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猫神様の正体は…

【22時15分 猫神社前に到着】



猫神社に着くと

いつもとは雰囲気が違う感じがした


雰囲気というか空気?ニオイ?


なんだろう?


雨上がりのあとの


全て洗い流されて

澄みきったような感じ


【ここだけ神秘的な空間の中】

みたいな


そんな感じがした。


ゆっくりと深く

深呼吸をして

ルナに向かって

『じゃあ、行こっか!!』と言って

私とルナは本殿へと歩いて行った


私達が本殿の前までくると

社務所のほうから

【誰か】が私達のほうへ歩いてきた


今夜は満月


月明かりでその【誰か】の姿が見えた

その人は

私が以前この境内にあるベンチであった

【ここの神主さん】だった…

けど今は

私と同じ【擬人猫の姿】をしている


月の明かりとは別に

神主さんの身体は

後光がさし

全身が【白に近い金色】に輝いていて

眩し過ぎて凝視する事ができないはず


なのに何故か姿が

【見える】じゃなくて【視える】


擬人猫の神主さんは

私達に向かって


『こんばんわ。御二匹さん。

それではカードを…』と言って

私達に手をかざすと

私のダウンコートのポケットと

ルナの首輪に付いた鈴が光り


スタンプカードが勝手に出てきて

神主の手のほうへ飛んで行った


神主はスタンプカードを見ると

『まずは

この仔達の困り事を

叶えて下さりありがとう。


それから

【期日までに】と無茶振りをしたのに

貴方達は頑張って下さった。

本当に感謝していますよ。』


『あのぉ~、少し宜しいでしょうか?』

『はい、何でしょう?リナさん』


『えっ?なんで私の名前を知って…ってそれよりも

あのぉ~、神主さんはいったい…

もしかして神主さんが

猫神様ですか?』


私は疑問に思ってる事を神主に尋ねた。

すると神主は

『私はリナさんの事も

隣に居るルナさんの事も知っていますよ。

なぜなら…

私は猫神様…の孫だからね。ニャッハッハッハ』と

神主は胸を張って笑った。


《この神主さん大丈夫かなぁ?》

(私は隣に座っているルナのほうを見たが

ルナは【理解してる】のか【してない】のか

真剣な表情で神主を見つめていた)


《ってか猫神様の孫?え〜?》

『あのぉ~猫神様の…お孫さん…なんですか?』


『そうだよ。

それと以前リナさんが会ったのは

私の父です。

今日は祖父から

私が貴方達の要望を

叶えるよう頼まれてきました。』


私は情報がいっぱい過ぎて

思考停止しそうになりながら


『あの、猫神様のお孫さん』


『あっ!私の名前は

みんなから【ソラ】と呼ばれてるから

【ソラ】で良いですよ』と


【神主で猫神様のお孫さん】

改め【ソラ】様に伝えた


『ソラ様

カードをご確認されていらしたので

お判りかとは思いますが

カードは私とルナ9個づつで

あと1個が

集められませんでした…


ですがお願いします!

私はこのままでも良いので

ルナの願いだけは叶えて

戴けないでしょうか?

お願いいたします!』と

私は

その場で土下座をして頼んだ


するとルナも

『いいえ、ソラ様

私の願いは叶いました。

なのでリナのお願いを叶えて下さい。』と

ソラを見つめながらルナは言った。


私達の言葉を聞き終えた

猫神様の孫【ソラ】は

『えっ?9個づつって

2枚とも10個貯まってるよ』と言って

スタンプカードを見せてくれた。


私は頭を上げてカードを見ると

確かに10個の肉球スタンプが押してある。

そして金色の肉球スタンプが

カードの中央に大きく1個押されていた

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