第四十話 SHINDO、その八 「シルバースネイル」 (脳緑髄、その2)
「シンドー・・・」
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・・・・・・
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脳緑髄の世界・・・
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刻み蠢く異世界・・・未知なる足取り・・・深々とその・・・皺と皺との流動の・・・鬩ぎ合いすなわち・・・忘却の渦潮・・・未来と・・・深淵の結晶世界
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脳緑髄
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「無口よ・・・」
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深遠なる脳緑髄の道・・・未知に満ち満ちて・・・
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・・・・・・
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・・・・・・
脳緑髄
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真なる覚醒者、浪藤吉藤吉浪の三位一体のひとつ
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「・・・・・・」
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「・・・・・・」
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シンドー
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謎の中年、シンドー無口
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歩くあるくアルク・・・
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電球がぶら下がっている・・・
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水銀の痕跡が引き摺られ・・・
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・・・・・・
・・・・・・
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ここは・・・
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・・・・・・
・・・・・・
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脳髄の美しいカッティングエッジを滑りゆく・・・凄まじい速度で・・・ペタリ、ペタリ、のそり、のそりと・・・
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銀は奔った!!
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透明なる、緑髄の、硬室で永遠なる結晶体
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深遠なる脳緑髄の道・・・
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べたりべたりと・・・
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匍い尽くし・・・シルバースネイルは・・・
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びゅっびゅっと・・・銀色の粘液が噴きだして・・・
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深遠なる床に、纏わり着いた・・・
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水銀の痕跡・・・
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深淵・・・
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「深淵よ・・・・・・」
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武将、脳緑髄
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「・・・・・・」
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「おい、そこの不気味な生き物」
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「????」
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・・・・・・
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銀色をした・・・
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シルバースネイル
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・・・・・・
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「おい、聞いてんのか??」
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武将、脳緑髄
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「・・・・・・」
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「シンドー・・・」
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銀色をした・・・
↓
・・・・・・
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シルバースネイル
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「・・・・・・」
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武将、脳緑髄
↓
シルバースネイル
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シンドー無口
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「・・・・・・」
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「おい、無口よ・・・」
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「・・・・・・」
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武将、脳緑髄
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・・・水銀の痕跡
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シンドー無口
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「・・・・・・」
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・・・・・・
脳髄に宿る孔・・・ああ俺は失われた俺自体だ・・・風が通るたび・・・これまでのすべてが風化していく
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もうすでに完了している
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せかいは消えている・・・銀色の・・・ただ砂埃だけ舞って・・・遠くへ運ばれて、無くなっていったのだ
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・・・・・・
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俺はもういない
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深淵はふかく延び墜ちる
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俺は誰だっけ
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すべては流れさり
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すべては水銀の痕跡
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・・・・・・
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俺を
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徒労・・・
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掻き消し
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不条理・・・
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俺は
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自殺・・・
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延び墜ちる
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人工の・・・
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・・・・・・
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風が通る
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夢うつつ・・・
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崩れ堕ちた
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追って・・・
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せかいは消えた
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甘美なる・・・
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脳髄は風化して
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甘味のなかの・・・
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完了している
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千里眼は・・・
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流れる風の通り道
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!!!
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シンドー・・・
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紫の脳髄サラサラと堕ちていく黄金の忘却水銀風化する風化する風化する風化する風化する風化する風化する風化する風化する風化する風化する風化する・・・・・・
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深淵から見下ろす
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さらさらと淀みなく美しい音楽みたいに流れゆく
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あれは生命ってやつだ
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星々
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・・・・・・
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大銀河超銀河のフィラメントがサラサラと
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砂埃の乱舞と秩序の運動が伸び乱れるようで永遠に繋がっている・・・・・・
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・・・・・・
・・・・・・
断ち斬りたい
・・・・・・
どんなに銀色をした銃であっても
砂埃の流れを断つことが出来ない
・・・
・・・
ならば
・・・
深淵を掻い潜る
俺はばらばらにホドケユク
・・・
銀色の痕跡・・・
・・・
深淵を遥か斜めに破り去る
・・・
シンドーよ・・・空洞はお前で・・・深淵は銀色をした・・・俺はお前に・・・つまり銀色をしたお前に・・・つまり・・・水銀の痕跡を纏わり着かせている・・・シルバースネイル・・・忘却への道中よ・・・すなわちお前こそ俺なんだ・・・
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「イ首レ無イ氏ザ胴ー体ヘ頭ッ脳ド」
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武将、脳緑髄
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イ首ッ脳ドヘ頭ー体ー体ザ胴ザ胴イ首イ首ヘ頭レ無ー体レ無ッ脳ドイ首ザ胴ー体ッ脳ドイ首レ無ヘ頭ヘ頭ッ脳ドレ無ザ胴イ首ヘ頭ー体レ無イ首ッ脳ドザ胴ッ脳ドー体レ無ー体イ首ザ胴レ無ヘ頭ッ脳ドザ胴レ無ヘ頭・・・・・・
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脳緑髄のゴツゴツとした岩山の岩盤、反響、粉塵!!!
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ベチャッ!ベチャッ!ベチャベチャベチャッッッ!!!・・・
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飛沫する水銀の粘液!!
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エターナラルドの透明なる深緑の、頑強なる岩面に・・・だらりと垂れ下がって・・・
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・・・・・・
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深々と刻み蠢く異世界への扉・・・
俺は
斜めに
斬り裂いた
・・・
・・・
魔境・・・
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緑髄のボイド。未来と深淵の結晶世界、脳緑髄の魔境・・・大ボス、ピクシーズの鎮座するステージ・・・・・・
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武将、脳緑髄、シンドー無口
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「・・・・・・」
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ボイド・・・深遠なる深淵世界、静謐・・・無論、底果てなく、荒涼としていた・・・・・・
参考曲
Silver Snail-Pixies




