↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/9

5旦那サイド

「結論から申し上げますと、確実に不貞しているとは言えません」


「は? 絶対浮気してますよね、男いますよね?」


「ご指定の日に奥様が人と会っていたのは事実です。高校の同級生のようで、駅で夕方6時に待ち合わせていました、背の高い男性です」


「やっぱり……」

俺は浮気を確信して口元のにやつきが抑えられない。


「お二人はスーパーで夕飯の買い出しをされましたが、明らかに二人分ではありませんでした。

その後マンションの男性の部屋に2人で入りましたが、15分ほどしてもう1人女性が、その一時間後にあと2人、男性と女性がその部屋に入りました」


「は?」

もしかして、複数人でお楽しみってことか?

清楚な顔してすることエグいな。

まあ慰謝料取れる人数増えるか?


「その後ずっと部屋を見ていましたが電気が消えることはなく、物音もせず、夜中2時頃に2人の人物がコンビニでモンスターと眠眠打破を購入しています」


「ゴム買ったりは」

「していません」

ピル飲んでるからか?

ふざけやがって。


「その後ですが、5人のうち2人は朝7時に帰りまして、奥様は駅で待ち合わせていた男性ともう1人の女性と東京ビッグサイトに向かっています」


ん? なんか雲行きが怪しい気が……。


「結論から申し上げますと、奥様は東京ビッグサイトで行われたコミックパーティ ハロウィン編に『赤目のギアナ』ジャンルで参加されております。前日は追い込み作業されていたのでしょうね。会場終了と共に寄り道なくご帰宅されています」


という訳で、不貞の事実は確認出来ませんでした、と探偵は言った。

まさかそんな……と思ったが、探偵は50万円の調査費用の請求書を置いて帰った。


どーすんだよ……慰謝料で払うつもりだったのに……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。