〜この星の瀬戸内とレモンは美しい〜レモン星人の瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢最終日❢❢
ー…ソノヒ、ボクハ、デアッタ…ー
ー…ウンメイノ、レモン二…ー
『✧BOYS Lemon✧瀬戸内はレモンの香り✧
〜この星の瀬戸内とレモンは美しい〜
レモン星人の瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢』
✧ついに最終日です❢❢✧
俺の名は『瀬戸内 礼門』広島の瀬戸内海道の中央に位置するレモンの島で暮らしている高校一年生だ。名は体を表すとは言うが本当にそうだと思う。レモンの島のレモン農家の一人息子として此の世に生を受けた俺は今日も今日とてレモン三昧な日々を送っている。名前も漢字こそ檸檬では無いが『瀬戸内 礼門』だしな。因みにレモン農家のレモンを愛してやまないレモンラバーな俺の両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』に何故?名前の漢字をいっそのこと『瀬戸内 檸檬』にしなかったのか小学生の頃だったか興味本位に訊ねたことがあった。自分で言うのもなんだが、あの頃は若く俺は冒険心に溢れた利発で愛らしい小学生だったのだ。そんな愛らしく利発な小学生の頃の俺にレモン農家のレモンを愛してやまないレモンラバーな俺の両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』は口を揃えてこう答えた「「檸檬は、漢字が難しくて書きにくいけんね。テストの名前欄に書きやすいように漢字は『礼門』で読みを『レモン』にしたんじゃけぇ」」と。
ふむふむ。なるほど。なるほど。レモン農家のレモンを愛してやまないレモンラバーな俺の両親なりに俺のことを思ってこの名前『瀬戸内 礼門』にしたと言うわけだ。冒険心に溢れた利発で愛らしい小学生だったあの頃の俺は、レモン農家のレモンを愛してやまないレモンラバーな両親の俺への深い愛情に思わずレモンの如く甘酸っぱい涙を流したものだ。
確かに『瀬戸内 檸檬』よりも『瀬戸内 礼門』の方が漢字が簡単で書きやすいものね。ほろろ。俺は、その時のことを思い出してレモスコのような涙をかれこれ十年ぶりに流していた。
(だけど実を言うとレモンラバーな両親には言っていないが、やはりレモンラバーなレモンボーイとしては『瀬戸内 檸檬』と言う名前に憧れがあったりする)
自分で言うのもなんだがキラキラとした汚れの無い涙が、レモン色の愛用の自転車『レモスコ号』で夏の瀬戸内海道沿を走る爽やかな風に乗って青い空へと小さな虹を作った。麗しのDTDK(童貞男子高校生)の涙はまるでレモン水のように清らかなのだ。
そして一学期の終業式も終わり夏休みへと突入した。まさに青春謳歌真っ只中の俺のもとにヤツは、ヤッてキタ。
おっと。失礼。表記が乱れてしまった。
正しくは、やって来たのだ。
……どこからどう語ったらいいものか!?
……少しホラーなヤツと俺の一夏の甘い恋物語!?
……今も確かに残っているのだ。この口唇に、
……レモンの味のするヤツとのファーストキスの残滓が、
……今も確かに、この口唇に。
……そして、それは、永遠の愛の物語へと変わる。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
〜〜ええ、今回もざっと前回までのあらすじを言わせてもらうと。〜〜いなげな(変な)レモンの怪獣な喋るモニュメントに愛の告白をされた。……かと思ったらいなげな(変な)レモンの怪獣な喋るモニュメントが怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)に憑依した。かと思ったら突然の自主的変身バンクにて人型になった!!しかも!!地中海のレモン味を感じる全裸のイケメンマッチョメン!!レモン色のチュルチュル天然パーマの髪に白大理石の彫刻のように白い肌に彫りが深すぎる美形な顔にはレモンの葉っぱみたいな鮮やかな緑色の瞳がキラキラと光る。恋愛対象が男性であるイカした甘酸っぱぃBLレモンボーイな俺の好みのタイプであった!!そして、混沌が極まる自己紹介の末に……地球のレモンを調査するレモン星人なお仕事!!レモン調査お仕事日記(?_?)しかも〆切りとかあるん!?そして、4日後に強制送還!?てか、異文化レモン交流たぁなんじゃ!?と聞けば聞くほど混沌が極まる自己紹介の末にヤツは言った『ー…ナノデ、ヨッカカンノアイダデイイ、ボクヲ、ボクヲ、レモンクン、ノ、レモンノウカデ、ハタラカセテ、クダサイ、レモンナオシゴト、サセテ、クダサイ…ー』……と。
……そう言って、彼レモンなレモンな彼?
……賢明なレモンの守護者。
……レモン星人のレーモンドは、キレイにペッコリ。
……ナナメ45度のキレイなお辞儀をして魅せました。
……そのお辞儀があまりにもキレイだったから。
『ーーうん!!ええよ(๑•̀ㅂ•́)و✧』
ーー思わず僕は、賢明なレモンの守護者。
ーーレモン星人のレーモンドを勝手に採用しました。
ーー何の問題もない!!
ーーレモン農家は慢性的にいつだって人手不足!!
ーー宇宙人の手だって借りたいくらいなのじゃけぇ!!
ーーそれがレモン星人の手ならなおさらのことじゃ!!
こうして、賢明なレモンの守護者でありレモン星人のレーモンド(たぶん宇宙人!?)は、俺のレモンラバーなイカしたレモン農家で、4日間のレモン異文化交流レモンお仕事調査をする事になったんじゃ❢❢そして、レモン星人のレーモンドは、真夏の熱いハウスレモンなビニールハウスで、レモンのレモンによるレモンなお仕事を働いて、働いて、働いた末に、あまりの暑さに、メッキがハガレモンして、ドロドロレーモンドロロに溶けた。ホラー展開に混迷極まった末に、就労二日目にして、レモン星人のレーモンドの正体が、俺のレモンラバーな両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』にド派手にドイヒーにバレモンしました!!あわや!!研究所送りかと思った矢先にレモン星人のレーモンドの俺へのあまりにも真っ直ぐで純情で純真で純愛な想いを知った俺のレモンラバーな両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』は、俺に優しい眼差しで訊ねたのだった。
『…レーモンドの想いは、良うわかった…ほいで?』
『ー礼門ーアンタは、どがぁしたい!?』
……ーーと。そして俺は答えた。
『俺は、レーモンドが好きじゃ!!一緒におりたい!!』
その日、俺は、生まれて初めて、愛の告白をしました。
宇宙人のレモン星人のレーモンドに愛の告白をしました。
それからドッキドッキのレモンな初デートをした。
レモン星人のレーモンドと俺は、浮かレモン❣❣
瀬戸の夕凪を二人で見て、レーモンドは言った。
『ー…アシタ、ボクガ、レモンセイ、二、カエルトキ、二、イッショニ、キテ、ホシイ、ト、イッタラ…ー』
……カタコトの言葉でレーモンドは、静かに言った。
『ー…レモンクン、ハ、ボクト、イッショニ…ー』
レモンの葉っぱのような緑色の瞳が真っ直ぐに俺を見る。
『ー…キテ、クレ、マスカ?…ー』
ーー……俺は、何も答えられなかった。
そして、その夜、『ー…コマラセテ、シマッテ…ー』
『ー…ゴメンナサイ…ー』と涙を流して謝るレーモンドに、俺は、俺は、告げました「ー…レーモンド、明日、俺もレモン星に連れてって…ー」……と。
〜〜これにて波乱のあらすじフィナーレモン❢❢
〜〜それでは、めくるめくレモンな最終日をどうぞ❢❢
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
「…レーモンド、明日、俺もレモン星に連れてって…」
……と。そう、愛しのレモンボーイ礼門君は、言いました。昨日の夜の話です。レモン星人のレーモンドは、その後、「…スコ〜、レモスコ〜、…」とレモンな寝息を立てて眠ってしまった。愛しのレモンボーイ礼門君を見つめ続けて、気がつけば、眠れぬ夜を明かしていたのでした。
黒く艷やかな髪を撫でれば、重めの前髪から微かに垣間見える漆黒の長い睫毛が閉じられた眦から滲む涙に濡れて、屋根裏部屋の窓から差し込む朝陽に、キラキラと燦いて、とても、とても、それは、それは、キレイだった。
『ー…レモンクン、ハ、キレイ、デスネ…ー』
キラキラと燦く愛しのレモンボーイ礼門君の漆黒の長い睫毛を濡らす涙をレモン星人のレーモンドは、その逞しい指先で、そっと、そっと、優しく、優しく、拭いました。
『ー…レモンクン、ハ、トテモ、ウツクシイ…ー』
ー…レーモンド、明日、俺もレモン星に連れてって…ー
昨日の夜。愛しのレモンボーイ礼門君は僕に告げました。
……だけど。僕は、知っています。
……どんなに礼門君が、レモンの島を、
……レモンな家族を愛しているのか僕は知っています。
……何よりもこの美しい涙が全てを物語っています。
……礼門君の涙は、とても美しい。
……だけど。だけど。僕は、礼門君には、
……甘酸っぱぃレモンのように笑っていて欲しい。
……大好きなレモン畑と家族に囲まれて、
……素敵な香りのする美しいレモンライフを、
……いつまでも幸せに送っていて欲しいのです。
……だから。だから。僕は、僕はーーーー、
『ー…チュッ…ー』と愛しのレモンボーイ礼門君の愛らしい瞼へと、そっと、優しく、小さなキスを一つ贈りました。
「ー…ンっ…ー」すると。愛しのレモンボーイ礼門君は、漆黒の長い睫毛を微かに震わせて、ゆっくりと、瞼を開けて、切れ長の黒目がちな瞳に僕を映しました。そして小さく色付く口唇で「…レーモンド…」と僕の名前を呼んで小さく可愛らしい声で「…レモーニング…」とレモンな朝の挨拶をしました。
『ー…レモンクン…ー』僕も愛しのレモンボーイ礼門君の名前を呼び返して『ー…レモーニング…ー』とレモンな朝の挨拶をしました。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
「そうか。レーモンドは今日レモン星に帰るんじゃのぉ」
「さみしゅうなるのぉ(訳∶さみしくなるぇ)」
レモンラバーな俺の両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』が、今日も今日とて、ノリで家の壁をレモン色に塗りたくった緑の屋根とレモン色の壁の通称レモンハウスとご近所さんから呼ばれている瀬戸内家のウッディな玄関と同様にウッディなダイニングキッチンにてレモンラバーなレモーニングルメ(レモングルメな朝食)を提供しながら口々に本当にさみしそうに言う。
因みに今朝のレモンラバーなレモーニングルメ(レモングルメな朝食)は、レモンの島のレモンを使ったベーグルサンド&レモンの島レモンティーと爽やかさあふれるラインナップとなっております。
『ー…ミナサンガ、ネムッテイル、ウチ二、レモンセイ、ヘ、カエリマス…ー』
……レーモンドが、カタコトの言葉で、言いました。
ー…レーモンド、明日、俺もレモン星に連れてって…ー
……昨晩、俺は、レモン星人のレーモンドにそう言った。
……レーモンドは、困ったような表情をして、
……切なげに微笑んだ。……何も、言わなかった。
『ー…アシタ、ボクガ、レモンセイ、二、カエルトキ、二、イッショニ、キテ、ホシイ、ト、イッタラ…ー』
……カタコトの言葉で夕凪の中でレーモンドが静かに言った言葉を思い出す。
『ー…レモンクン、ハ、ボクト、イッショニ…ー』
レモンの葉っぱのような緑色の瞳が真っ直ぐに俺を見て、
『ー…キテ、クレ、マスカ?…ー』……そう、言った。
「ーー………………ーー」
俺はレモン星人のレーモンドのレモンの葉っぱのような緑色の瞳を……ただ、ただ、見詰めることしか出来なかった。
ー…レーモンド、明日、俺もレモン星に連れてって…ー
……昨晩、俺は、レモン星人のレーモンドにそう言った。
……その言葉に偽りは無ぃ。……心の底からの想ぃだ。
……心の底から、レーモンドと一緒に居たぃ。
……そう、思ったんだ。……心の底から、そう思った。
……そして、それは、それが、レモンの島でなくても。
……レーモンドが来たレモン星でも良いと思った。
……もっと、言えば、レーモンドと居られたら。
……何処だって、良ぃ。……レーモンドと居られるなら。
……何処だって、ええんじゃ。
……ただ、ただ、レーモンドと一緒におりたぃ。
……それだけなんじゃ。俺は、それだけで幸せなんじゃ。
……ただ、父と母は、どうなんじゃろうか?
……一人息子の俺が、おらんようなったら。
……やっぱり、悲しむじゃろうか。
「…そうかい。今晩、寝て起きたらレーモンドは、レモン星に帰っとるんかぁ…そりゃあ、さみしいのぉ……」
「げにさみしゅうなるのぉ(訳∶本当にさみしくなるね)」
レモンラバーな俺の両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』が、今晩にはレモン星へと帰るレモン星人のレーモンドに本当にさみしそうに言っているのを見て、俺は、思っていた。
……もし俺が、レーモンドと一緒に、
……レモン星に行きたい言うたら。
……やっぱり両親は止めるんじゃろうか?
……俺に行くなと、このレモンの島におって欲しいと、
……そう、言うんじゃろうか?
「ーー………………ーー」
……そう、思うと、やはり何も言えなくなってしまう。
……今朝のレモンラバーなレモーニングルメ(レモングルメな朝食)のレモンの島のレモンを使ったベーグルサンド&レモンの島レモンティーのレモンな味を何時もより酸っぱく感じていた。
「…レモンって、こがいに酸っぱかったんじゃ……」小さな声で呟いた。
ほんじゃが、俺は初恋の相手がレーモンドでえかった。
だって、酸っぱい(辛い)だけじゃない。
こがいに甘酸っぱいけぇ(幸せを感じているから)。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
レモンの島のメインストリートな商店街に、レモン星人のレーモンドと俺は、仲良く手を繋いで並んで歩いていた。
皆さんお気付きだろうとは思いますが敢えて言います。
いえ、言わせて下さい!!寧ろ言いたい!!
〜〜ンンッ!!心の中で、無駄に喉の調子を整えて、心の中で、俺は、叫んで言った!!デートじゃ!!レーモンドとの初デートに続き!!二回目のデートじゃ!!俺は見ての通り浮かレモンじゃった!!
『ー…ホントニ、イイノデスカ、レモン、ノ、オシゴト、ナシデ、レモンクン、ト、オデート、イイノデスカ?…ー』
今日も今日とて、オシャレモンなレモン色のTシャツにブルージーンズと白いスニーカー(父の奴)を俺セレクトでレーモンドに着せて、俺はレモン柄のお気に入りのTシャツにブルージーンズと白いスニーカー(私服)で、オシャレモンコーデで浮かレモンデート(二回目)に臨むワケだが、レモン星人のレーモンドがカタコトの言葉で心配そうに訊いてくるので俺は答える。
「うん♪父と母も言いよったじゃろ?今日で最後じゃけぇ、えっと、思い出つくって来んさいって、じゃけぇ、大丈夫じゃけぇ♪えっと、思い出つくろう!!」
『ー…ハイ!!…ー』
レーモンドは、俺の言葉に、レモンの葉っぱのような緑色の瞳を眩しそうに細めて、そう、頷いて、応えた。
昭和レトロな雰囲気の商店街を二人で歩く。
最早、二人で手を繋いで並んで仲良う歩きよるだけで、幸せすぎるほどに幸せを感じとる自分がおる。歩き慣れた何時もの商店街なのに、レーモンドとおるだけで、ただ、それだけで、新鮮で、楽しい、幸せでいっぱいになる。
不思議じゃのぉ。何時もの商店街なのに、
全てが、甘酸っぱい(幸せに感じとる)。
きっと、レーモンドとおるけぇじゃのぉ。
「レーモンド♪レモンスポットなレモンオブジェで、いっぱい、写真撮ろう!!」瀬戸内レモンの押しフルーツを使ったハンドメイドのスマホケースに包まれたスマホを掲げて見せて、レモン星人のレーモンドに俺は言う。
とにかくえっとレーモンドとの思い出が欲しかった。
レーモンドは、此処におったんじゃと、確かに此処おったんじゃと、そう、思えるように、えっと、俺は写真を撮った。レモンスポットなレモンオブジェにレモン色の幸せなポスト。えっと、えっと、俺は写真を撮った。
頭の中も心の中もスマホのメモリーも、とにかく全部を、レーモンドで、いっぱいにしたかった。と言うか、俺の全部は何時の間にかレーモンドで、いっぱいになっていたんだ。
ーーパシャ、パシャ、パシャ、と。レモンスポットなレモンオブジェにレモン色の幸せなポストで、レーモンドを瀬戸内レモンの押しフルーツを使ったハンドメイドのスマホケースに包まれたスマホで撮影して、俺は、想っていた。
「ー…俺は、こがいに、レーモンドで、いっぱいになっとったんじゃのぉ…ー」…スマホのカメラのシャッター音にも紛れてしまうほどに小さな声で囁いた「ー…俺は、こがいに、レーモンドのことが、好きなんじゃのぉ…ー」
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
レモンスポットなレモンオブジェにレモン色の幸せなポストで、えっと、えっと、写真を撮った。レモン星人のレーモンドと俺は、アイスクリーム店で、ドルチェなレモンジェラートを食べながらテラス席から見える瀬戸内の海を眺めていた。夏の日差しに海風が心地良い。レーモンドと一緒に食べた甘くて酸っぱいレモンジェラートは、口の中に入れると直ぐに溶けてしまうのが、爽やかでいて、少し切ないような、そんな一夏の恋のような味がした。
……瀬戸内の海風のせいじゃろうか?
……甘酸っぱいレモンジェラートが、
……ちいと塩っぱいような気がして、
……微かに、涙のような味もして、
……涙と思うと、さみしゅうなるけぇ。
……きっと、海風のせいじゃ。
……と、俺は、自分に言い聞かせとった。
……そう思わにゃあ、涙が零れてしまうけぇ。
……きっと泣いて、しまうけぇ。
……きっと、海風でも乾かん程に、
……涙が零れてしまうけぇ。
瀬戸内の海を眺めながら俺は、隣に並んで座りドルチェなレモンジェラートを美味しそうに食べているレモン星人のレーモンドに訊ねる。
「…レーモンドの家族って、どんなレモン星人なの?…」
レモン星人のレーモンドは、ドルチェなレモンジェラートを美味しそうに食べる逞しい手を止めて、少し考え込んでから俺の質問にカタコトの言葉で答えた。
『ー…タトエルノナラ、レモンクン、ノ、ゴカゾク、ノ、ヨウナ、レモンセイジン、デス…ー』
……レモンの葉っぱのような緑色の瞳を、とても優しく細めて、その柔和で穏やかな表情を見ていたら解る。
「…ええ家族なんじゃのぉ…」
……そっと静かに囁き応えた。
俺が、レモンラバーな両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』を大切に思うように、レモン星人のレーモンドにも大切な家族が居るんだ。遠い。遠い。レモン星に居て、きっと。
……きっと。レーモンドの帰りを待っているのだろう。
……きっとレーモンドが居なくて寂しがってるだろう。
……じゃけぇ(だから)。じゃけぇ(だから)。
……レーモンドは、レモン星に帰った方がええ。
……口中がどがいなに酸っぱうても、行かんで、
……帰らんで、たぁ、……決して言えん。
『ー…ハイ、トテモ、イイ、カゾク、デス…ー』
彫刻のような彫りの深い端正な顔に、ハニカムような笑顔をのせて、レモン星人のレーモンドは、眩しく囁いた。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
「レーモンド!!このレモンバターチキンカレー!!
ぶちうまい!!レモンコーラとぶち合うよ!!」
お昼になって、レモンなカフェでレモンバターチキンカレーとレモンコーラでレモンなランチタイム、レモンランチタイムな一時を過ごすレモン星人のレーモンドと俺。あまりのレモンランチタイムのレモンなカフェのレモンバターチキンカレーとレモンコーラが美味しすぎたので、俺が興奮気味に言うと。
『ー…レモンクン、レモンバターチキンカレー、ガ、ツイテマスヨ…ー』
レモン星人のレーモンドが、楽しそうに笑って、その逞しい指先で、俺の口の端に付いていたレモンバターチキンカレーを、そっと優しく拭って、その厚い口唇で、優しく拭った俺の口の端に付いていたレモンバターチキンカレー(※逞しいレーモンドの指先に付いた)を、美味しそうに舐めた。
舐め取る瞬間に少しだけ、その厚い口唇から垣間見えた、真紅い、深紅い、厚い舌が、艶めかしく俺の口の端に付いていたレモンバターチキンカレー(※逞しいレーモンドの指先に付いた)を、美味しそうに舐めとる様が、生々しくて妖艶で……端的に言うと。エロい。
自慢では無いが俺は麗しのDTDK(童貞男子高校生)だ。
そりゃぁね。そがいなん。好きな人のエロい舌使い見たら。そりゃぁ。興奮のいっこもするってもんじゃょ!!
「…〜〜あっ、ありがと、レーモンド…」
照れ隠しにゴシゴシと手の甲で口を拭って、赤く染まり上がってゆく頬を誤魔化すようにレモンコーラを一気に煽る。
〜〜ンンッッ!!〜〜しまった!!
〜〜レモンコーラは炭酸飲料だった!!
〜〜一気に煽ったせいで喉がっ!!喉がっ!!
〜〜痺レモンコーラッッッァァァッッッ!!!!
「〜〜ゲホッ!!ゲホッ!!ゴッホッ!!ゴッホ!!」
思いのほか喉が〜〜痺レモンコーラッァァッッッ!!!!で、ダメージが凄くて、激しく噎せてしまった。
『ー…レモンクン、ダイジョブ、デスカ!?…ー』
俺の隣で同じくレモンバターチキンカレーとレモンコーラでレモンなランチタイムをレモンランチタイムを過ごしていたレモン星人のレーモンドが、とても心配そうに言って、その逞しく厚い彫刻のように造形の良い手で優しく、そっと、自分で言うのもなんですが華奢で薄い俺の背中を擦ってくレモンしてくれました。
俺は、まさかレーモンドが艶めかしく俺の口の端に付いていたレモンバターチキンカレー(※逞しいレーモンドの指先に付いた)を美味しそうに舐めとる様が生々しくて妖艶で……端的に言うと。エロいくッて、興奮して噎せました。
……なんて、とても、とても、言えるはずもなく。
「〜ゲホッ!!〜ゴッホ!!ダイジョブ、ジョブ!!」
どうにか喉の調子を整えて、優しく俺の自分で言うのも本当になんですが華奢で薄いか弱く愛らしい背中を擦ってくレモンしてくれている。レーモンドに( ´∀`)bグッ!!とグッジョブマークをして見せました。そして、レモンボーイなレモンポーズ(酸っぱいレモンを食べた後にキザな表情でL字型の人差し指と親指を眉毛に当てるポーズ)を可愛くして見せました♫
俺の渾身のレモンボーイなレモンポーズ(酸っぱいレモンを食べた後にキザな表情でL字型の人差し指と親指を眉毛に当てるポーズ)をレモン星人のレーモンドは、そのレモンの葉っぱのような緑色の目張りの大きな瞳を更に大きく見開いて、パチパチと長く繊細なハニーレモン色のキラキラと煌めく睫毛を瞬いて、レモンの花がほころぶようにキラキラと眩しい笑顔で咲ったんだ。
〜〜ンンッッッ!!まっ、眩しぃッッッ!!
〜〜まさにレモンハニーフラッシュだぁッッッ!!
(※レーモンドの笑顔が眩しすぎると礼門君は言ってます)
〜〜目がぁ、目がぁ、潰れるッッッ!!!!
レモン星人のレーモンドの眩しすぎるキラキラレモンハニーフラッシュな目映い笑顔を至近距離からまともに喰らってしまった(※直視してしまった)俺は、自分で言うのもなんだが、切れ長の黒目がちで麗しい眼をシコシコと、おっと、失礼。表記が乱レモン致しました。正しくは、コシコシと擦りました。
〜〜ぁあ、目が眩む。〜〜目の奥がチカチカしとる。
〜〜こりゃあアレじゃのぉ。
〜〜御天道様を直視してしもうたような感じじゃのぉ。
〜〜眩しすぎて目が痛い。キラキラ笑顔が尊ぃが過ぎた。
〜〜レーモンドの笑顔が好きすぎて、好きすぎて、
〜〜目がマジでギュンギュンギュンって滅された!!
〜〜エモメロレモ過ぎて、アカン目が開かん〜〜!!
〜〜閉じた瞼の裏に焼き付けられたレーモンドの笑顔が、
〜〜これまた眩しい!!目を閉じてもなお眩しい!!
〜〜どがぁしたらええんじゃろう!?
〜〜目を開けても閉じても眩しぃッッッ!!!!
〜〜てか、目が開かんッッッ!!!!
俺が一人レーモンドのキラキラ笑顔の眩しさにマジでギュンギュンギュンって、目が滅され悶えていたら。当のキラキラ笑顔が眩しぃレモン星人のレーモンドが言う。
『ー…フフフッ、レモンクン、ハ、トテモ、カワイイ、デスネ…ー』とか、これまた可愛い笑顔で言うんじゃ。
「〜〜何言いよんやか!?レーモンドの方が可愛ぃよ!!」
本人に自覚が無いようなので、そう言い返せば、可愛い笑顔のレモン星人のレーモンドは、なおも言うんじゃ。
『ー…フフフッ、レモンクン、ハ、ホントウニ、トテモ、カワイイ、デスネ…ー』そしてその逞しい大きな手で俺の自分で言うのもなんだが丸ぃ形の良い頭を優しくヨシヨシと撫でる。
「〜〜やっ!!ヤーメーローよー!!」ジタバタとシて、おっと、失礼。表記が乱レモン致しました。正しくは、ジタバタとして、ですね。もう!!色々となんじゃが嬉しレモン、恥ずかしレモン、じゃけぇ、照れ隠しに暴レモンした。俺は麗しのDTDK(童貞男子高校生)なんじゃ。色々と多感なお年頃レモンなんょ。ヤメレモンなんょ。
〜〜まったくもぅ!!〜〜レーモンドったら!!
レモンなカフェでレモンバターチキンカレーとレモンコーラでレモンなランチタイム、レモンランチタイムな一時をイチャコラレモンで過ごすレモン星人のレーモンドと礼門君、そして置き去りにさレモンされたレモンバターチキンカレーとレモンコーラは、思っていた。
……冷めちまう早く喰ってくレモンかな!?
(byレモンバターチキンカレー)
……炭酸が抜ける早く飲んでくレモンかな!?
(byレモンコーラ)
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
そして、レーモンドとのレモンなデートは、本当に、あっと言う間に大詰め終盤を迎えていた。やはり、レーモンドと俺と言えば、この思い出のレモンな谷の休憩所が、レモンなデートのフィナーレモンにふさわしいだろぅ。
……レーモンドと俺が、運命の出逢ぃを果たした始まりの場所なのだから。
……怪獣なレモン、レモンスターとして、レーモンドは、此処に来たのだ。……俺に逢いに、遠い、遠い、レモン星から此処に来たのだ……。
……なんという、愛なのだろうか。
……ヒトメボレモン(一目惚れ)と言っていたが、
……好きだからと言って、恋に落ちたからと言って、
……星を超えて、逢いに来るなんて、なんて、なんて、
……俺はレーモンドにこんなに愛さレモンされている。
大きな橋を手を繋いで歩きながら俺は改めて思っていた。
繋いだ大きな手からは、やはり、体温は、ちっとも感じられなくって、レモンを触っているかのようだったけど。
……だけど。体温は感じられないけど。
……確かに、レーモンドからの愛情が伝わってくる。
……俺のことが、好き。だと。
……繋いだ大きな手が、雄弁に愛を語ってくる。
……こっちが恥ずかしくなるくらい雄弁に愛を語る。
……その結果、こっちが恥ずかしくなるくらいに、
……大きく深い瀬戸内の海のような。
……はたまた宇宙のような。
……怪獣なレモンのような。
……規格外の甘酸っぱぃ愛情が伝わってくる。
……あまりにも大きな愛だから。
……その愛を受け止められるのか!?
……俺は、レーモンドに愛を返せるのか!?
……そもそも愛は返すものなのか!?
……子供過ぎる俺には、まだわからなぃ。
……わからんことだらけじゃ。
……だけど一つだけハッキリキレートに、
……わかることがあるんじゃ。
……そりゃあ、俺は、
……レーモンドのことが、好き。
……その想いだけが、ハッキリキレートに、
……確かにこの小さなレモンハートにあるんじゃ。
……甘酸っぱぃ俺の初恋はレモン味なんじゃ。
なんだか小っ恥ずかしくなってきて、レモンの葉っぱのような緑色のレーモンドの瞳から目を逸らせば、レモンのキャラクターグッズ(レモンな怪獣)が入っとる。レモンガチャを発見❢❢そして俺は勿論、その発見したレモンガチャをガチャガチャと回す❢❢レモン星にはガチャはないんじゃろぅか!?レモン星人のレーモンドは、いきなり発見したレモンガチャをガチャガチャと回す俺を不思議そうに見守っている。そして、レモン星人のレーモンドに見守られてポン!と出て来たレモンのキャラクターグッズ(レモンな怪獣)を手に俺は、レーモンドの手を引いて、近くにあったレモンベンチに座る。レーモンドも俺の横に並んで座った。それから徐にレモンのキャラクターグッズ(レモンな怪獣)をレーモンドに掲げて見せてから。
「レモンな怪獣はレモンの島のブランド品種で、普通のレモンのサイズの2~3倍の大きさがあって、糖度が9ー11度あって、そのまま食べるレモンとして開発されたレモンだ。レーモンドが憑依したレモンな怪獣と同じ奴さ!!」
俺はレモン星人のレーモンドにレモンな怪獣の話をする。
レーモンドは、レモンの葉っぱのような緑色の瞳を優しく細め俺の掲げたレモンな怪獣と俺を愛おしそうに見詰めて、俺のレモンな怪獣の話を静かに聞いていた。
「レモンな怪獣は、……」ああ。……ダメだ。
……ポト、ポト、と。……涙が、零れてしまぅ。
「…ゴツゴツとした見た目の規格外のレモンを…見た目が怪獣のようにいびつなため廃棄される予定だったレモンを…その特徴を活かしてブランディングして…味は極上で甘みも強い皮まで美味しいレモンとして…アップサイクルで販売しとる…」
レーモンドは静かに俺のレモンな怪獣の話を聞いている。
とてつもなく優しい眼差しで、ただ俺の話を聞いていた。
「…俺は、俺は、ずっと、ずっと、レーモンドに、俺のレモンな話をしたい。レーモンドに、俺のレモンな話を聞いとって、欲しい。俺は、俺は、ずっと、ずっと、レーモンドと、一緒におりたぃっ…」
……ああ。……ダメだ。……泣いてしまった。
……酸っぱぃ涙が、止め処なく、溢れては零れてく。
……涙で潤む視界の中で、俺は、確かに見たんだ。
……レーモンドのレモンの葉っぱのような緑色の瞳から。
……レモン果汁のようなキラキラした涙が零れたのを。
……俺は、確かに見たんだ。キレイなレーモンドの涙を。
『ー…ボクモ、ズット、ズット…ー』
レモン星人のレーモンドが、レモンの葉っぱのような緑色の瞳からレモンの果汁のようなキラキラとした涙をキレイに零しながら涙に濡れた声で言う。
『ー…レモンクン、ノ、レモン、ナ、ハナシヲ、キイテイタイ…ー』カタコトの言葉で、一生懸命に、俺に伝えてくレモンしてくれる。
『ー…ボクモ、レモンクン、ト、ズット、ズット、イッショニ、イタイ…ー』……と。そう言って逞しぃ両腕で優しく、けれど強く俺のことを抱き締めてくレモンしてくれた。
最後のデートじゃ言うのに、酸っぱぃ涙に暮レモンしてしもうた。俺は、俺を抱き締めるレモン星人のレーモンドの、やはり、体温を全く感じられない逞しぃ両腕の中で、泣いていた。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
「これがレーモンドと食べる最後の晩餐って奴かいねぇ」
「げに寂しゅうなるわレーモンドさん、えっと食べて」
レモンラバーな俺の両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』が、今日も今日とて、ノリで家の壁をレモン色に塗りたくった緑の屋根とレモン色の壁の通称レモンハウスとご近所さんから呼ばれている瀬戸内家のウッディな玄関と同様にウッディなダイニングキッチンにてレモンラバーなレモンディナー(レモングルメな晩餐)を提供しながら口々に本当にさみしそうに言う。
因みに今宵のレモンラバーなレモンディナー(レモングルメな晩餐)は、レモンの島のレモンを使ったレモン香るサーモンのディナー。サーモンのレモンバターソテーに、レモン香る牛ステーキの夏野菜サラダと。レモン香る鶏肉の香味レモンホイル焼きと。レモン香る塩さばの竜田揚げに、レモン香る牡蠣の蒸し焼きとレモンの風味で食欲もアップな夏のレモンディナーにぴったりの豪華に大判レモン振る舞いのレモン晩餐会となっております。
『ー…チチサン、ハハサン、イタダキマス…ー』
レモン星人のレーモンドは、レモンラバーな俺の両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』に向かって、丁寧に手を合わせて、とても美味しそぅにレモンの風味で食欲もアップな夏のレモンディナーにぴったりの豪華に大判レモン振る舞いのレモン晩餐会のレモンディナーをキレイに平らげた。
「…いただきます…」俺もレーモンドに続きレモンの風味で食欲もアップな夏のレモンディナーにぴったりの豪華に大判レモン振る舞いのレモン晩餐会のレモンディナーを口に運ぶが、胸が詰まって、これが、レーモンドとの最後の晩餐なのかと思うと。大好きなレモンディナーなのに、こんなにレモンの風味で食欲もアップな夏のレモンディナーにぴったりの豪華に大判レモン振る舞いのレモン晩餐会のレモンディナーなのに、上手く喉を通らずに、上手く食べられなかった。
……刻一刻、刻一刻と。
……レーモンドとの別れの時が、近づいて来る。
……レーモンドが、レモン星へ帰ってしまぅ。
……そう、思うと。……どうしても。……どうしても。
……レモンディナーが上手く食べられなかったんだ。
……レモンが、とても、酸っぱく感じられて、
……上手く食べられなかったんだ。
レモンラバーな俺の両親『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』そして『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』が、レモン星人のレーモンドに、口を揃えて「「レモン星に帰っても、元気でね!!」」と涙ながらに伝えるのを、ただただ、見守る他なかった。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
ーーーー……ピチピチ、レッッモォーーン……。
ーーーー……レモッスカッッッポォーーーン……。
……俺こと『瀬戸内 礼門』ピッチピチのレモンのような高校二年生の麗しのDTDK(童貞男子高校生)は、輪切りにしたレモンが所狭しと浮かぶレモン風呂な湯船の中で少なからず後悔していた……。レモン風呂に入っているからかお風呂の音がレモンにまみれている。まぁ、それはいつものことであり寧ろ良いことだ……。問題なのは、爽やかな香りのリラックス効果があるレモン風呂に入浴しているにも関わらず。全くもって、リラックスできていないと言うことだ。
……だって、……だって、これが、最後の。
……レーモンドとの最後のレモン風呂なのだから。
……最後だから。……だから。……だから。
……俺は、レモン星人のレーモンドに、お願いしてみた。
水も滴る噴水の彫刻の如き麗しの地中海レモン風味漂うイケメンマッチョなダイナマイトワガママレモンボディーのレーモンドに、〜〜スコスコスコスコッッッ!!!!!!
〜〜レモンッスッカッッッシューシュー!!!!と……俺こと『瀬戸内 礼門』ピッチピチのレモンのような高校二年生の麗しのDTDK(童貞男子高校生)の目の前で、レモンな音を立てて、レモンなボディーソープで彫刻のような筋肉美の肉體を艶やかに洗う。レモン星人のレーモンドに、ある、お願いをしてみたのだ。
「…レーモンド…今日が、最後のレモン風呂だから、そのっ、そのままの、レモン星人なレーモンドと、レモン風呂に入りたいんだ…本当の姿で…」俺が、そう言うと。レモン星人のレーモンドは、水も滴る噴水の彫刻の如き麗しの地中海レモン風味漂うイケメンマッチョなダイナマイトワガママレモンボディーを、〜〜スコスコスコスコッッッ!!!〜〜レモンッスッカッッッシューシュー!!!とレモンな音を立てて、レモンなボディーソープで彫刻のような筋肉美の肉體を艶やかに洗うその逞しぃレモン色の泡泡の手を止めて、驚いたようにそのレモンの葉っぱのような目張りのある大きな緑色の瞳を更に大きく見開いて、俺を見詰めて、訊きました。
『ー…イイケド、レモンクン、ハ、ボクノ、ホントウノ、スガタ、コワクナイノ?…ー』……と。
…………だから。俺は、正直に応えたんだ。
「…正直に言うと…少し、怖い、だけど……」
俺は、レモン星人のレーモンドを真っ直ぐに見詰める。
「…それ以上に、レモン星人なレーモンドのことを…」
驚いたようにそのレモンの葉っぱのような目張りのある大きな緑色の瞳を更に大きく見開い、俺を見詰めるレーモンドを見詰めて、俺は、誠心誠意レモンに誓って、応えた。
「…そのままの、レーモンドを知りたぃんだ…」
……すると。レモン星人のレーモンドは、そのレモンの葉っぱのような目張りのある大きな緑色の瞳を切なげに涙に燦かせて、応えてくレモンしてくれた。
『ー…アリガトウ、レモンクン…ー』
……そして、そのレモンの葉っぱのような目張りのある大きな緑色の瞳を、そっと、閉じた。
ーードロドロドロドロドロドロッッッ!!
ーーレーモンドロドロドロドロドロッッッ!!
……レモン星人のレーモンドの地中海レモン風味漂うイケメンマッチョなダイナマイトワガママレモンボディーが、彫刻のような筋肉美の肉體が、その皮膚が、彫りの深い端正な顔が、作画が、みるみるうちに、ホラー展開で溶けてゆく。
……怖い。……恐い。……コワイ。……こわい。
……怖い。……恐い。……コワイ。……こわい。
……怖い。……恐い。……コワイ。……こわい。
……怖い。……恐い。……コワイ。……こわい。
……怖い。……恐い。……コワイ。……こわい。
……怖い。……恐い。……コワイ。……こわい。
「…ハァハァッッッ、ハァッッッ、ハァッッッ…」
……怖かった。……恐くって。
……コワくって、……こわい。
……ホラー展開に恐怖で、呼吸が乱レモンする。
……だけど。……だけど。
……俺は、目を逸らさなかった。
どんなに怖くても、恐くても、コワくても、こわくても。
ちゃんと、レモン星人なレーモンドを、ちゃんと。
ちゃんと、そのままのレーモンドの姿を見たかったから。
ーーポロポロと、恐怖で涙が零れても、
ーー絶対に目を逸らさなかったんだ。
ーーレーモンドのことが好きだから。
ーーそのままのレーモンドが好きだから。
ーー恋しくて、愛しくて、大好きだから。
ーードロドロドロドロドロドロッッッ!!
ーーレーモンドロドロドロドロドロッッッ!!
……と。レモン星人のレーモンドのメッキが、どんどん、と、剥がれていって、遂に、躰がドロドロレーモンドロロに溶けたレモン星人のレーモンドは、只今、真の姿と言うのだろうか!?レモン色をした大きなタコ!?のような!?はたまたクラゲ!?のような!?不思議な姿をしてる。うん。やっぱり。どっから。どう見ても。立派な宇宙人だ。
『ー…レモンクン…ー』
只今、真の姿と言うのだろうか!?レモン色をした大きなタコ!?のような!?はたまたクラゲ!?のような!?不思議な姿をした。レモン星人のレーモンドは、その円な、たぶん、目!?を、心配そうに細めて、俺の名前を、いつも通りのカタコトな言葉で、呼んだんだ。
心配そうな只今、真の姿と言うのだろうか!?レモン色をした大きなタコ!?のような!?はたまたクラゲ!?のような!?不思議な姿をした。レモン星人のレーモンドに、俺は、手招きして、静かに誘いました。
「…レーモンド、一緒に、湯船に浸かろう…」
……と、すると、心配そうにその円な、たぶん、目!?を細めて、俺の様子を見詰めていた、只今、真の姿と言うのだろうか!?レモン色をした大きなタコ!?のような!?はたまたクラゲ!?のような!?不思議な姿をした。レモン星人のレーモンドは、ゆっくりと。まるで、タコのような動きで、ゆっくり、スルリ、と。俺の浸かっているイカしたレモン色の湯船に、恐る恐る、と言う感じで入ってきました。
俺は、只今、真の姿と言うのだろうか!?レモン色をした大きなタコ!?のような!?はたまたクラゲ!?のような!?不思議な姿をした。レモン星人のレーモンドの、その、タコ!?のような!?クラゲ!?のような!?おそらくは、たぶん!?腕を引いて、抱き寄せてみた。地中海レモン風味のイケメンマッチョバージョンのレーモンドの時は、大体は、レーモンドが、俺を、こうして、抱き寄せて、抱き締めて、くレモンしてくれた。レモンな初デートの時とかね。
只今、真の姿と言うのだろうか!?レモン色をした大きなタコ!?のような!?はたまたクラゲ!?のような!?不思議な姿をした。レモン星人のレーモンドは、俺の腕の中に、スッポリと収まってしまうサイズ感で、何だか、可愛ぃ。
そして何より「…レーモンド、あったかぃ…」地中海レモン風味のイケメンマッチョバージョンのレーモンドの時は、抱き締められても体温は全く感じられなかったのに、只今、真の姿と言うのだろうか!?レモン色をした大きなタコ!?のような!?はたまたクラゲ!?のような!?不思議な姿をした。レモン星人のレーモンドは、とても、あったかぃ。
俺は、今、初めて、やっと、やっと、レーモンドを感じられた気がして、とても、とても、嬉しかったんだ。
ーーだから。ーーだから。
ーー俺は、ーー俺は、
「…レーモンド、俺の初キス(ファーストキス)あげる…」
腕の中で真正面から抱き締めたレーモンドのその円な、たぶん、目!?の下にあるイラストのタコで言う尖った口!?おそらくは、口にあたる部分!?本物のタコだと、確かオシリ!?にあたる部分だった気もするが、ここは、一か八か、口にあたる部分!?だと信じて、俺は、レーモンドに初キス(ファーストキス)を捧げたのだった。
ーー……チュッ……ーーと、触れるだけの小さな初キス(ファーストキス)だったけど。レーモンドは、確かに、嬉しそうだった。俺の初キス(ファーストキス)は、何だか酸っぱぃ味がした。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
その日の夜、俺は、レーモンド(地中海レモン風味のイケメンマッチョバージョン)の腕の中で夜を迎えていた。
一つのベッドに仲良くベッドイン。いやいや!!だから!!寝れるわけんじゃろ(寝れるわけねぇだろ)!!!!
そして、今夜は、本当に!!
〜〜寝れるわけんじゃろ(寝れるわけねぇだろ)!!!!
〜〜だって、寝てしまったら。
〜〜レーモンドは、レモン星に、帰ってしまうから。
〜〜寝れるわけんじゃろ(寝れるわけねぇだろ)!!!!
『ー…ミナサンガ、ネムッテイル、ウチ二、レモンセイ、ヘ、カエリマス…ー』
……レーモンドが、カタコトの言葉で、言ってぃた。
ー…レーモンド、俺もレモン星に連れてって…ー
……俺は、レモン星人のレーモンドにそう言った。
……レーモンドは、困ったような表情をして、
……切なげに微笑んだ。……何も、言わなかった。
『ー…ボクガ、レモンセイ、二、カエルトキ、二、イッショニ、キテ、ホシイ、ト、イッタラ…ー』
……カタコトの言葉で夕凪の中でレーモンドが静かに言った言葉を思い出す。
『ー…レモンクン、ハ、ボクト、イッショニ…ー』
レモンの葉っぱのような緑色の瞳が真っ直ぐに俺を見て、
『ー…キテ、クレ、マスカ?…ー』……そう、言った。
「ーー………………ーー」
俺はレモン星人のレーモンドのレモンの葉っぱのような緑色の瞳を……ただ、ただ、見詰めることしか出来なかった。
ー…レーモンド、俺もレモン星に連れてって…ー
……俺は、レモン星人のレーモンドにそう言った。
……その言葉に偽りは無ぃ。……心の底からの想ぃだ。
……心の底から、レーモンドと一緒に居たぃ。
……そう、思ったんだ。……心の底から、そう思った。
……そして、それは、それが、レモンの島でなくても。
……レーモンドが来たレモン星でも良いと思った。
……もっと、言えば、レーモンドと居られたら。
……何処だって、良ぃ。……レーモンドと居られるなら。
……何処だって、ええんじゃ。
……ただ、ただ、レーモンドと一緒におりたぃ。
……それだけなんじゃ。俺は、それだけで幸せなんじゃ。
……ただ、父と母は、どうなんじゃろうか?
……一人息子の俺が、おらんようなったら。
……やっぱり、悲しむじゃろうか。
……だけど。俺は、俺は、やっぱり。
俺は、レーモンド(地中海レモン風味のイケメンマッチョバージョン)に、もぅ一度、想いを告げてみたんだ。
「…レーモンド、俺も、レモン星に、連れてって…」
……もぅ一度、……微かに震える声で、告げてみた。
「…レーモンド、と、ずっと、一緒に、いたいんだ…」
……心の底からの想いの発露に、切れ長の眦から。
……レモン彗星の如く、涙が、零れ落ちて、流れた。
「…お願い…レーモンド、が、好き、なんだ…」
……溢れる想いを、拙い言葉で、告げました。
「…だから、お願い…俺も、一緒に、連れてって…」
『ー…レモンクン…ー』
レーモンド(地中海レモン風味のイケメンマッチョバージョン)は、そのレモンの葉っぱのような緑色の瞳をキラキラと涙で潤ませて、俺の名前を呼んだきり何も話さなかった。
切なげな表情を、その彫刻のように彫りの深い端正な顔に湛えて、ただ、ただ、俺を、そのレモンの葉っぱのような緑色の瞳をキラキラと涙で潤ませて、見詰めて、逞しぃ厚い両手で、俺の顔を優しく包みこんで、そして、そして、
ーー……チュッ……ーーと。小さな触れるだけのキスを一つ贈ってくレモンしてくれました。二回目の初キス(ファーストキス)は、とても甘ぃ味がしたのを憶えている。一生涯、この夜のことを忘れることは、ないだろぅ。それほどに、甘く蕩けるキスだった。
ーーそこで、俺の意識は優しく甘い幸せな夢の中へと落ちて、イッた。……失礼、表記が乱レモン致しました。……正しくは、俺の意識は優しく甘い幸せな夢の中へと落ちて、いった。です。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
「…スコ〜、レモスコ〜、…」とレモンな寝息を立て、すっきりとしっかりと眠っていた俺は「……( ゜д゜)ハッ!!」と、翌朝目覚めたのだった。嘘じゃろ!?寝とった!?俺、しっかりすっかり眠っとった!?〜〜ぇえ!?だって寝てしもうたら、レーモンドが、レーモンドが帰ってしまうのでは!?
「……( ゜д゜)ハッ!!」と言うか「レーモンド!?」
俺は、我に返りレモン柄の毛布からバッッッッ!!と抜け出してベッドから慌ただしく下りた。そして、自室の屋根裏部屋を右往左往キョロキョロと行ったり来たりして、小さなレモン型の可愛らしいテーブルの上に俺が、レーモンドに恵んだ小さなレモン柄のメモ帳を発見!!
「レーモンドのだ!!」迷うことなく直ぐ様におっ広げて中を見たら、そこには、おそらく、小さなレモン柄のメモ帳と同じくレーモンドに恵んだレモンの葉っぱ色のボールペンで書いたのであろう。不器用で不思議な字が書いてあった。
『ー…セ├ゥ于∠モ・/…于ョゥ廾才゛/]″├二ッ≠…廾ィ゛/ュゥt″…ー』……レモン星の文字なんじゃろうか?何て書いてあるんか?さっぱりわからん。
……うん。……全く読めん。
俺は、たちまち(取り敢えず)レーモンドに恵んだレモンの葉っぱ色のボールペンでレーモンドが書いたのであろう。不器用で不思議な字が書いてある(おそらくはレモン星の文字!?)これまた俺がレーモンドに恵んだ小さなレモン柄のメモ帳を握り締めて、自室の屋根裏部屋をレモン柄のパジャマのままに飛び出したのだった!!
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
「……何て書いてあるんじゃろう!?」レモンラバーな俺の父『瀬戸内 生口太(続柄∶父)』が不器用で不思議な字が書いてある(おそらくはレーモンドが書いたレモン星の文字!?)小さなレモン柄のメモ帳を食い入るような険しい眼力で見るが、読めずに首を傾げる。そして次にレモンラバーな俺の母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』が暫く円な瞳で不器用で不思議な字が書いてある(おそらくはレーモンドが書いたレモン星の文字!?)小さなレモン柄のメモ帳を見詰めΣ(*゜д゜*)ハッ!!として「もしかして、この文字ギャル文字かもしれんわ!!」と言い「…セ├ゥ于∠モ・/…」ゆっくりと「…于ョゥ廾…」レーモンドが書いたレモン星の文字!?母曰くギャル文字!?を解読し始めた「…才゛/]″├二ッ≠…」レモンラバーなレモーニングルメ(レモングルメな朝食)が提供される。ノリで家の壁をレモン色に塗りたくった緑の屋根とレモン色の壁の通称レモンハウスとご近所さんから呼ばれている瀬戸内家のウッディな玄関と同様にウッディなダイニングキッチンに母のレーモンドの書いたレモン星の文字!?母曰くギャル文字!?を解読する声が響く「…廾ィ゛/ュゥt″…」それはレーモンドが残していった。瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢でした。
『ーー……セ├ゥ于∠モ・/……ーー
ーー……于ョゥ廾才゛/]″├……ーー
ーー……二ッ≠ィ于二于乂……ーー
ーー……]丿朮゛/丿……ーー
ーー……∠モ・/ラ─乂・/├……ーー
ーー……∠モ・/ナ∧″├……ーー
ーー……∠モ・/┐″□ノヽ……ーー
ーー……ゥ"/勹゛/ィ(ウツクシイ)……ーー
ーー……∠─モ・/├″……ーー』
『ーー……セ├ゥ于∠モ・/……ーー
ーー……于ョゥ廾才゛/]″├……ーー
ーー……二ッ≠┐"/ヵ乂……ーー
ーー……]丿朮゛/丿……ーー
ーー……セ├ゥ于ヶノヽ……ーー
ーー……├〒モ……ーー
ーー……ヤ廾゛/ィ……ーー
ーー……朮″勹ヲ……ーー
ーー……ゥヶィ∠〒勹∠勺……ーー
ーー……∠モ・/勹・/丿……ーー
ーー……ヵ`/″勹ノヽ……ーー
ーー……├〒モ……ーー
ーー……ゥ"/勹゛/ィ(ウツクシイ)……ーー
ーー……∠─モ・/├″……ーー』
『ーー……セ├ゥ于∠モ・/……ーー
ーー……于ョゥ廾才゛/]″├……ーー
ーー……二ッ≠彡ッヵ乂……ーー
ーー……]丿朮゛/丿……ーー
ーー……セ├丿ユゥナ≠″ノヽ……ーー
ーー……├〒モ……ーー
ーー……ゥ"/勹゛/ィ(ウツクシイ)……ーー
ーー……∠モ・/勹・/ノヽ……ーー
ーー……├〒モ……ーー
ーー……ゥ"/勹゛/ィ(ウツクシイ)……ーー
ーー……∠モ・/勹・/ヲ……ーー
ーー……]マラセ〒゛/マッ勺……ーー
ーー……ヵ∠├ス″ッ├……ーー
ーー……ィッ゛/ョ二ィ勺ィ……ーー
ーー……|ヵ工└勺勹ナィ……ーー
ーー……ヵ∠├ス″ッ├]]二……ーー
ーー……∠モ・/勹・/├……ーー
ーー……ス″ッ├……ーー
ーー……]丿……ーー
ーー……ゥ"/勹゛/ィ(ウツクシイ)……ーー
ーー……∠モ・/丿゛/マ〒″……ーー
ーー……ス″ッ├ィッ゛/ョ二……ーー
ーー……∠モ・/勹・/丿……ーー
ーー……`/ノヾ二……ーー
ーー……ス″ッ├ィ勺ィ……ーー
ーー……∠─モ・/├″……ーー』
「…セ├ゥ于∠モ・/…于ョゥ廾…才゛/]″├二ッ≠…廾ィ゛/ュゥt″…セ├ゥ于ノヽ…∠モ・/丿ヵ才└(レモンノカオリ)…]丿朮゛/丿…セ├ゥ于├…∠モ・/ノヽ…ゥ"/勹゛/ィ(ウツクシイ)…∠モ・/勹・/ヲ…了ィ゛/〒ィマス…∠─モ・/├″…」
レモンラバーな俺の母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』が、レーモンドの残した瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢に記されていたこれまでの記録を読み上げてくれた。
「こりゃあ、レーモンドが、礼門お前に宛てた。レモンなラブレター。ラブレモンレターじゃのぉ」
「げに(本当に)そうじゃのぉ」
レモンラバーな俺の両親は、レーモンドの残した瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢父曰くレモンなラブレター。ラブレモンレターを見詰めて、そう呟いたのだった。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
ーーレモシュコスコココキキキィーッッッ!!!!
レモン色の愛用の自転車『レモスコ号』で夏の瀬戸内海道沿を俺は、爆走して、レモン星人のレーモンドとの最後のデートの場所、そして、レーモンドと俺が最初に出逢った場所、レモンの谷の休憩所に降り立ち。レモンなベンチに腰を下ろし一人きりで座る。レモンと橋と海とレモンなベンチと《国産レモン発祥の地》の碑。そして、レモンスター(レモンな怪獣)の鉄骨のモニュメント。……レーモンドとの思い出の場所。瀬戸内の海の遠く、遠く、青い海と青い空の境界線上をぼんやり見詰める。
そして、ぼんやりと一体化してしまいそうな瀬戸内の海の遠く、遠く、青い海と青い空の境界線上に俺は、叫んだ!!
「ー何で!?ー何で!?俺をレモン星に連れてってくレモンしてくれんかったの!?答えてょ!!レーモンド!!」
「…………………………」
瀬戸内の海に向かって叫んだところで、遠く、遠く、レモン星に帰ってしまったレモン星人のレーモンドから答えが返ってくることもなく、瀬戸の朝凪の海が、ただ、ただ、とても静かで、こんなときでも、ただ、ただ、綺麗だった。
無風の凪特有の蒸し暑さに、着替えぬままにレモン色の愛用の自転車『レモスコ号』で、ーーレモシュコスコココキキキィーッッッ!!!!と爆走してきたからか、レモン柄のパジャマが汗で張り付いて、良く言えば、レモン柄のレモンが朝露にしっとりと瑞々しく爽やかフレッシュ状態である。そして、手に握り締めた俺がレーモンドに恵んだ小さなレモン柄のメモ帳。レーモンドの書いたレモン星の文字!?母曰くギャル文字!?で、書かれたレーモンドの残した瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢父曰くレモンなラブレター。ラブレモンレターの最後の1頁を汗ばむ手で開いて見詰める。
『ーー……セ├ゥ于∠モ・/……ーー
ーー……于ョゥ廾才゛/]″├……ーー
ーー……二ッ≠……廾ィ゛/ュゥt″……ーー
ーー……セ├ゥ于ノヽ……ーー
ーー……∠モ・/丿ヵ才└(レモンノカオリ)……ーー
ーー……]丿朮゛/丿……ーー
ーー……セ├ゥ于├…∠モ・/ノヽ……ーー
ーー……ゥ"/勹゛/ィ(ウツクシイ)……ーー
ーー……∠モ・/勹・/ヲ……ーー
ーー……了ィ゛/〒ィマス……ーー
ーー……∠─モ・/├″……ーー』
「……俺、レモン星の文字!?も、母曰くギャル文字!?も、どっちも、読めんのじゃけどさ。レーモンド、俺も、レーモンドのことを、ー…愛しとる…ー」ポタポタとレモスコのように流れる酸っぱくて塩っぱい涙が、俺がレーモンドに恵んだ小さなレモン柄のメモ帳。レーモンドの書いたレモン星の文字!?母曰くギャル文字!?で、書かれたレーモンドの残した瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢父曰くレモンなラブレター。ラブレモンレターの最後の1頁に、零れて落ちて、おそらく、小さなレモン柄のメモ帳と同じくレーモンドに俺が恵んだレモンの葉っぱ色のボールペンで書いたのであろう。不器用で不思議な字のインクが滲んでゆく。
ーー……悲しぃ、哀しぃ、寂しぃ、淋しぃ、
ーー……苦しぃ、切なぃ、恋しぃ、愛しぃ。
何度も、何度も、橋から瀬戸内の海へと、レーモンドの書いたレモン星の文字!?母曰くギャル文字!?で、書かれたレーモンドの残した瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢父曰くレモンなラブレターが書かレターな俺が、レーモンドに恵んだ小さなレモン柄のメモ帳を、何度も、何度も、いっそのこと投げ捨ててしまえばと、投げ捨ててしまおぅと、思っては、みても、……投げ捨てられるわけもなく。……ただ、ただ、レモスコのような酸っぱくて塩っぱい涙だけが流れては落ちてゆくのだった。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
ーーレッッッモンママーマレードドドドーッッッ!!!!
俺は、レモンラバーな母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』のレモンママーマレード色の愛用の自転車『レモンママーマレード号』の爆走&急ブレーキなレモン味溢れる賑やかな音に、不意に、我に返った。
「……( ゜д゜)ハッ!!いつの間にやら、朝凪が夕凪になっとる!!」驚く俺の横に(レモンなベンチ)に、レモンラバーな母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』は、レモンママーマレード色の愛用の自転車『レモンママーマレード号』から降り「レモンママーマレードッコイショッッッ!!」とレモン味溢れる掛け声と共に隣に腰を下ろした。
「…母、ゴメン、レモンのお仕事サボレモンしてゴメン…」俺が、謝るとレモンラバーな母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』は「ええんよ」と短く応えて「…礼門は、レーモンドさんのことが、ぶち好き(大好き)なんじゃのぉ…」と優しく微笑んで囁いた。
母の優しさに俺の崩壊した涙腺が、いよいよ決壊して、涙が止まらんようなった。
「〜〜ッッッ、ぶち好き(大好き)!!俺、レーモンドが、レモン星に帰るって、言うたとき、俺も連れてってって、言うたんじゃ!!父と母が、悲しむ思うたけど、レーモンドと離れ離れになるのが、悲しゅうて、辛うて、レーモンドと、ずっと一緒におりとうて、連れてってって、言うたんじゃ!!……じゃが、連れてってって貰えんかった!!」
ボロボロと涙を流して、まるで小さな幼い子供のように泣きじゃくって、嗚咽まみレモンで、言ったら。
母は優しく泣きじゃくる俺の背中を暖かい手で、擦ってくレモンしてくれた。
そして優しく「そうじゃったのね」と囁き「大丈夫じゃけぇ、またきっと逢えるよ」と言う。
……ほんじゃが(だけど)。……ほんじゃが(だけど)。
「…次に、レモン彗星が見えるなぁ、1400年も、後なんじゃ…もう、一生、逢えんよ……」項垂レモンな俺に、レモンラバーな母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』は、得意げに「礼門は何にもわかっとらんね」と言って、徐にレモンなベンチから立ち上がって、レモンママーマレード色の愛用の自転車『レモンママーマレード号』の前カゴから怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)を一つ手持って来て、もう一度、俺の隣に(レモンなベンチ)腰を下ろして、俺に怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)を差し出して「レモンとクローブの愛のおまじない知っとる?」と俺に訊くので、俺は「…知らんけど…」と怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)を受け取ってボソリと応える。すると母は「このおまじないはね、レモンとクローブの持つ特別な力に基づいとるんじゃって、レモンは浄化と再生を象徴して愛を清めて、新たな愛のエネルギーを育む力があるんじゃ。一方、クローブは絆を深め、相手の心に強う刻み込む力を持つとされとる」と楽しそうに説明してレモン柄のエプロンのポケットから手の平いっぱいのクローブを取り出して俺に見せ「レモンの清々しい香りとクローブのぬくう(暖かい)スパイシーな香りが融合することで、二人の愛がさらに強う結ばれるんじゃ。このおまじないを通じて、レモンとクローブが愛のエネルギーを高めて、永遠の絆を築く力が宿るんじゃけぇ」と楽しそうに続きを説明する。
「…レモンとクローブの愛のおまじない…」
俺が、小さな声で呟けば、レモンラバーな母は、そのレモンとクローブの愛のおまじないのやり方を説明してくレモンしてくれた。
「クローブを相手の名前の数だけレモンにハート型に刺し込んで、刺し込むときに、心の中で『Da mihi amorem tuum(ダ ミヒ アモーレム トゥウム、あなたの愛をください)』って唱えるんじゃけぇ、そしたら、このおまじないが相手の心にアンタを強う刻み込み、永遠の愛の絆を築く力を与えるんじゃって」そして俺の怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)を持っていない方の手に沢山のクローブを手渡し言う。
「うちゃ、このレモンとクローブの愛のおまじないで、礼門アンタのお父さんと結婚できたんよ。やってみんさい、アンタとレーモンドさんが、げに愛し合うとるのなら。きっと、もっぺん、逢えるよ」…………と。
そして、「レモンママーマレードッコイショッッッ!!」とレモン味溢れる掛け声と共にレモンなベンチから立ち上がって「ほいじゃあ、夕凪が終わる頃にゃあ、帰っといで、お父さんも心配しとるけぇ、今夜のレモンな夕食、レモンディナーは、レモンクリームカレーじゃけぇね!!」と、言って、レモンママーマレード色の愛用の自転車『レモンママーマレード号』に乗りレモンラバーな母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』は、片手で俺に手を振って、夕凪の無風の蒸し暑い中に風を起こして帰って行ったのだった。
✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧ ✧
瀬戸の夕凪は、風が完全に止まって、無風状態になる。
とても静かで、そして、何だか切ない美しさがある。
まるで、ここだけ時間が止まってしまったみたいだ。
「レーモンドと俺の時間も凪みたいに止まってしもたね」
レモンラバーな母『瀬戸内 笑子(続柄∶母)』から受け取った怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)と片手いっぱいのクローブを見詰めてポツリと呟く。
「…レーモンド…だから、クローブは、5個か……」怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)を優しく膝枕して片手いっぱいのクローブを「レ・ー・モ・ン・ド」と名前を唱えつつカウントして、心の中で『Da mihi amorem tuum(ダ ミヒ アモーレム トゥウム、あなたの愛をください)』と唱えながら優しく膝枕した怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)に小さなハート型にクローブを刺し込み。
そしてーー…チュッ…ーーと、小さなKissを一つ贈った。
「…レーモンド愛しとるよ…」小さく囁やけばーー……。
『ー…レモンクン…アイシテイマスー』
「…………………………」不意にレモンとクローブの愛のおまじないを施した怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)が喋った。
「……えっ!?ぇえぇぇ!!」
俺は、ぶち(とっても)驚いて、膝枕した怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)を両手で抱き上げて「レーモンドォオオオ!?!?」と心の底から腹の底から叫んだ!!!!
『ー…テヘヘ、オシゴトチョウサニッキ、ワスレタラ、モウイチド、チョウサ、シテ、コイ、ト、イワレタ…ー』
両手で抱き上げた怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)なレモンスターなレーモンドが、照レモン臭そうに、まだ、別レモンして、一日も経っていないのに、酷く懐かしいカタコトの言葉で一生懸命に喋る……。
『ー…シバラク、オセワニ、ナッテ、イイデスカ…ー』
「レモチロン(※勿論と言ってます)」
俺は、レモンが俺の躰の一部であるのが勿論のように応えて、もう一度、両手で抱き上げた怪獣のレモン(※ゴツゴツした見た目や大きなサイズで規格外として廃棄されていたものを皮ごと食べられるブランドレモンとして再生したアップサイクルされたレモンのこと)なレモンスターなレーモンドの、そのギザギザなレモンスターなお口にーー…チュッ…ーーと、小さなKissを贈りました。3回目の初キス(ファーストキス)は、甘酸っぱぃレモンの味がした。
何時しか夕凪が終わりレモンの香りの海風が吹いたーー。
レーモンドと俺の時間が海風と共に再び動き出したーー。
ーーそして、一夏の恋は、永遠の愛へと変わる。
『ー…レモンクン、ハ、ボクノ、レモンノカタワレ…ー』
「ー…うん。レーモンドは俺のレモンの片割れじゃ…ー」
切り分けたレモンの果実の片方ずつのようにーー、
レーモンドと俺は、唯一無二の一つの魂ーー。
二人で、一つ、ーー運命の恋人ーー。
ーーこれから未来も、ずっと。ずっと。
ーー「ー愛しとるー」『ー…アイシテイマス…ー』
『✧BOYS Lemon✧瀬戸内はレモンの香り✧
〜この星の瀬戸内とレモンは美しい〜
レモン星人の瀬戸内レモン調査お仕事日記❢❢』
✧最終日❢❢フィナーレモン✧
これにて、この謎のBOYS Lemonな、
ホラーヒューレモンマンBL風味
〜地中海のレモンを添えて〜!?な小説!?
完結となります❢❢ここまでお読みくださった❣❣
レモン味溢れる親切な御方々本当に♡
有難う御座います♡m(_ _)m♡
皆様も良いレモンデイズを(๑•̀ㅂ•́)و✧




