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プロローグ

なんか暇だなーと思ったときに描いた作品です

あとついでにデビュー作でそこまでうまくないかもしれませんが、最後まで読んでいただけると光栄です。





  俺はとある名門中学の2年生だ。そして友達もいないボッチである。

 家は異常と言っていいほど大きく、豪華だ。

 親はクソだ。自分の仕事を継がせようと勉強勉強勉強勉強。

 そのせいでのボッチであり、さらにはガリ勉メガネなどのあだ名まで付いてしまっている。

 もう嫌だ。何もかも捨て去りたい。野良猫のようにゴロゴロできたらどれだけ幸せだろうか。


 など思っていると、間もなく父が死んだ。

 元々父の仕事は人から恨まれるような人柄だったので殺されたんだそうだ。

 もはや俺にはどうでもよかった。

 葬式の日につい母の前でざまぁと言ってしまった。

 家に帰ると母は狂ったように怒った。だがどうでもよかった。


 生まれてから今まで家の跡継ぎとして育てられてきた。

 友達というのは生まれて一人もできたことがない。

 遊ぶ時間があれば勉強しろと言われるほどだった。

 

 だがそんな俺にも夢中になれるものがあった。

 それは、一日の間、ほんの少しだけ隠れてラノベ小説を読むことだった。

 自分もこんな風になれたらなとどれだけ思ったことか。

  

 だが、そんな俺の大事な本達も、狂った母にばれてしまいばらばらに破られてしまった。

 どうでもいいはずだった。だが、ほんの少し、少しだがなぜかイラっときてしまった。

 そして俺は、母にも「死ね!」と言って殴り、家を飛び出してしまった。

 

 自分がどれだけ愚かかは分かっているつもりである。

 親を殴るなどありえないとわかっている。

 だが、あの時起こった怒りという感情に逆らうことはできなかった。


「はぁー・・・」


 公園のベンチに座り、大きくため息を吐く。

 もうこの世界がどうなってもいいと思っていた。

 

 これからどうするか。

 家に帰るか?あの地獄には帰りたくない。

 ならばどうする?いっそ死ぬか?

 いや、そんな勇気は俺にはない。

 何かきっかけがあればいいのだが、そんなきっかけなどあるわけもなく、途方に暮れる。


「ちくしょーーーーーーーー!!」


 空に向かって叫ぶ。

 ものすごく気持ちがいい。

 隣の男の子が「どうしたの?」と聞いてくるが何もないので何も答えられない。

 周りの人から一気に振り向かれた気がするが気にしない。

 

(はあ、本当に動物とかになって他の目も気にしなくていいところで静かに暮らしていたいな・・・)

 

 そんなことを考えながら草むらに寝転がった。

 気持ちいい。フカフカしてすごく気持ちいい。

 今までこんな当たり前のことにも気が付けなかったんだ。

 そんな風に思っているといつの間にか涙が流れていた。

 

(あ、そうか。俺はみんなと同じように暮らしていたかったんだ。)

  

 みんなと同じように暮らせるなど思ったこともなかった。

 不可能だと思っていた。いや、実際に不可能だ。

 ならば人間をやめたいと思い始めてもいた。

 そう思いつつ袖で涙を拭うと、俺の真上で木に登っている男の子がいた。

 元気だなーと思いつつ眺めていると、ミシミシという音が聞こえた。

 なんだ?と思っているときにはもう手遅れだった。

 だんだん枝が迫る。まるで時が止まっているかのように遅いがそれは、確実に俺の体に迫ってきていた。


  

「うわあああぁぁぁぁぁ」


 グサッ

 

「きゃああああぁぁぁぁぁぁぁぁ」


 痛い痛い痛い!

 何があった?何が起きた?

 あ、やばい、意識が飛んできた。

 死ぬのか?俺。別にそこまで悪くないけれど。

 でも痛いのは勘弁だ。

 だけど、枝が刺さって死ぬとかどういうことだよ?ダサくない?

 そんなことを思っていると、頭に神の声のような神々しい声が聞こえた。

 

「おぬしはまだ生きたいか?」


 ん?なんだこれ?でもまあどうでもいいけど、俺はもう生きたいなんて思わないな。どちらかというと逝きたいなーなど思っていると、


「そうか、なら新しい命、体が欲しいとは思わないか?」

 

 え?俺まだ喋ってないよね?何で分かるの?それよりも新しい命?体?あまり何を言っているかわかりませんね。

 でもあんな地獄じゃない普通の人生なら送ってみたいとは思うな。


「そうか。ならおぬしに新しい命と体を授けよう。せいぜい頑張るのじゃぞ。」

 

 あ、はい。

 ていうか新しい命貰ったよ。

 なんか嬉しい反面、不安もでかいな。

 だがこの展開!俺の好きなラノベの展開にこれは似ているぞ!

 

 など考えながらウキウキしていた。

 この選択がこの後、どんな道に進むかは、まだ誰も知らない。


 


どうでしたか?

悪い所や誤字脱字があればコメントしてくださると嬉しいです。

学生なのでなるべく更新ペースは速くしていこうと思っています。


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