしかして自分を重ねていたのかあいつに?」

その言葉に図星を突かれた俺はヒュウガの問いに答えた。

「ああしかし、二人揃って男の姿で話す事になるとはな」

そんな俺の言葉をヒュウガは落ち着いた口調で返した。

「良いんじゃないか、たまにこう言う事があってもさ」

そんなヒュウガの言葉を俺は冷静な口調で返す。

「確かに、そうだな」

俺がそう言うとヒュウガはこう返した。

「なあ、あいつもしかすると俺達と同じかもな?」

その言葉に頷きながら俺はヒュウガに言った。

「ああ、恐らくあいつが五人目だ」

そう俺はミサキが元々男子である事に気づいていた。そしてそんな俺にヒュウガがこう尋ねた。

「やはり、お前も同じ事を思っていたか」

そんなヒュウガの言葉を俺は冷静な口調で返す。

「そう言う所を見ると、お前も気づいた様だなあいつの正体に」

その問いにヒュウガはこう答えた。

「ああ、恐らく五つ目のストーンはあいつを選んで融合した可能性があるかもしれない?」

俺達二人がそう話している頃、ミサキは浴室で一人入浴しシャワーを浴びながら言った。

「誤解されない様にする為にも、そろそろ行動起こさないとまずいな」


翌日ミサキは基地を出てマシンで走り去った。そして俺が皆に昨日ヒュウガと話していた事を女の姿で打ち明けるとトウマが動揺した口調でこう言った。

「何っ、あいつが五人目ってどう言う事だよ!」

そんなトウマの言葉を俺は落ち着いた口調で返した。

「落ち着け、トウマこれは可能性の話だ」

俺のその言葉に続いてヒュウガが言った。

「それを裏付ける証拠があるからな、一つは奴の言動だ」

その言葉を聞いたトウマは突然気が付き言葉を返す。

「そうか、あいつが元々男で俺達と同じなら」

トウマのその言葉に加わる様にエマが言った。

「これまでの言動に納得が行く」

そして全員の推理が裏づいたのを確認し俺はこう言った。

「そう言う事、俺はもう一度奴に会ってみる、皆は?」

そんな俺の言葉をヒュウガは冷静な口調で返した。

「ああ、万が一に備えて待機して置くから後は任せろ」

俺はその言葉に頷いた。


その後ミサキの後を追ってマシンを走らせていると、謎の爆撃を受ける。

「くっ」

俺はすぐ変身し態勢を整えた。その瞬間何者かが俺を救った。

「シャイニングブラスター!」

その技名と共に彼女が右手から放った技は何とバーニングブラスター以上の破壊力があった。そしてそれを証明するかの様に全ての爆撃を一撃で吹っ飛ばし、俺はその光景を見て一瞬唖然となった。すぐに我に返ってマシンから降りると彼女は俺の目の前に着地してこう言った。

「マジカルホワイト、それが俺の名だ。大丈夫かレッド?」

いきなりの登場と名乗りに俺は心の中で言った。

(俺達と同じ姿に白いカラーリング)

動揺を隠せないでいる俺にホワイトは言葉を返す。

「間に合って良かった。」

その言葉を聞いた瞬間、俺は我に返って落ち着いた口調で返した。

「助けてくれてありがとう、けどお前は一体?」

ホワイトの姿を改めて見た俺は心の中でこう言った。

(まさか、こいつが五人目か?)

俺はその確信を抱いたまま彼女を見ていた。するとホワイトは冷静な口調でこう返した。

「お前の推理道理さ、俺は五人目だ」

そのホワイトの言葉を俺は動揺した口調で言った。

「何ッ、じゃあ最後のストーンはお前の体と融合を」

そんな俺の言葉を彼女はこう返す。

「ああ、一応透視して確かめて見てくれ」

そう言われ、俺はホワイトの体を透視し彼女の体とストーンが確かに融合しているのを確認してこう言った。

「確かに、融合状態が俺達と同じだ」

するとホワイトはその俺の言葉を落ち着いた口調で返した。

「分かってくれたみたいだな、他の三人にも会う事になる・・・・」

その言葉を残し、ホワイトは俺の前から歩き去って行った。

そして俺はホワイトの言動から彼女の正体に気づき心の中で言った。

(ホワイトの正体はやはりあいつかも知れない)

その確信を懐いた俺は、皆にホワイトの事を通信で伝え基地に戻った。


その後全員で話し合いを始め、最初に口を開いたのはエマだった。

「間違いなくミサキの様な気がする?」

そんなエマの言葉をトウマは落ち着いた口調で返す。

「ああ、それなら奴が俺達の事を知ってるのも納得がいく」

そのトウマの言葉をヒュウガは冷静な口調で返した。

「確かにその可能性はあるな、けどまだ状況証拠だけで断定するのは早すぎる。」

ヒュウガがそう言うと俺はこう返した。

「だがホワイトが五人目なのは確かだ、その証拠にあいつの体はストーンと完全に融合していた」

その俺の言葉にヒュウガ達は思わず動揺し叫んだ。

「何ーッ!」

その直後三人は呆気にとられて言葉を失うのだった。そしてその状況を見て俺は皆にこう言った。

「落ち着け、皆ッ」

その言葉でヒュウガ達は我に返って冷静さを取り戻し、そして俺は言った。

「間違ないだろう、あいつが五人目で」

俺がそう言うとヒュウガはこう言った。

「じゃあ、やはり?」

俺はヒュウガのその言葉を落ち着いた口調で返した。

「恐らくな、それとヒュウガお前に一つ頼みたい事がある」

そんな俺の言葉をヒュウガは冷静な口調で返した。

「ああ、分かっている、ミサキの過去を調べれば良いんだろう」

ヒュウガがそう言葉を返すと俺はこう言った。

「ああ、俺はあの砲撃の正体を調べながらミサキをもう一度探してみる」

俺がそう言うとヒュウガはこう返した。

「分かった、後の事は任せろ」


俺はヒュウガの言葉に頷き基地を出た後、マシンでミサキを探しに行ったが彼女は一向に見つからなかった。そして夜になった時、俺は川沿いの近くにあるパーキングにマシンを止めてその川沿いの中にテントとミサキのマシンを見つけた。

(まさか?)

試しにその中を覗き見た瞬間俺は動揺した口調で言った。

「ミサキ!」

何と驚いた事に中にいたのはミサキだった。そして彼女はこう返した。

「お前、何でここに?」

彼女のその言葉を落ち着いた口調で俺は返した。

「それはこっちの台詞だ、と言うかこんな川沿いにテント張るなんて」

ついでに中を調べて見ると、寝袋並びに衣服やキャンプ用道具があるだけでありそれを改めて見た俺は心の中で言った。

(こいつ、もしかして)

すると俺はミサキに冷静な口調で尋ねた。

「ミサキ、お前ひょっとして泊まる場所を変えながらこれまで一夜を過ごして来たのか?」

俺の問いにミサキは答えた。

「ああ、そうだ」

それを聞いた俺は動揺した口調で言った。

「何っ、マジかよ」

すると俺は呆気にとられ、唖然となると共に確信した様に心の中で言った。

(間違いないホワイトの正体はこいつだ)

そして俺はミサキに言った。

「一つだけお前に聞きたい、マジカルホワイトの正体はお前なのか?」

その俺の問いにミサキはこう答えた。

「ああ、そうだ俺がホワイトだ」

それを知った俺は一瞬唖然となった。

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