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2.

クリスマス、といえば恋人同士のロマンチックなイベント。

結婚してからもそれは変わらないと思っていた、去年までは。


出張が入って一緒に過ごせない、って言われて、なんて会社だ! って憤慨したけど、それは嘘で本当はユリカちゃんとディズニーお泊まりデートだったんだね。


それを知った時、今までうっすら感じていた違和感か全てカチリとハマる感覚がして、怒るというよりただ「気持ち悪い」しかなくなってしまった。


夫婦生活はそれまではちゃんとあったけど、私はそれ以降体調不良を理由に断っている。

もちろん旦那は不満たらたらだけど、毎月通っている婦人科の明細を見せれば黙る。

どうせユリカちゃんに慰めてもらっているのだ、私に構わなくて結構。



一生を誓った人に裏切られた、ということに怒りという感情が出なかったからと言って、私に何の感情もないということにはならない。

怒りの感情の代わりに生理不順や情緒不安定といった症状が出るようになったため、今は婦人科でピルと漢方薬を出してもらっている。


不倫が分かった年のお正月、向こうの実家に帰省するのはかなりメンタル的にキツかった。

いつもは2泊するが、私は体調不良を理由に一泊だけして2日は実家に帰った。


結婚してから3年、一回も実家で年を越したことはなかった。

嫁に来たんだから旦那の実家に行くのが当たり前と言われてきた。

向こうのご両親はそんなことは一言も言ってないのだが……。むしろ私の実家に行かなくていいのか心配してくれるくらいだ。


こんなにいい人たちまで、旦那と血がつながっているという理由で嫌いになってしまうのが申し訳なかった。


両親には旦那とうまく行ってないということを話した。

離婚するかはゆっくり決めるから、静かに見守って欲しいと伝えると、いつでも味方だからね、と抱き締めてくれて泣いた。

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