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投げつけろ
特別って偉い人が意味ありげに呟いた
廻る 青い 大地
心にも無いのにイジワルで取り繕う
不安 未来 遠い
確かな一歩でカラフルになろって
黄色い妖精に言われた気がした
止めるな
僕達はいま
話なんか聞きたく無いんだ
大きく手を広げてジャンプ
例え未熟者でも
行けるか
僕達に問う
煩わしい光を掴んで
引っこ抜いて何処か遠くに
投げてやるんだ
身体が受け入れない都合がいい歳なんて
曇り 嫌い 話
憎たらしいのは紛れもなく正しくて
昇る 赤く 白い
どうしようもなくつまらない人に相槌打って
虎視眈々と思考を飛ばしている
不思議だ
不安に襲われて
理由もなく理解に苦しんで
何遍も言わせるんじゃねぇぞ
止めてくれるなよ
行くんだ
亀のスピードで
勝負は隅に置いといて
結局疲れてすぐに足踏み
でも、だけど、勿体ぶらずに




