表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/72

第10話 ピンチ! アリシア

 雅史はパウエルギルマスの話を聞き、異世界でナポリタンが食べたいだけの為に、トムを迎えに行く事をせずにマップ移動を使い一路運動後の食欲満たしに、ベルフリーデンの近郊の森に移動したのだった………約一名、期待しハルモニア冒険者ギルドの片隅に待ってる者を忘れ、雅史は去りそして約束はしてないが待つ者が居た………ルリーナである、密かなる野暮を胸に待つが一向に来ないのを焦り、もう業務は終わってるがまったく現れない雅史を探すべく、ルリーナはギルドマスターのパウエルに聞きに行ったのだった。

 

「………ギルマス?」

「まだ居たのか? ルリーナ」

「マサシさんは?」

「………? 夕方に、ロスト魔法使って、隣国のベルフリーデンに食べ物食いに行ったぞ」

「………私は食べ物に負けたのか…………」


 パウエルギルマスの言葉に、ルリーナは項垂うなだれる。


「まあ、初敗北だな」

「うるさいですよ、(エマ)さんに色々チクりますよ」

「色々心当たりあるから、それはやめてくれ」


 ルリーナに弱みを握られてる、パウエルギルマスだった……なにが手札かはパウエルは知らないが、嫌な予感しかしないのだった。

 そして時系列は夕方に戻り、ベルフリーデン近郊の森に早昼の反動で腹が減り始めた雅史が居た、雅史は街に入る前に冒険者カードを提示し、石レンガが綺麗に舗装された大通りを歩いてたが、近くに川をみてベネツィアの様な船頭が船を漕ぎ荷物を運ぶ男性が手を振ったので、何となく手を上げ言った。


「ご苦労さまです」

「冒険者か? 観光なら楽しんでくれ、夕方でもこの街は最高さ」

「はい、楽しく観光させて貰います」

「じゃあな、俺は早く荷物を届けてハニーの夕食を食べたいからな」

「頑張って下さい」


 なかなか気の良いイケメンな人だった、まあリア充爆発しろとはもう言うまい………だが恋人居ると、人生はどうなるかまったく想像が出来ないな。


 そのまま川沿いの石畳の道を歩き、カラフルだが落ち着きの在るフランスの様な木組みの街を散策し、裏路地をうろうろしてたら悲鳴が聞こえた。


「助け………」


 三人のゴロツキと金髪の少女と、誘拐されそうに成ってる赤髪の少女が、とある怪しい雰囲気の店の前で繰り広げられていた。


「チィ! 異世界人の作った催眠薬が効かないぞ」


 某薬は基本速効性は無い、とある昔のヨーロッパでは社会問題に成ったらしい、魔法の方が即効性では最強である。


「レキリアお嬢様、早くご指示を……」


 金髪碧眼のレキリアは、父ゴスアクの行動を忌み嫌って居た、そしてレキリアは自分は父ゴスアクの娘では無いのではと疑念を此処数年持ち始めて居た、その父の手引きの相手が自分をアクトラ家のレキリアとしてではなく、一人の同級生として接してくれた同級生の一人アリシアを誘拐に、レキリアは戸惑い他の平行世界のレキリアとは違う道を進んで居た、そしてレキリアが美しい容姿で在るのが父親のゴスアクは、自分の娘でも数年後に毒牙に掛けようと目論んで居た。


「クッ! ………その………あの………」

「チィ! ゴスアク様のお嬢様が、今頃気が引けるのかよ!」

「私は今まで関与してないわ!」


 確かに監視対象を追ってたが、本当はしたくなかったレキリアだった。


「彼女の言う通りですよ、良くないですね………弟様にまたムチでぶたれますよ」

「!? ………」


 物影から新たな男が現れると同時に、足が震えレキリアは身体に刻まれたムチの恐怖に、足がす汲み更に自分の身体を抱きしめ、恐怖に顔を歪ませる………痛みと恐怖にレキリアは動けない、ゴイロスは容姿の差に劣等感が在りレキリアを、父親にバレない様に痛みだけを感じる魔法の鞭でなぶって、悦に浸るどうしょうもないクズ貴族の息子である。


「レキリ……むぐむぐ!?」

「早く眠らせなさい、何の為に私が学園に長く潜入してるのか、お分かりか……」

「知らねえよ」

「やれやれ、だから知性が低いゴロツキは困る」

「チィ! 上から目線で、ゴスアク様の部下で無かったらな、殴りたい気分だ」

「まだ眠らねえのかよ!」

「猿轡を噛ませろ、まあ馬車の中でお前を味見して良いと言ってたしな」

「街道でだろ」

「街中はやめて下さいよ、誰かにみら………」


 ハインリッヒは汗を流し、近付く足音にたじろぎ手に持ってたメガネを石畳に落とす。


「チィ! 遅かったみたいですね」


 舌打ちと同時にゆっくりと、夕暮れを背に雅史が現れる。


「見られて御愁傷様ですね………人攫いの悪党さん御一行さん」

「冒険者か?」

「隣国の大和神国の冒険者か?」

「人攫いの悪党に、教える義理は無いよ」

「私達を助けて!」

「了解した」


 私は十六夜を抜き、刀背打ちに刃を握り変え走り来るゴロツキを叩く、瞬足が無意識に何故か使えたがそれよりも先に人助けが先だ、私は間髪入れずに次の始末をする。


「グガァ」

「何だと!? デブのクセに早いだと!?」

「うるさいよ!」


 怒りを含め、人攫いの一人に一撃を食らわす。


「ぐふぇ!?」

「動かないでくだ………ぐぶぇ!?」


 何か人質取ろうとしてたので、ゴロツキの脱げたブーツを顔に投げてやった。


「今だ、離れろ」

「ありがとう」

「チィ!」


 私は相手が舌打ちしてる間に、背後に回り込む。


「油断はいけないよ………」

「いつの間に!?」


 私は何かインテリなスーツ姿の男の背後を取り、そして必殺の技を繰り出す。


「ドラゴーンツープレックスフォールドだ」


 雅史のドラゴンツープレックスホールドが決まり、ハインリヒは泡を吹き気絶した。


「グゲッ!!」


 地面に頭を刺してやったが、ドラゴンをドラゴーンと言ってしまった、次回があれば完璧なドラゴンツープレックスホールドを決めて見せる。


「怪我はないかい?」

「私は大丈夫だけど……レキリア」


 深刻そうな顔をし、レキリアて金髪の少女は言う。


「私はもう嫌、家に帰ったら弟にまた「無能な姉には鞭が必要だな」て言って、鞭で一晩中身体を叩かれる日々は嫌………」

「レキリア………大変だったんだね」

「ゴメンナサイ……私は貴女とシャロさんを監視してたの、弟と父の命で………ゴメンナサイ」

「逆らえなかったんだね……」

「でもそれでも、私は今日の誘拐は始めてだった、嫌だけど逆らえば明日は生きてるか分からない」

 

 レキリアは涙を流し言う、だが証人が居ても証拠がなければ言い逃れされる、そしてうやむやに成りまた犯罪は繰り返される、権力者の犯罪とは証拠が無ければ繰り返されるものだ。


「レキリアさんだっけ?」

「はい」

「少し手を借りるよ」

「…………」


 レキリアは始めて優しい男性の温もりを感じた、父アクトラはレキリアには優しい反面、女にはだらしなく違法に闇組織から買った他国や他の領地の女性を、保々裸のメイド服にして何処でも関係無く辱しめて居た、在る時は苛立ち妊娠しない女の首をへし折り壊れた人形の様に簡単に捨て、ある日は拷問の様に遊び壊れた女を魔物が居る森に捨て、その捨てる女達はゴロツキにおもちゃにされ病気に成り魔物に食われ死んで行く。


 レキリアはもう限界が近かった、実家に戻れば沢山の苦痛に歪む喘ぎ声に、助けを求めるうつろいの目をした、違法に買われた女性達の顔にレキリアは心が壊れ掛けていた。


「アースヒール」

「……暖かい……」


 うん? 暖かい? 私は始めて魔法欄から、回復魔法を使ったがそんな効果がと思ってると、クレアが言う。


 〈在りませんよマスター〉

(無いんかい!?)


「え!? 回復魔法に見えるのに、暖かいの?」

「………地の回復魔法だけど?」


 聞かれたので、可愛い赤髪の………確かアリシアさんに答えた、結構私のド・ストライクゾーンの可愛い美少女だな、まあ美少女だし彼氏位居るだろうし、貴族だったら婚約者位居そうな年齢に見えるから高嶺の花だな、だがレキリアて金髪美少女は恍惚とした顔で、何故か変な事を口にする。


「………身体が………貴方の愛に癒されて行く~」

(なんでやねん!)

「………何かレキリアが壊れ始めてるけど」

「………私に言われてもなぁ~(傷や痛みは癒すが、そんな変な効果は無いぞ)」

 〈普通に在りませんね、マスター〉


 本当に私に言われても困る、回復した頃合いで手を取り立ち上がらせた、転んだ時に擦り傷も無くなり呆れ顔のアリシアさんは、キャラが変わったレキリアさんをジト目で見てた、何か珍獣を見る様に。


「私………貴方となら………駆け落ちしても………」

「………私が先に助けられたんだけど、レキリア(私が駆け落ちしたいよ! レキリアの弟か逃げるのと、婚カツ面倒だから彼と一緒に成りたいかな)」

「知らないわ、アリシアさんは何で変な店に居たのかしら?」


 何故か亭主が隙間から見てるので、話を聞いたらアリシアさんからパンツを何回か買ってるらしい。


「…………あり得ない」

「私のではないよ、お母さんの今は使ってないショーツと、妹の使用済みショーツだよ」

「………それはとても価値が高いです、前の少女のパンティは極上のお値段で、紳士倶楽部の競りで高値で売れました」

「…………(異世界紳士クソ食らえ!)」


 それを聞いたアリシアは言う。


「最低」

「貴女が売ったんでしょう、アリシアさん」

「……うるさいよレキリア! 仕方ないんだよ、シャロと紅茶巡りする資金はお小遣いだけじゃあ足りないんだよ!」

「知らないわよ、私は普通に美容以外はお父様にお小遣い貰えないもの!」


 虫の居所が悪かったらしく、アリシアは可愛い顔がむくれ面に成ったが、雅史はそれすらアリシアが可愛いと思って居た。


「まあ、私のショーツ売らなくて正解だった」

「アリシアさんのお母様と、妹さんのは売って酷いわね」

「私のショーツを、見知らぬ男かくんかくんかするイメージしたら、嫌だよ」

「妹さんとアリシアさんのお母様も、同じだと思いますわよ」

「………そこは此から……反省します」


 後にアリシアの母親は、それを聞いて卒倒し暫く入院したのだった、そして妹とは少し長い姉妹喧嘩に成った、先に謝ったのはアリシアだがとある物を妹にあげて、仲直りをしたが後にアリシアは旅に出る、一緒に居たい人が親友と同じだったから。


「まあそれよりもだ、レキリアさんの父親はまだ標的にした女性が、まだ居るんだよね?」

「いえ、アリシアさんとシャロさんを、自分の女コレクションにしたいのは、弟のゴイロスですわそして、それを横取りしたいのはお父様ですわ」

「私は人間何だけど、レキリア」


 アリシアは嫌な顔をし、レキリアに訴える。


「私に訴えられても困りますわ」

「もう暗くなって来たし、ゴロツキとハインリヒ先生どうすの?」

「私は無理ですわよ、それに馬車が明日の朝までに戻らなかったら、たぶん不振に思ったゴイロスが動きますわよ…………アレは執着が気持ち悪い程、粘着力が有りますから」

「うへぇ~!!」


 アリシアは生理的気持ち悪さと、嫌な思いを顔に出した。


「分かりますよ、私だって()()()()()()()()()()()()()ゴイロスが、生理的に気持ち悪いですから」

「あっさり言うね、レキリア」

「私だって私の出生が分からないから、私が物心付いた時に母はいつの間にか私が知らない土地で死んでましたから、だから私のお母様のお墓は領地には在りませんの」


 悲しげにレキリアは言うと、アリシアがそれを見て謝る。


「ごめんねレキリア」

「私が勝手に言った事です、たぶんゴイロスはアリシアさんを手に入れるのが失敗したと知ったら、次はシャロさんが標的に成ります………あの忌々しい、頭の良い特待生の主席優等生!」

「まあシャロは、努力家だからね」

「アリシアさん、貴女は努力しない天才でしょ」

「私は凡人だよ」


 おどけて言うアリシアに、怒りをあらわにしながらアリシアに噛み付くレキリア。


「嘘つき、授業中寝てるのに学力二位がそれを言いますか!」

「たまたまだよたまたま」

「毎回定期実力テストで二位何て、たまたまな訳があってたまるぁー!!」


 レキリアが全力で叫び、そして近くの住人から色々物を投げられる。


「うるせー!!」

「もう夕方過ぎよ!!」

「さっさと家に帰れ!!」

「静かなディナーを、邪魔するなぁ!!」

「ごめんなさい、痛い………あのゴミを投げないで………痛い……」

「何でわたしまで、痛い………アリシアさんのせいですわ」

「お前もうるさかったぞ!」

「すみませんでした」


 私は二人が喋ってる間に、錬成でトムが持ってきた宝箱の要らない鉄の武器を鉄の手錠に錬成し、鍵がない手錠を溶かす以外外せない手錠をし、私は更に鎖を錬成し運び易くした、ゴミが投げ終わったあと二人に言った。


「それで国家機関か領主の騎士とか、呼んで来て欲しいのだが」

「まあ、もしかしたらお父さんの上司が、知り合いの喫茶店に来てるかも」

「頼む早く連れ来て、腹が減った」

「もう夕食時だしね」

「私もお腹が空いてきたから、アリシアさん何か買ってきて」

「ふざけないでレキリア、たぶんレキリアこの先大変だよ」

「分かってますわ、でも私が彼と駆け落ちしたら問題ないわ」

「「あるわぁー!!」」

「うるせー!!」

「「「すいません」」」


 こうしてアリシアは、とある中二病の眼帯を連れて来て、不思議な道具を使い部下を呼んで事情聴取を受けた。


「事情聴取ならカツ丼出せよ!」

「かつどん?」


 眼帯の部下が、不思議そうな顔をする。


「何か転生者……ロイドの親父に聞いてくるか……いや連れて行くか」

「? ルードリッヒ様?」

「この人を少し知り合いの所に、連れて行く」


 部下はそれを聞き、何となく察した。


「ああ………ロイドさんの所ですね」

「……お前、ロイドて直ぐ分かったな」

「ルードリッヒ様が頼るのは、何時も引退したロイド先輩ですから」

「毎回頼ってないぞ!」

「腹減ったぁ~」


 雅史はナポリタンを食う処か、腹を空かせる羽目に成ったのだった。

 その頃トムは…………


 ぐるぐるぐるぅ~


「お腹空いたな…………マサさん早く帰って来ないかな? カリカリがもう無いよ」


 普通なら数日分の量だが、トムは基本食いしん坊である。


 そして闇夜の中で、怪しいボロボロの黒いローブが、空中でベルフリーデンを眺めて居た。


「…………計画通りに行ってるか分からんな、あのアフトラと言う男に新たな薬を授ける時かも知れぬ、何か変な虫を手に入れてたが………異世界は解らぬ生き物が居るな、あのお方なら改造するかも知れぬな……」


 そして黒いローブは姿を消した、闇夜に紛れる様に……。

 

 事情聴取はカツ丼は出なかったが、美味いパンが出たが………クロワッサン三個て、ケチいな…………


「ケチだよな……中二病眼帯」

「俺を残念なアダ名を、付けないでくんない!」


 雅史は事情聴取が終わり、お詫びに国の情報機関のトップのルードリッヒは、CafeRabbitに雅史を連れて来た、そして転生異世界人の石田と雅史は出会ったのだった。

 だがルードリッヒは、危うく右腕にしてる優秀な部下の娘が誘拐されそうに成ったり、恩人にクロワッサンしか無かった為渡したら文句を言われた為、行きつけのバータイムにルードリッヒは雅史を連れてやって来たのだが、余計なオマケも来たのだった。


「フッ………お前が悪いのだろ? せっかくアフトラ家の尻尾を掴む、証人が保護を求めたり部下の娘さんが、危うく誘拐を阻止してくれたんだろ?」

「うるせーロイド」

「だから甘いんじゃよ、ルー坊は」

「俺をルー坊と呼ばないでくれよ、オヤジさん」


 石田からすると、ルードリッヒは鼻垂れ小僧の息子の悪友の認識のままだ、たまに頼って来るし話し相手をしてるので、まだまだ一人前に成れないなと思っている。


「ワシからしたら死ぬまでルー坊じゃよ、嫌なら一人前に成れ」

「オヤジさんは、何時も俺に対してだけ辛辣しんだつだな」

「お飾りの眼帯を外したら考えてやるわい」

「………中二病じゃねぇーかぁー!!」


 雅史は叫びながら、ハリセンを出すのを我慢した、本当ならハリセンでツッコミたい雅史だった。


「クッ! オヤジさん以上に、辛辣な奴が増えたぜ」

「「自業自得だ!」」


 石田と雅史に同時に言われ、ぐうの音も出ないルードリッヒだった。


「クッ!」

「ルードリッヒが全て悪い」


 幼馴染みのロイドにも言われる始末。


「俺を擁護する奴は一人も居ないな!」

「居るわけ無いだろ、オヤジ………まさかあのマスターがウサギに成ってるなんて、シャロ先輩が聞いたら驚くだろうな、憧れの二年主席のあの神々しい完璧お嬢様のシャロお姉様」


 ルードリッヒの愛娘のロゼが、容赦なく言うがジェラールマスターがうさぎと入れ替わってる事に驚いて居た、因みにロゼはシャロに憧れを懐いて居たそれは、自分に無いキラキラしたお嬢様の風格に憧れていた、だがロゼは基本スペックは高いがだが残念美人な部分が自覚してるが、それを直そうとは思えなかった、何故なら魔法銃を扱う姿が凛々しいとか言われて悪い気がしないロゼだからだ。


「明日君の言う通り、オヤジの頭の斜め45度を試してみよう」

「ワシは家電ではないわ!!」

「ダメな時は、私の魔法銃で二人を撃ち貫きますよ」

「ワシを殺すきかぁー!!」

「冗談です」


 青に近い紫髪のツインテールの、中肉中背のプロポーション抜群な少女は舌を出しながらおどけるが、誰もがこのロゼが冗談を言ってる気がしなかった、絶対コイツヤるだろうと全員思った。


「ロイドマスター、ガトーショコラ………オヤジの払いで」

「もう無いよ、ロゼくん」

「もう帰れロゼ、何十個ガトーショコラ食う気だ!」


 ロゼは父ルードリッヒに、満面の笑顔で言う。


「食べ尽くすまで」

「ふざけるなぁ!!!」

「食い尽くしてるけどな………」


 因みにロゼはケーキを大量に食べても、基本太らない体質である、食べたケーキのエネルギーは魔法銃の練習で燃焼されるからだ。


「私はメニューのナポリタンと、葡萄酒の追加とレモンの炭酸割りを中二病の勘定で」

「ハイよ」

「ロイド、『ハイよ』じゃねぇーよ! てかマサシ、奢りにも少しは遠慮をしろよ!」


 私はルードリッヒさんの肩に手を置き。


「なんだ?」


 私は一言言う。


「人にクロワッサン三個で、済ませようとした罰だよ………沢山お金を使ってやるから感謝してね」

「する訳ねぇぇぇよ!」

「しろよルードリッヒ」


 フッと軽く笑い、ロイドはルードリッヒに言う。


「お前は店が儲かるだけだろ、ロイド!」

「じゃあ生チョコケーキオヤジ払いで」

「ハイよ!」

「畜生がぁー!!」


 自棄糞やけくそに叫ぶルードリッヒ、こうしてルードリッヒは娘と恩人に奢らされたのだった、因みに足りない分は雅史がちゃんと払い、酒泉の面白い酒をルードリッヒに耳打ちし、悪い顔に成ったルードリッヒはルンルン顔で娘と帰った、ルードリッヒは知らない………その酒泉の酒は国王が知ったら、大金を出しても飲みたい幻の酒とは知らない、そしてシャロとルーシアに迫る闇は着実に近付いて居た。


 さて忍び込むかな、そして為に変身を使ったが、私は一回変身を失敗した……。


 〈マスター、イメージが弱いと変身が固定出来ませんよ〉

「変身する、キャラのイメージて事?」

 〈そうです、イメージするキャラはマスターと別の姿に成ります、だから変身中は誰にも正体はバレません、マスターが明かさない限り〉


 なかなか御都合のだが、自分で無い姿なら大胆な事も出来そうだな。


「右手から火炎龍とか放てないかな?」

 〈放てませんよ、マスター〉

「やはり放てないかな………」


 少し期待はしたがまあ出来ないなら、あの中二病の代名詞キャラはイメージ出来ないな。

 私は潜入向きのキャラを思い浮かべる、身軽で正義感のあるゲームキャラやアニメキャラをトレイス、更に動物をモチーフは在らぬ誤解をさせてはダメだし、顔が隠して無い怪盗や名探偵や警部はダメだ………潜入向けではない。


 変身ヒーローは、背後が爆発登場は潜入には成らない、名乗る時に派手なのは良いとして色々候補を削った結果、青いバンダナ系目を隠すだけの仮面に青いマント、青い無敵の快適長袖ジャケットに手袋、ベルトには投げナイフホルダと対人麻痺魔法弾を撃つ、ドイツ風の名武器ワルサーP38に見える射撃武器、スボンは白の異世界のありふれたズボンをストレッチ素材にして、ジャンプと脚力に走る速度や足音無音補助付きの青い半長靴。


 スキルは………まあ固有で……


 〈マスター〉

(何?)

 〈何故かもうこの変身する怪盗の名前と、固有スキルが付いてます〉

(私の意思は無いのかよ!)

 〈私に言われても困りますわ、マスター〉

「…………理不尽だ」


 私はクレアに固有スキルや名前を聞き、怪盗の名前を確認後に藤○さん風に変身をする。

 私は真横に両腕を横に伸ばし百八十度移動させ。


「変身……トオッ!」

 〈それは要らない様な………〉


 華麗に? ジャンプし、空中回転しながら変身が上手く行った。


「何事も形からさ………て、声が変わってるぞ!!」

 〈凄いですね、完全に別人ですよマスター………此処までとは予測不能です〉


 声は爽やかの中に熱い信念がある声だ、声優なら某中○君か三十代位の熱い主人公キャラが出来る数名だな。


 そして闇夜に紛れ私は隣の街の領主邸に潜入した、屋敷に入ると領主が飽きたらしい女性を乱暴するゴロツキ達、まったく快楽だけでケダモノな行為だな、私は領主の部屋に向かうもお楽しみ中で何か嫌な香りを部屋に充満させてた、扉の隙間からでも漂って来る気持ち悪さだ。


「新しい媚薬香だ………もっと私を楽しませろ」

「イヤ………イヤ………腰が勝手に………」

「口は嫌がっても身体は媚薬香で、更に正直だな」

「後は新しい、この媚薬を飲ませて………」

「イヤ……グッ………………」

「ほれ、私を楽しませ孕め、今度こそあのバカ息子よりも賢い世継ぎを産ませなければ……」

「…………………」

「新しい媚薬は、忠実なメス奴隷に成る媚薬みたいだな、だが孕まなければ意味はない」


 実際問題ゴスアクはもう機能が無く、ゴイロスが唯一奇跡的な最初で最後の自分の子とは知らない。


「………………」


 何か分からんが、あの赤紫色のを媚薬と言ってたが、媚薬には見えなかったぞ。

 〈警告します、アレは人間の精神を蝕み廃人や精神崩壊を起こす、危険な要素と解析不明な成分を感知しましたわ〉


 それはヤバイが、領主の悪事を示した書類がどうやら何かの仕掛けで、隠してる様だがセキュリティが厳重過ぎるし、何せ領主のベッドがセキュリティの一つみたいだから、迂闊に行けない………領主の背後に何かあった場合、ソイツらを逃がす時間を与えてはダメだからだ。


「もっと人脈を増やさないとな………」

 〈まだ、事実上一人だけですよ、マスター〉

(それを言うな)


 私は戦略的撤退をした、あと明日は学園が休みらしくアリシアさんと標的の一人シャロて子も、ルードリッヒ中二病さんの部下さん達が警護するらしい、まあ表立っての警護ではないらしいが。


 私は領主邸を撤退し、ある程度の領主邸の間取り図をルードリッヒさんの執務室に、コピーした間取り図を置き家に帰ったら…………。


「マサさん………おか減った………」

「トム………カリカリを味わって食えよ!」

「アレは一食では足りませんよ」


 不満げにトムは言う。


「普通は一袋で済むんだよ!」

「昔ならそうですが、今の身体では足りませんよ」


 私は怒りのままトムに言う。


「知るかぁー!!」

「酷い!」


 結局私はスキルを使い、ニャルチュールを買ってトムに渡せば………数分で三パウチが無くなった、味わえよ………高いんだよニャルチュール。


 私は溜め息をしながら、明日の為に室内温泉で疲れを癒し、夜空を見る余裕もなく私は暖房の効いた寝室で眠った。



 次回あの変態が動き出す。



 高貴なL様∶作者オッサン

 作者オッサン∶何だ?

 高貴なL様∶『あの変態が』てあのぺPi~頭でしょ

 作者オッサン∶まあマッシュルーム頭だな、某芸人の頭や悪役に出て来るキャラを参考にしてる、薄い本の悪役王子とかカス成人向け王子て、何か気持ち悪いマッシュルーム頭が多いから。

 高貴なL様∶………ネタが如何わしい所からね。

 作者オッサン∶おでこ貧乳お嬢様はありふれてるから、キャラが弱いかなと思って出してないな。

 高貴なL様∶愛情が足りないだけでは。

 作者オッサン∶貧乳ヒロインは負けないぞ。

 高貴なL様∶貧乳ヒロインしか出して無いだろうがぁー!!


 ぐちゃぐちゃベチャ………


 再び作者オッサンはミンチに成ったのだった。


 作者オッサン∶ではまた次回

 高貴なL様∶復活が気持ち悪い位早いわよ………

 

次回シャロ登場も、あのキノコ頭も登場かな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ