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元オッサン、猫と仲間とのんびり異世界生活 ⭐️闇を穿つ異世界珍道中⭐️  作者: 猫を愛でる会
第三章 闇蠢く五魔侯揃わず。
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第70話 ルーシエの旅路

 私はルーシエ・セイルーン、気高き美しいプリンセスですわ。

 従姉妹には私には劣りますが、美しさは私に次いで次位は可愛いですわ。

 その従姉妹にして、私の親友でライバルのエリエル・エルベスト、愛称はエリーは私が付けた愛称、エリーは微妙な顔をしたけど知った事では無いですわ。


 そして私の双子の弟、ミリアルド・セイルーンは無駄に真面目で、だけど回りに恥と思わずに分からない事は聞き、聞かずに恥をかくより聞いて知り糧にする真面目さんです、あと私に魔法をもっと真面目に習えと説教をします、生意気で頼りに成る自慢の弟です。


 過保護な父クロノは普段は良き王です、私が絡むと乱心しますが……黒騎士バーンは、たまに昔の婚約者探しに苦悩し叫び煩いしです、煩いしから振られ逃げられたと言う噂は絶えません。


 母ミリアナは、私の将来は自分で掴み取りなさいと言う、恋愛に対し寛大な良きお母様ですわ。


 ですが家庭教師兼、警護メイド長を私に付けたのは困ります、昔は騎士団親衛隊に居る、ヘクターの恋人だったらしいですが同じく親衛隊のルーシにより、破局したとの噂を聞きましたが本当らしいです、そのヘクターの元恋人のリーリア曰く『男を取られる前に、キープは必要ですよ姫様』と、背後に炎が見える程の熱量で言われましたわ。


 後に私はこの言葉により、あのお方を忘れられずに共に旅をするとは、この時の私には想像出来ませんでした、エリーは付いて来ませんでしたが、あの人達も居ると負けられない思いが強いですわね、あの頃は私も若かったですわ。


 さて私は、この時に自身の運命が動き出しリーリアは、運命の相手に出逢いますがそれと同時に、私の二人目の一つ年上の幼馴染みにして親友の、ベリーショートの金髪に目付きはやや悪いけど、意外と優しいけど初見の人には男の子に見えるらしいです。


 その男の子に間違えられる幼馴染みは、国を起した勇者の仲間の聖女の家系のリア・ソーマ・リアデルも、まさかの女の子扱いされた途端に乙女モードで、何時もガサツな一面が崩れる事に成ります、恋とは恐ろしくも甘美な甘い微睡みです、私はあのお方に出会ってなかったら知らなかった、女の子として愛される喜びや優しく教えてくれる、初めての体験は私を虜にしました。


 一番虜に成ったのは、リアとエリーよね………私がダウン後もおねだりしてるから、特にリアは彼の元に居続けた…………私は今の旦那様と結ばれるまで、彼とその女性達と旅をしたわ。


 そして私は今、故郷から離れた国で幸せで居る、それはあの日に遡る……。



「ルーシエ」

「はい、お母様」


 私は王家の執務室に通され、父はやや不機嫌だけど母には逆らえない、何故なら私の事に成ると周りが見えない父を叱るのは、女王である母の役割で尻に敷かれた父にしたら弱みでしかない、喧嘩も基本母に論破され大抵は私の婚約者の話に成る、因みに父は私を嫁に出したくないと駄々を言う。


 私は私の気に入った、容姿や名誉やお金ではなく私を一人の女として、大切に愛してくれる旦那様が理想ですが、ゴブリンやオークの様な魔物容姿は流石に無理ですわよ。


「此れから貴女には、旅に出て貰います」

「…………ほえ?」


 私はお母様の予想外の言葉に、変な声が出てしまいました。


「旅にはリーリア達武装メイドに、エリエルとリアも同行します、他にもメイド見習いのアカネールとクルセイダー見習いの、まあやや不安がありますがエロンティーヌです」


 お母様は真剣な目で、私の瞳を見ながら言います、エロンティーヌの時に少し目線を外しましたが。


「大和神国の噂の冒険者調査と、外交の先陣の特使として同盟の関係を構築する、重大任務を与えます」


 お父様が慌てて、お母様の発言に口を挟みます。


「まだルーシエたんには…………なんでもないです」


 お母様に睨まれて、黙るお父様………情けないですわよ。


「詳しくは、後で話しますから、エリエルとリアを連れて、私の執務室に来なさいね」

「はい、お母様」


 そしてお父様は、恐る恐るお母様に聞きます。


「…………ワシの意見は………」

「いい加減、娘離れしなさい!」


 お母様に怒られ、お父様は小さくなってました、でも私は二人が羨ましくもあります、なんだかんだ二人の時は熱々な恋人の様な雰囲気に成ります、あの夜見た光景は私の夜のレッスンに成ってます、何時かはあのように好きな方に抱かれたい、気に入った方に初めてを教えて貰うのも良いかも、将来の旦那様に成る男性をリードするには、多少の経験が必要です………たまにそのまま将来の旦那様に成ったり、何人もの人と経験しても結婚しない方も居ますが。


 私は年上で、私を優しくリードしてくれる方や、私と一緒に歩んでくれる理解ある殿方が良いですわ、最終的にはお互いの相性かも知れませんが。


 そして私は、エリーと何時もは嫌々来るリアが、何故か乗り気で私と一緒にお母様の執務室に向かった、執務室は代わり映えのない豪奢な中に花を添え、気分が落ち着く花の香りに用意された紅茶とスコーン、そして見慣れた積み上がった書類の山。


 そして、私達が着席後にお母様がお父様に言わなかった内容を言う、調査相手は冒険者でもスピード出世した男性冒険者、しかも私より年上でリアの一つ上の年齢で、猫精霊様と旅をしてるらしいですが今の拠点は、大和神国の諏訪岡地域と情報班の調べでは、大和神国の国王的な方が居る聖条京に、拠点が在ると調べたらしいです。


 しかも数千年、伝説とされてたダンジョンを攻略し、新人冒険者を連れて二回目の踏破をして、Aランク冒険者をその内歴史を塗り替え、歴代勇者様の内片手しか達してない称号に、届くのではと言われてるのと仲間の活躍で成り上がった、ランクには釣り合わないペテン師冒険者とも言われてるらしいです。


 真実は見て確認しなさいと言われ、私は社会勉強を含め大和神国の、最近謎の勇者か英雄により呪われた地が解放され、平和に成り治安も安定してるので、昔の勇者様が大和神国に残した遺産を見るのも勉強と、初めての両親が居ない旅行に成ります、前は外交で何ヵ国か行きましたが、あの二人には特に会いたくは無いですね、誰とは敢えて言いません、言ったら現実に成りそうだから。


 実はその二人は、何故か国境を越え大和神国方面に向け旅をしてた、しかもセーラ姫とエルリーナの独断でルーシアの旅に同行してたりする。


 因みにキャスビル王は乱心し、それをエフェルナ王妃が宥めそして溜め息をしながら、セーラ姫に伝令を出した「人生勉強には早いですが、確りと世の中を見て来なさい」とそして、「帰って来たら、長期休み無しで遅れた勉学は消化して貰います、勿論エルリーナもですよ」と、隣で他人事の様に聞いてたエルリーナも言われ、青ざめる結果に成ったとさ。


 そして、ルーシエは旅支度を終え三人揃って、一応身分証明としてお金で作った冒険者カードには、貴族偽造した命名でルーシエとエリエルは手にし飛空艇に乗り、リアは何かそわそわしながら珍しく大人しい。


 それを見たルーシエは、知らなかった年上の姉の様なリアの珍しい落ち着きの無さに、ルーシエは何か胸騒ぎがした、それは後に現実と化した。


 そして水陸両用着陸式の、聖ルーン騎士王国初の大和神国方面定期便の、処女航海の旅立つ飛空艇は、数名の剣術を学ぶ騎士見習いと抽選に受かった商人、他国に夢見る冒険者の数組が乗り込み、鋼鉄製の船の船体に八枚の左右に動力プロペラ四基に、機関部には魔道動力炉には火と風のエーテル魔石を使い、船体の浮遊と防御に使われる。


 水と光のエーテル魔石は、船内の照明や生活用水に使われ、飛空艇初の初めての異世界人の技術のトイレに使われてる、それはシャワートイレであり乗員の全ての人間が、初めての快感に後にこのトイレが欲しく成ったが、まだ王城にも無いドラグーン王国で造られた飛空艇、そんなに簡単には手には入らないシャワートイレだ、因みに他の惑星にはもうシャワートイレがほぼ普及してる、惑星が近いのに科学文明は天と地程差が開いてる。


 しかもシャワートイレを作った、その技術者は異世界転生者の制作で、ドラグーンでもまだ異世界人転生者の日本人位しか、使ってないレベルである。


 客船部分は、中型の豪華客船レベルで等級で部屋割りが在り、勿論ルーシエ達は貴族区画の一等級の部屋だ、武装メイド達が警戒してる為不審者が来る事も無い、そしてルーシエ達を狙う者すら居ない、安全な空の航海が始まった。


「約一週間ですか…………」


 安全な処女航海の為、王国所有の飛空艇ではない為ゆっくり安全な航海で、一路大和神国の筑紫地域に向け航行する、大和神国でも海外貿易が自由な場所であり、陸路でも大和神国に行けるが橋や鉄道を使う為、まだ魔道鉄道の経験が無いルーシエ達には未知の乗り物だ。


 そしてこの旅路は、武装メイド長であるリーリアにもまた人生の分岐点と成った、それは新たな良縁を結ぶ地でもあり、ヘクターには初恋の人物が他国で男を連れ帰ると言う、衝撃にダメージを負うのだった。


 ルーシエ達は、エルフの国エデルフリートを迂回し、東に向けフリーレイト諸島国を通過し、世界樹の一つが在るグレートアーチ国で一日滞在し、整備を終えてから大和神国に進路を向ける。


 グレートアーチ国では、珍しい南国の食べ物やフルーツに食べ過ぎた一行、約一名「気合いです、ファイヤー!!」と叫ぶメイド見習いが居たが、誰もツッコまずに放置した。


 大和神国到着まで、残り四日の出来事だった。



 次回に続く。


 作者オッサン∶今回はルーシエ編です。

 高貴なL様∶番外編ね。

 作者オッサン∶因みにルーシエの未来の旦那は、雅史ではないです。

 高貴なL様∶次も無さそうね。

 作者オッサン∶さあ、分岐した最初の雅史のハーレムルートは、あり得るかも知れませんよ。

 高貴なL様∶一人のヒロインには、全くチャンス無さそうね。

 作者オッサン∶無いね、あったら困るから。

 高貴なL様∶次回は雅史の方ね。

 作者オッサン∶新たな仲間が増えるよ、それではまた次回。

 高貴なL様∶また読んでね、バイバイ。

 

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