第11話 早い運命の出会い
少々エロが過激です、ご注意下さい。
雅史はアクトラ家の悪事から、少女を助ける為に雅史は再びベルフリーデンに向かい、トムはCafeRabbitでナポリタンを食べてから、雅史に頼まれた任務に分身を出して、任務を始めるのだった、因みにロイドはナポリタンを異常な程作らされ疲弊していた。
「マサさんに渡された屋敷の間取り図だと、この辺りに潜入したけど………何か雑に積まれた紙が在るけど此かな?」
トムは何かの印やサインの紙を回収した、そしてトムの分身の一部隊がレーティシア王国の国境近くに居た、アクトラ家から朝に怪しく出た業者を追ったら辿り着いた、因みに一体はパウエルギルマスに雅史の仲間と名乗り、冒険者カードを見せた………この世界のトムではないので、現在のトムよりランクは上だ。
そして洞窟に居た闇の商人やゴロツキにアサシンを、トムは次々にパウエルギルマスにカギの無い手錠付きで身柄を渡した、他にもアジトは在るがそれは雅史と潰しに行くかも知れないので、単独で動く気は無いトムだった。
「………何が起きてるんだ?」
「ギルマス………コレどうするんですか?」
「………ハウゼンに緊急伝を頼む」
「了解です………マサシさん、私に会いに来て欲しいな………」
「まだ狙ってるのかよ!」
「まだではありません、今も私は彼に夢中ですよ、あんな凄い素材を手に入れられる冒険者はたぶんユウナちゃんを除けば、まったく居ませんよ」
「ユウナ嬢ちゃんよりも、たぶんとんでもなさは上だけどな」
「それは、益々彼を落としたくなりましたわ」
雅史は優良物件の冒険者として、ルリーナにロックオンされてるのだった、だが優良物件として雅史は沢山の女性に好かれるとはまだ、この時点では知る由がない……違う意味で、雅史に恋に落ちた少女が多数現れるがそれはロビンだったり、救ってくれたシチュエーションにより変わる。
そしてトムの偵察分身は、ベルフリーデンから怪しい二人を尾行し、そしてゴイロスを見張ってた偵察トムが屋敷の動きとこの世界の、自分達が知らない歴史を辿るトムに話をしたが、どうやら見付かった訳ではない。
まだベルフリーデンから出た怪しい二人は到着してない、アクトラ家偵察トムは他のトムに伝言を飛ばし、雅史に知らせるのだった。
「どうやら、動き始めたらしいですよ」
「やっぱり………」
隣には庇護を求めたレキリアさん、そしてベルフリーデンの領主にルードリッヒさん、そしてアリシアさんの父親が急遽隣街エスターから戻って来た。
「君の友の猫精霊様は優秀らしいな、そう思いませんかルードリッヒ兄様」
「………今朝書斎に有った間取り図て、あの猫精霊様が置いて行ったのか?」
私はシラを切りながら言う。
「トムは昨日マタタビ酒の二日酔いで、一日家で寝てましたよ」
「違うのか?」
「違いますね、だって昨日居なかったでしょ」
「確かに………」
ルードリッヒはまだ納得出来ないが、納得するしかなかった。
「学園からたまに失踪者が居たが、それは君は知ってたのか?」
レキリアは、領主の問いに素直に答えた。
「私はシャロさんとアリシアさんの監視以外は、何も関与してませんが薄々父親か弟ゴイロスの関与は疑いました、弟ゴイロスは頭が良く美人の女コレクションとか自慢げに父に言ってましたから、父もゴイロスが飽きた女性をいたぶり殺す趣味が有りましたから………」
この場に居た、男性全員一致でアクトラ親子に人間のカスと思ったのだったが、領主はレキリアを見て何か昔出会った、王族の親戚に何か似てる部分を感じた、それはまだ独身者のとある王族の親戚の貴族の姿が頭を過る、領主はレキリアに何となく尋ねた。
「君はゴスアクと似てないと、何時そう思ったのかね?」
「数年前から、顔付きや耳や眉毛ですかね……最初はお母様の遺伝と思いましたが、ゴイロスを見るとまったくそう思えませんでした…………」
「ウム………それは正しいかも知れない………君の、顔の一部の特長に何か引っ掛かる……昔王の宴席でルーシア姫様達の近くに、王族の親戚の独身の方に似てる気がする……まあ、少し調べさせてくれないか?」
「お願いします」
(もしあの噂が本当なら、このレキリア嬢をうっかり死刑にしたら、王族の血筋の人間をうっかり死刑にしたなんて、マズイ事にも成りかねない………早期に調査が必要だ、此処はルード兄に助力を請おう)
こうしてレキリアは、新たな運命の歯車が静かにうごきだした、後に従姉妹のルーシアを助ける旅を共に行く事に成る、ロビンよりも雅史の活躍と狭い世界から実の父親の許可を得て、世界を知る旅路へ。
「ルードリッヒ兄様」
「何だ? 改まって」
「少々お願いが………」
「まあ大体察しはしてる、まあ屋敷に帰ったら直ぐに動いてやる」
「頼みます」
「ああ、俺も王族の血筋だった場合、情報機関のトップとして立場が危うく成るからな」
「あの本家が、何かやらかさなければ良いのですが………」
「それも含めてだよ」
何だか知らないが、貴族は貴族で大変みたいだな。
ドカッ!
「報告します!」
「何だ!」
「どうした!!」
「護衛対象のアリシアさんが誘拐されそうに成り、その対応で警護対象シャロさんの警護が手薄に成り、警護対象シャロさんを見失いロストしました」
「なに!」
「しまった………」
「私が行きます………トム?」
「マサさん大変、以外に早く怪しい二人に合流して、此方に来て森に入って行く金髪の女性を追って行ったよ、しかも途中で仲間を増やしたみたい」
「後手を踏んだか………今直ぐに行く、まだ敵が居るかも知れないし怪しい奴を監視をトム頼んだ」
「了解だよ」
「頼んだぜ」
「ああ任せて下さい」
「………何か嫌な予感がしますわ」
レキリアはシャロではなく、シャロまで雅史を好きに成りそうな予感がした、それは乙女の勘なのかそれともライバルとしての勘か、それは本人すらも分からない初めて感じる勘であった、同じくアリシアも胸のざわめきを感じ嫌な予感を感じた、自分が狙われた以外の不安が、アリシアの乙女の予感に訴える、それは色々な運命が交錯し運命を、書き換えられた瞬間であった。
そして身分や年齢を問わず、雅史を巡る女達の恋愛バトルの始まりとは、まだ雅史に会ってないヒロイン達も含め、此れから雅史の妻に成りたい女達の戦が起きるのだった、約数名約束された椅子が在るヒロイン以外は。
雅史は新しい捕縛魔法を今朝習得した、朝も早くから起きてクレアから要点を聞き覚えたてほやほやだ。
「緊急マップ移動………」
〈そんなのは在りません、マスター〉
雅史はマップ移動を使い、ベルフリーデン近郊にのランダムで森の中に出た、クレアのツッコミを無視をして。
「イャァァァァ!!」
私は悲鳴の方に走って行く。
そして雅史は、運命の分岐を左右する少女と、出会ったのだった。
◆◆◆◆◆
私はシャロ・ローデンス今年で十七歳に成るわ、今思えば彼との出会いは、運命だったのかも知れない………彼に助けられなかったら私はどうなってるか分からない………両親に再開出来たかも分からない、それに彼は他の男達と違い黒い靄や怖い顔をしてなかった、それに彼に私は容姿ではなく暖かな空気と、彼に初めてを捧げたいと本能的に恋に堕ちたの、私は生涯をこの人に捧げる決断を即決でしたわ、私はこの日を生涯忘れなかった………だって初恋で印象深い出逢いだから、それに私は………幸せに成れたから、この先もアリシア達とね……私は彼の彼女の一人でしかないけどね、でも私はあの行動を今も間違って無いと思うわ。
◆◆
私はルキアお母さんの、「本気で好きな人が出来たら、迷わずに突き進みなさい、私は若き日の何故かモテモテ無いお父さんに運命を感じて、お母さんはお父さんに猛アタックしたものよ、最初は驚かれたけど他の男よりも優しくてもう……」と、何か身を悶えて言ってたわ、街を出る時に何故そんな話をしたのか、私は分からなかった………それはお母さんの何かの予感だったのかも知れない、私は何故かそんな記憶を思い出す。
そして中高と私はベルフリーデンで過ごした、地元のファンタジアは私に男子から向けられる目は気持ち悪かった、私を値踏みする貴族の息子や私を性的相手にか見ない冒険者、そして異性と見始めた弟………私は逃げた、ルキアお母さんと小学生から親友のフローラの実家が在る、穏やかでそっちでもフローラの双子の姉妹の中学時代にはモカと親友に成り、そして学園では紅茶で趣味が合った貴族のアリシアと親友に成った、私はレキリアとも親友に成りたい………だってたまにレキリアは、フラッと何処かに消えそうな危うさを感じたし、何故かファンタジアに居た時の私に似て居たから。
◇◇◇◇
バイトはお休みだし、久々に森の薬草ハーブでも摘もうかしら、茶葉に出来そうならアリシアとお茶をしましょう、たまにはレキリアさんを誘ってみようかしら、彼女の家は良くないらしいけど彼女自信は悪い人間ではないからね、でもテスト結果で絡んで来るのはやめて欲しい、レキリアさんだって僅差の三位なのに………アリシアはズルいけど、絶対真面目にテスト受けたら私は負けると思う、だけどアリシアは何故か呑気でのほほんとしながら、何故か甘えて来るアリシアには色々敵わないけど、授業で出た課題位自分でやって来なさいよね。
金髪で前髪に白い髪止めカチューシャリボンに、碧眼の小柄な少女がラフなオレンジ色のパーカー付きの服と、動きやすい短パンに黒ニーソックスと赤いスニーカーを履いて、ルンルン気分で街道を横切り森に向かう。
「見付けたぞ、あの使えない姉は後だ……今は俺の今一番欲しいコレクションが、運良く今日俺の手に………捕まえて連れ帰るぞ馬鹿姉の始末は後にする」
「ハイ、坊っちゃん」
「俺達も楽しませて貰いますよ、坊っちゃん」
「追え、お前達」
「お任せを」
「人気がない場所に追い込んでみせます、悲鳴すら誰にも聞かれない場所に」
「外で楽しむのも良いな、後はアリシアて女を何とか捕獲出来るだろう、あの学園にはハインリッヒ以外にも潜伏させてるからな………行くぞ」
「ハイ、坊っちゃん」
男達はぞろぞろと獲物を追う様に、少女を後ろから追い掛け始めるも、ゴイロスの荒い息にバレ本気走りで逃げられる………が。
「坊っちゃん追い詰めました」
「御苦労、さあ俺様のハーレムコレクションに成れ」
「嫌よアンタみたいなキモいの、そのキノコ頭も趣味悪いわ。」
「クッ! ………俺の格好いい髪型を理解出来んとは、教育が必要だな」
「坊っちゃんに何て暴言を」
「本当の事でしょ!」
「その強き、余計に欲しく成った、ヤッパリ今直ぐに教育が必要だな………俺様のでな」
「何をする気よ!」
小柄で清楚な金髪少女に、目の前の金髪キノコ頭のゴイロスがいやらしい目つきで迫る、隣街領主の馬鹿息子ゴロイスに貞操の危機に直面していたシャロ、回りは囲まれ逃げ足でゴイロスには逃げれても、取り巻き達からは逃げ切れる自信は囲まれた時にくだけ散った、そもそも冒険者と一般人ではスピードの格差がある、だけど運良く逃げたいシャロだったが逃げれる隙が見付からないそしてゴイロスがズボンに手を掛ける。
「俺のお楽しみだ…………」
「いきなり何で、スボン脱ぎ始めるのよ!」
「お前を俺のスペシャルで、女にする為さ」
「最低なクズね」
シャロは心の底から軽蔑の言葉を発するが、ゴイロスには通用しない。
「屋敷に帰ったら、身体の次はその口もベッドの上で、俺に逆らえなくしてやる……お前ら取り押さえろ」
「グヘヘヘ」
「ハイ、坊っちゃん」
シャロは逃げられず捕まる、木に体を押し付けられ腕を捕まれ両手首を縄で縛られる、そしてゴイロスは下半身丸出しでシャロに近付く。
「なかなか堪らない美少女ですね、坊っちゃん」
「縛った縄を手解きしなさいよ、変態の仲間!」
「威勢が良いな、何処までその威勢が保てるか試してやる、足を掴んで股を開かせろ」
「ふざけないで! コラ! 私の太ももをいやらしく触るな、スケベ達!」
「暴れるな小娘!」
「なかなかすべすべと、白く綺麗な太ももだな、ニーソックス越しでも分かる細い足だが………胸は無いな」
「余計なお世話よ、放しなさいよこの足フェチ変態」
シャロは抵抗するが逃げられない、男女の力の差とレベルの差も含まれる、短パンを無理矢理脱がされ股をM字に広げられ、白い清楚な下着を晒される。
「俺の物にしてやるぜシャロ」
「何故私の名前を………まさか!!」
「姉に監視させたからな、それに教師の一部は我等の配下だ」
「……嘘よ、レキリアさんが私を監視してた………て、それに学園の教師もって……」
シャロはその言葉にがく然とした、シャロが精神的ダメージを受けてる隙に、ゴイロスはシャロに近付く。
「さて楽しませて貰うぞ先ずは………」
「私の股に顔を近付けるな変態!」
ゴイロスはシャロのショーツに顔を近付け、下着のスジを人差し指でグチュグチュとなで回す。
「私のショーツにひあぁ~ん……指をひあぁ~ん」
「なかなか良い感度だ」
「ひあぁ~ん! ああぁ~ん……ああぁ~ん! だめ………ひぁ~ん!!」
「腰が浮いて来たな………次は………」
「ショーツをずらはあぁ~ん!!」
ゴイロスはスジが濡れたショーツをずらし、ヒクヒクした物を人差し指で触る。
「変な所触るな変態……ひあぁ~ん、中に指入れないで舐めないで、はあぁ~ん………ああぁ~んひあぁ~ん………ああぁ~ん!」
ゴイロスはシャロのヒクヒクした中に中指を入れ掻き回す、そして敏感な物を舐める。
「ハァー良い味のPiー……だ、アソコの愛液も素晴らしい味だ」
「クソ変態はなひあぁ~ん……ああぁ~ん……あひぃあぁ~ん!」
「もっとよがり狂うわせてやる」
ゴイロスはシャロの弱い部分を探し出し、指を3本ブチ込みシャロをよがり狂うわせ、よがり狂うシャロを楽しみ始めた。
「ひあぁ~ん…………イヤァァァ! …………ひあぁ~ん,ああぁ~ん…………イヤァァァ…………ひあぁ~ん………ああぁ~ん! ………アー……ああぁ~ん!」
更によがり狂うシャロを見て、ニヤリと笑いゴイロスは、興奮し我慢出来ずに近くに居た男に言う。
「アレを出せ」
「へい」
「ハァーハァー……何をする気よ………」
涙目で疲れた顔をしながら、ゴイロスを睨むシャロ。
「コイツを入れるのさ」
シャロは見た物に、嫌悪感を顔に出した。
「坊っちゃんこれは、昨夜届いた品ですね」
「媚薬よりもだこのワームだ、排泄物を食い入った穴に媚薬の様な催眠液体をだすコイツをな」
「そんな物で何をする気よ!」
「直ぐ分かる………そう、直ぐにな………」
ゴロイスの取り巻きに、シャロはゴイロスにお尻を見せる様な四つん這いにされ、お尻に太いワームを入れられた。
「イャァァァァ!! (クッ! 屈辱だわ)」
もぞもぞと嫌な感じがお尻から入って行く、そして身体が徐々に熱く成って来た。
「耐えてるみたいだが、次は此方だ…………さて病気感染防止かは知らないが、世界的義務にしてる避妊結界は、敏感度を楽しむのに邪魔だなアレを出せ」
「わかりましたグヘヘ」
箱から取り出した棒? には、先端にイボイボと穴らしき物が付いて先端の穴に刻印がある。 棒の様な魔道具を取り巻きから受け取り、予定では本来の媚薬と催淫媚薬を混ぜ入れて使う予定だったが、父親のゴスアクが全て使った為に魔道具を、本来の避妊解除媚薬を入れシャロに迫る。
ヴィィ~
「そんな大きい棒む……」
魔力に反応し起動する魔道具を、背後からシャロに先端を挿入する。
グチャ
「ヒギャ~あっ! 何か液体が、変な形の棒から奥に入って来る、ヒギャイヤ~!」
「ホレホレよがれよがれ」
ゴイロスは魔道具を前後に動かし、魔力を更に込め震度を強くする。
「グギィィィ……ひあぁぁぁぁぁ~~ん!!」
シャロは絶頂させられるそして、お腹の下辺りに魔法陣が二重に光り、魔法陣が割れなかった……何故か。
「イキながら痙攣してますぜ坊っちゃん。」
「素晴らしい、愛液も素晴らしい量だ………ウン? まだ避妊結界が発動してるぞ」
「ひあぁ~んああぁ~ん………ああぁ~ん…………」
「まあ良い、避妊結界が消えるまでよがらせてやる」
ゴイロスはシャロを魔道具で弄り続けるが、いきなり手下が魔法の縄に捕まる。
「何だ!? 此は」
「坊っちゃん、敵です………何だこれ動けん……」
「何だ!? ………何が起きてるんだ!!」
木の間から男が現れた。
「貴様………何者だ!?」
「君の敵だよ、ゴ………近くで見ると、何か汚い髪型だな………」
「俺は貴族様だぞ、不敬な発言だぞ!」
「悪党に貴族の文字はないだから、不敬に当たらない」
「ふざけるな下郎!」
「汚い髪型に、下郎呼ばわりされなくないな……」
すぽん………
如何わしい形の棒が抜けた、シャロは力尽き前のめりに倒れる前に雅史が受け止める。
「………貴方男性ですよね?」
「ウン? 普通に男だけど」
「……私の運命の人………私は貴方に惚れました………ぐっ…………だから私を妻にして下さい」
「ナンデヤネン!」
「何だと!? 俺よりも顔面偏差値が最底辺の男だぞ!?」
「………やっと私は見付けた、お母さんの血を私も引いてるわね………貴方になら………」
雅史は何か内心、二つの感情が動いて居た……片方では「私のド・ストライクゾーンの、美少女にコクられたヤホー」と何故か反対側では「何か嫌な予感がするんだな………何か、何か一緒にされたくない男と一緒にされた様な」と複雑な感情と直感が渦巻いていた。
「あんなのに奪われるなら、アイツの前で私を貴方に捧げたい、私の初めてを貴方に捧げたい」
「止めろ、それは俺様がコレクションにする女だ、俺以外に抱かれるのは許さん」
「良いのか、私で」
シャロは顔を赤らめて、雅史顔をしっかり見て答える。
「ハイ、貴方にだけ捧げたいです、生涯を貴方に捧げます」
「ヤメロォォ~!?」
「キスをしようか(まあキスを断れば、冗談で言っただけになるしなて、受け入れただと!)」
「はい、優しくお願いしまふ………ふぁ……」
シャロは雅史を求める様に、直感でキスをし雅史に身を委ねた、求められた雅史は悪くないとシャロを受け入れた、シャロは最初で最後の恋愛が雅史であり、雅史はこの時は直ぐに別れる相手かもと思いながら、地球からの人生を含めても初めて、雅史は女性から求められる春を初めて体験した、因みに女性から求められるのは、シャロで終わらないとは雅史は知らない。
「ヤメロォォ~!? コレクションの価値が………俺様の理想のコレクション価値が無くなる……」
こうしてゴイロスの前でシャロは雅史に色々捧げた、そしてゴイロスは失意により勝手に薬を飲み廃人に成った、そして薬を飲み廃人に成ったゴイロスを街の入り口で発見した使用人が、領主邸に運び込みアクトラ家は行方不明のレキリアと、何故か街から出てレキリアを連れ戻しに行ったゴイロスが、共に行った用心棒と一緒に廃人に成った為、ゴスアクは事実上跡継ぎを失った。
ゴスアクは屋敷の女達を殺さずに、跡継ぎを焦りながら作らせるがまったく誰も孕まず、ゴスアクは精神的に追い込まれて行く、ゴスアクの監視が緩み街の住人が徐々に夜逃げを始めたのだった、ゴスアクに付くゴロツキが減った為である。
「私を救ってくれてありがとう、ダーリン」
雅史は背中に寒気が走る、雅史は慌てて少女に言う。
「………私の名は雅史、ダーリンて名前ではない」
「ダーリン」
「聞いてます?」
聞いてる筈だが、何か幸せそうに違う事を言って来る。
「では旦那様」
「………ヤバイのと、経験したかな?」
だが雅史以外、事実上全てにおいてシャロを救えないのだった、一部の雅史に近い異世界の人間以外。
「私の旦那様……クスッ………なんか幸せ」
「聞いてますか?」
「旦那様なんですか?」
私は溜め息をしながら言う。
「私の名は雅史、旦那様て名前ではない」
「………私の夫に成るのだから、旦那様で良いの………他の女性が増えても私は貴方の側に何時も居るわ、私は貴方が側に居るなら何も要らない、私は初めて男性を好きに成れたのだから逃がさない」
…………何か怖いが、まあ何時か夢から覚めれば終わる筈だ、私はこの時そんな事を思ったがその反面、この子以外と結婚不可能じゃあないと脳裏で通り過ぎる予感、だが予感は予感でしかないと後の私は思った。
私はシャロさんをある程度養う事にした、まあ私の好みド・ストライクゾーンだしこのまま長く居て、恋人に成りお互いを知ってそれでもシャロさんが側に居たら、家族に成ろう………シャロさん結構尽くすタイプらしいし愛らしい、たぶんこんな子が以外に良き妻や母に成ったりしてね、それに人生でこんな美人に好かれるのはたぶん二度と無い気がした、まあ気がしただけだったが。
私はスキルの、スキルネットワークスーパーを使い、オリジナル魔法を使いシャロさんが欲しい下着や服を買った、因みにシャロさんのお尻から出た物は踏み潰した、何か気持ち悪い虫だったから。
「うわぁ…………下着も可愛かったけど、このワンピースデザインもフリルも可愛い」
「シャロさんは素材が良いから、草原で読書する深層の令嬢に見えるよ」
「本当ですか? 雅史さん」
「うん本当……本当だよ」
私は旦那様をやめないと、二度と会わないと言ったらちゃんと名前を覚えてくれた、まあ同時に変な虫が出た訳だが。
「嬉しい……流石未来の私の素敵な人だわ」
「………」
「雅史さん」
「喜んでくれて良いが、それを選んだのはシャロさん君だよ」
「買ってくれたのですよね?」
「うん、私のポケットマネーで」
「冒険者て、収入が不安定と聞いてますよ、あと不思議なスキルですね、私は初めて見ましたわ」
「私は冒険者に成って三日目の、しがない冒険者だが」
「………何か私の知る常識と、何か噛み合わない様な………」
シャロは自分の知識に混乱した、だが普通はシャロの知識は間違ってはない、雅史とトムが異常なだけだ、そしてその雅史の妻に後に成るシャロは贅沢を極端に嫌うが、自然と雅史と一緒に居る時間を大切にする可愛い嫁だったりする、因みに夜は更に雅史に甘えん坊なシャロだったりする。
「それではベルフリーデンに戻ろう」
「はい、私をこの先もさっきの様に、私を求めて下さいね」
「シャロさんが望むならね」
「望んでます、他の人の前では絶対に言わないので、二人の時にまた言いますよ」
「………分かった、善処しよう(何か流されてる気がするが、美少女なら良いか………まだ十六歳らしいが………)」
私はシャロさんに、アンティークの腕時計の猫型エンゲージアイテムを渡した、まあ普通に身を護る自動防御が付与されてるらしいし、一応まだアフトラ家は父親が何をするか分からないし、更に白いリボンのカチューシャエンゲージアイテムを渡した、此でシャロさんの偶然のアクシデント以外は防御は固めた。
「私は沢山愛されてるかも………」
「護身用だよ、護身用アイテムだよ」
「そう言う事にしときますね」
「………聞いてない」
こうしてアリシアとシャロは、アクトラ家の魔の手から被害に合わなかった、因みにシャロは雅史に出会った事が天秤のバグを起こした為、変な美化された出会い妄想に書き換えられてるが、それもあのワームの影響とはシャロは知らないし、あのワームによりシャロは雅史におねだりする事を覚え甘える様に成る。
「トム居るか」
「はい、呼ばれたから来たよ」
「………猫精霊様」
「僕はトムだよ、マサさんの旅の仲間」
「そうなんだ………てっきり私は、伝説の勇者様を導く猫精霊様と思ったわ」
「違うよ、マサさんの旅の友だよ」
「………私も何時か、雅史さんと旅が出来るかしら?」
トムは遠慮無くな言った。
「モンスターと戦えるのなら」
「今の私には無理ね」
「そうだね、一生無理だよ」
トムは遠慮知らずだ。
「カッチィ~ン!」
「本当の事だよ」
「またカッチィ~ン!」
「やれやれ何で喧嘩始めるかな………」
こうしてトムはまったく、雅史の近くには居ないだろう女性として、シャロを位置付けたのだった、因みにそれは戦いにおけるシャロの立位置を見抜いた、トムの隠された能力である。
「じゃあそいつが飲んだのを、そいつらにも飲ませてね」
「止めろ………止めてくれ………それは、坊っちゃんが失敗して作った自作の混合びや……」
こうして一応ルードリッヒに了解を得て、偽装工作をし息子のゴイロスが媚薬を間違って服用し、他の取り巻きもうっかり飲み廃人に成った工作をしてトムにそれを任せて、雅史はシャロを送り届け一応まだアクトラ家の監視と、雅史がルーシア姫の書類や闇組織の資料を写した跡、ルードリッヒに写しの資料は渡されガラハルド王に資料が渡るのは、ルーシア姫誘拐未遂事件が起きた翌日だった。
次回に続く。
高貴なL様∶アレ? シャロてヒロインよね?
作者∶誰が今回もメインヒロインとは言ってないぞ。
高貴なL様∶私はヒロインて、言ったのよ。
作者∶そうだな、まあ雅史のヒロインは変わらないよ、魅力在るかは分からないが新しいヒロインや、千石……
高貴なL様∶ネタバレ禁止………禁止よ!
作者∶危ない危ない………助かったよ。
高貴なL様∶まったく先を言ったら、面白味がなくなるわよ。
作者∶千石に面白味があるか?
高貴なL様∶今回は在ると思うわよ、なか………危ない危ない。
作者∶まあそんな訳で、シャロはメインヒロインではないですよ。
高貴なL様∶まだあのロリ姫にその従姉妹も出て無いわね。
作者∶祐奈の天敵を今回は作ったから、お楽しみに。
高貴なL様∶あの子ね。
作者∶あの娘ね。
次回第12話、怪盗ロビンお呼びでなくとも参上をお送りします。
レキリア∶私の出番が少ない!
次回から毎週金曜日更新に成ります。




