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第14話 この商売なめてもらっちゃぁ困るぜ!鑑定スキルMAXよ!

大分時間がかかりました。すみません。もういそがしくっていそがしくって、という言い訳をしたところで何もならないので、ちょこちょこと更新できればと考えています。みすてないでください!頑張りますから!もっと更新はややぐじまずがら!だすげてぐだざい!←涙目

「やっと着いた~!ほえ~!ここがデガルーダンの町か~!おっきいね~!」


あっちを向いてもこっちを向いても美沙のほえ~!っという驚きの声が聞こえる中、馬車の行商人に紹介してもらったホテルに美沙たちは向かっていた。

商業都市デガルーダンの規模は山手線一周分が全てデガルーダンと考えるのが一番わかりやすいと思う。グリモアールで一、二を争えるぐらいにデカいのである。


「あ、あそこのホテルですね。僕先に行ってチェックインだけしてきますので皆さんはどうしますか?」


「あたしも一緒に行く、ここのコンシェルジェに挨拶しておかないと後でお仕置きが待ってるから。」


青ざめた顔でフィアが答える、よほどきついお仕置きなんだと分かるぐらいの表情で。


「私たちはショッピングしに行ってくるよ。マリとリナと一緒に。」


「ショッピ・・・?なんですかそれ?」


「あぁ、えっとね、買い物だよ買い物のことをショッピングっていうんだよ。ショウ君はどうするの?」


「そうですね、僕も武器屋に行こうと思います。あ、武器屋でショッピングですね。」


そういうと皆は別々の目的ができたため一時解散して後程ホテルで合流する約束をした。

ショウはチェックインをすませると直ぐに武器屋に向かって歩き出した、今回のショウの目的は自分の得意分野の武器を増やすことであった。魔剣エクスカリバー、バリサルダ、どちらをとっても一般人からすればうらやましい限りであるが、美沙の様に双剣としての使い勝手は剣同士の相性が悪く、逆に使いづらくなってしまうのだ。そこでリナのダリル&ハリアーを見て剣と銃の格闘戦術を考えていたのだ。


「ここがデガルーダンの武器屋かぁ・・・僕に合う武器があればいいけど・・・」


「いらっしゃい!お兄さん、私のお店で買うなんてお目が高い!なんと!?ブロードソードだね!毎度あり!20000Gだよ!」


「え?!僕ですか!?ブロードソードは間に合ってますというかいらないです!」


「なんと!?ではこの呪われまくった人形ターボ君!1Gでいいよ!むしろもらってよ・・・うぅ・・。」


「え?いらないですし、そんなもの僕に押し付けないでください!!」


「なんだよ、ッペ!客じゃねぇのかよ!冷やかしかよ!ッケ!」


「あの~おねえさん、いきなり態度が変わりましたが・・・。」


「で?冷やかしじゃ無いんだったらなんなんだよ?!あぁん?!」


「あ、あの、武器はほしいんですが銃系のものを見たいな~って思いました。」


「いらっしゃいませ~!お客様!本日はご来店ありがとうございます!銃系統ですとこちらのコーナーになっておりま~す!」


「変わり身早くないですか!?っていうか女神のようなすんごい営業スマイル!」


「も~、優柔不断だな~で?どんな銃がほしいの?」


「やっと、まともに相手してくれるんだ・・・えっと、普段片手剣で戦闘をしているんですが、もう片方でもてるくらいのがいいんですよね。」


「ん~ここら辺のリボルバー式なら簡単にできるけど弾数が6発と決まってるから片手でリロードするのが難しくなるかな~。」


店の店員は5丁の銃を並べて見せてくれた。しかし、どの銃もショウが気に入るものはなかった。


「他のだとどんな感じですか?」


「私の一番のおすすめはこれかな?!36式ガトリングスマッシャー!グリズリーだって2秒で挽肉にできます!」


「結構です!っていうか片手じゃ扱えないし、固定式じゃないですか!」


「人間やれば何でもできる!ということでお買い上げでいいですか?」


「よくないです!!」


「おいおい・・さっきからうるせーぞ!なんなんだ!」


店の奥の方から髭を生やした小太りの男性が頭をぼりぼり書きながら出てきた。


「店長!このお客さんがさっきからわがままばっかり言うんです!」


「無茶ばっかり言われてるんですけど!?」


「はぁ・・・俺が変わってやるからお前は向こうで別の客でも接客してこい。」


「は~い!わかりまっしたー!」


そういうと店員はトテトテと歩きながら別の客の所にむかっていった、向かっていったはいいのだが片手でガトリングスマシャーをヒョイっと軽々持ち上げ別の客に押し売りをし始めた。重さは目測で300キロはありそうなガトリングスマッシャーを。


「すまなかったな、で?おまえさん・・・そんななりしてるんだ、通常の武器じゃ満足いかないというか、釣り合わんだろ。」


「えぇ・・・まぁ。」


「よっこいせっと!」


店長と呼ばれたおっさんが空間収納倉庫から3個の箱を取り出した。


「ここに出した箱は通常じゃぁ絶対に客に見せない、いや、見せたところで何の役にも立たないものだ。」


「なんで僕にそんなものを?」


「一般の奴らにこの武器を扱えるものがいないからだ。そうだな・・・お前さんが持っている武器と同じだよ。」


「えぇ!?店長さんは鞘も抜いていない僕の武器がわかるんですか?!」


「まぁなんだ、こんな商売してると感がさえてくるもんでな、とりあえずこの箱の中でおめぇが気に入るものがあったらもって行きゃいい。」


そういっておっさんは三個の箱を一つ一つ開けていった。


「まずこいつは魔法を玉にして打ち出す魔銃でドラッグスターだ。そしてこいつはマテリアルを込めてその中の魔素を玉として打ち出す魔導銃ハイウェイスター、最後にこれはどうやって作られてどういった原理で玉とされて打ち出されるのかがまったくの謎、自分のスキルを玉として打ち出す銃ベルベッド。どうだい?お前さんなら扱えるんじゃないかい?」


そういわれるとショウは一つずつ手に取り確認していった。ドラッグスター、ハイウェイスターどちらもショウにピンとくるものがなく最後のベルベットに手を伸ばした瞬間だった。


「ん~ショウ君ならそれだね。」


「そうだね、ショウならそれしかないと思う。」


「一番似合ってるのじゃ!」


「キュイキュイー!」


急に声を掛けられてビックっと振り向くと美沙、マリ、リナの三人とクーがショウを囲むように立っていた。


「み、みなさん、買い物はもう済んだんですか?!」


「うん、もうだいたいすんだよ。」


「ホテルに戻ろうとしたらショウがいたから、何してるのかちょっと寄ってみたのさ。」


「そ、そうなんですか。」


「なんだなんだなんだ!?このお嬢ちゃんたちは兄ちゃんの仲間か!?ものスゲー美人揃いじゃねぇか!それに持ってる武器全部化け物急だぞ!?どうすりゃそんなものが一気に集まるんだ!?」


「いやぁ・・・あはは・・・そのへんはまぁ・・・。」


「それで決まったのかじゃ?私はショウたんが使うならベルベットが一番いいと思うのじゃ。」


銃の扱いならお任せあれとばかりにリナがベルベットを持ちショウに見せる。リナの主要武器が銃だけになぜかリナの持ち手がすごくセクシーに見えていた。


「この手の武器は持ち主を選んだり、持ち手にワザと自分を引き寄せたりするものだ、兄ちゃん最初っからベルベットに意識が行ってたしな。それにそこのドラゴンのお嬢さんが言ってるんだ間違いないだろ。」


「え!?リナがドラゴンってなんでわかったんですか!?」


「びっくりなのじゃ。」


「この商売なめてもらっちゃぁ困るぜ!鑑定スキルMAXよ!どんなものだって鑑定できるようにすべて鑑定スキルにつぎ込んでやったのさ。」


「えー!?だとしたら私のことも分かったりしちゃってるわけ!?」


「お、おぅまぁな、初めて聞く種族だが・・・天竜天弧って魔族になるのか?まぁ目の前にいるお嬢ちゃんがかわいいし、スキルだけでその人物を判断するなんて俺は嫌いだからよ!気にスンナ!」


「ほえ~!鑑定詐欺のスキル作らなきゃ!この先、何かあったら困るし。」


「詐欺って、変な詐欺はだめですからね!種族の部分とかばれたらまずい部分いしてくださいよ!・・・よし!僕ベルベットに決めました!リナ!あとで僕に色んな使い方を伝授してほしいんだけど。」


「もちろんわかってるのじゃ!」


「おれみてぇに鑑定スキルをMXAまで上げる奴はそうそういないが少し気をつけろよ、何かあってからじゃも遅いしな。で、兄ちゃんベルベットの代金はいらねえぇからよ。その腰の剣鑑定させてくれや!そんな剣を打つのがおれの人生の目標でよ、めったに拝めるものじゃねぇからよ!な、頼む!」


自分の顔の前で両手をパン!と合わせ頭を下げてくるとても親切な人としか言えないおっさんにショウは快くエクスカリバーを差し出した。ついでにショウはこの気前のいいおっさんにバリサルダも見せたと思いきや、美沙がドラグヴァンディルと伝説の剣(笑)を差し出した。


「すげぇ!なんだこれは!俺は夢でも見てるのか!?ありがとう!本当にありがとう!ってこれはあの有名な伝説の剣じゃねぇか!?ってことはこの間聞いた噂は本当だったんだな!?それにしてもすげぇ!」


「そういえば久しぶりに伝説の剣(笑)見たけどなんか少し成長してない?!みさっちなんかやったの!?」


「え?!何もしてないよ!?マリが直してくれたんでしょ!?違うの!?」


「私何もしてないけど・・・なんだろう、(笑)とかつけたら罰当たりそうだね。」


「う、うん、、むしろ呪われるんじゃ?!」


伝説の剣(笑)を手にしていたおっさんが説明をしてくれた。


「この伝説の剣はもう長いこと持ち手が現れず詳細が一切不明だったんだがな。ミサーラ嬢ちゃんが持ち主になったことで正確な鑑定ができるようになったなぁ、こいつは自己進化形のスキルをもった剣で持ち主のよってその姿を変えたりするらしい。グローズソードだな。たぶんこの世界で確認されているのはこの剣だけだ、大切にしてやりなよ!にしてもいいもん見せてもらったぜ!何かあったらまた俺のことろにこいや。何よりもいい物用意させてもらうからよ!」


美沙たちはお礼を言って武器屋を後にした。買い物も済みショウの武器も手に入り、あとはフィアと合流して冒険者ギルドに向かうだけであった。


「そういえば店長、鑑定スキルMAXって言ってましたけど・・・鑑定スキルってLVいくつまであるんですか?」


「鑑定スキルの最高LVは25だ、ただし、盗賊、美術家、芸術家、陶芸家、鑑定士のを全て60まで上げなきゃならないから・・・普通の人間は10位までしか上げずに終わるし、10まであれば大抵なんでもわかるからな。」


「マニアックな職業ばかりじゃないですか、バカなんですか?自分をいじめてるだけじゃないですか、変態ですか?」


「ぐっ、何も言い返せない・・・」


こうしておっさんは店員の女の子に尻に敷かれながらも家庭を持ち幸せな日々を送り、グリモワール一の鍛冶屋として成功を収めることをまだ誰も知らないでいた。ちなみにこの奥さんになる予定の女の子は愛銃のガトリングスマッシャーでSS級冒険者兼良妻という称号を手に入れるが、これは別のお話である。




何時もの様に駄文、誤字脱字の読みに物を読んでいただいて感謝しています。

本当にありがとうございました!

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