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作詞  作者: 詩に書かれる人
215/241

ダーリン

darling、だーりん、ダーリン

三部作


自分で自分へ

地上の絵を等間隔に

飛行機から眺めようとした

めんどくさくても霧雨を愛して欲しい

ぼやけてにじんでも

なんとか


ブラシで削る

線はいつまでも七色を消さず

無理矢理立たせた洗顔クリームの泡


完璧超人 ダーリン 辻褄は如何だろう


「愛した貴方と言い」

「愛された貴方と説く」

その心の奥底に


弾き合う 言葉の口笛

難しい方が返っていいのかも

天国か宇宙から観測したら帰って来てね

惹き合う 二人と一人で

くれぐれも無理はしないでね


「思い描いた片仮名になり

二つ結び 緩やかに痛い

好きになればなるほど

包丁のように尖るのは何故

二ヶ月前の若さならば

濃いリップをつけてはしゃいでた」

忘れようとしないように


誰かが悪いって私が悪いって

決めなくてもいいけど


「愛した僕でも良い」

「愛された僕を説う」

その心の憶測に


引き合う オーロラの行方

優しいくらい語っていいのかも

過去か未来から反則したら帰って来てね

惹き合う 一人と交互で

だからこそ今でもいいよね


骨が軋むくらい胸よ 張り裂け

独りも悪くない

今は雫を溢す時かもしれないから

万葉の調べ 届くなら届け


『親愛なるアナタたちへ』

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