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にゃんこのお願い叶えます  作者: 巴菜
2月14日
31/38

続き…

ミーコはその様子を

驚いた表情で見守っていた


『だいじょうぶ?

どこもケガはないかい?』と

言いながら

モカが くろすけ の身体をペロペロと

舐めてあげてると


モカが

《あれ?何か前に…》と思った瞬間

『痛いにゃ〜』と

伏せをした状態になり

頭を両前脚で押さえながら

頭を振っていた


するとミーコがモカに近づき

『ありがとうございます。(と頭を深々と下げ)

あの〜大丈夫ですか?』と

モカの顔を覗き込むように見ると

ミーコは口元に両前脚を当て

目からは涙が溢れ

ひと言

『レオ…』と言ったあと


モカがまだ頭を押さえながら

『痛いにゃ、痛いにゃ』と言ってるのを見て

ミーコはただ黙ってペロペロと

モカの頭や顔周りを舐め続けた


くろすけ と ももすけ は【きょとん】とした表情で

ミーコとモカの様子を見ていると

突然ももすけがモカの右前脚を見て

『ばぱだぁ』とモカに駆け寄り

くろすけも『えっ?ぱぱ?』と

ももすけ もモカの所に駆け寄り

頭を痛がってるモカに

両サイドから

『ぱぱぁ、ぱぱぁ』と言って抱きついた


私とルナ、そしてボスの3匹は

その様子を暫く眺めていると

モカがミーコを見るなり

モカの黄色と青のオッドアイの大きな瞳が

更に大きくまん丸くなると

『ミーコ!』と言って

ミーコの顔中をペロペロと舐め

鼻チューをした


ボスは小声で

『ミーコさんて、仔共ってか

結婚してたんだな…』と呟くと

ボスは何かを察して

ルナに

『これミーコ…ミーコさんと仔猫達に渡してくれ』と

ボスは自分の身体に巻きつけた

【鳥の羽が付いた赤いリボン】と

【にゃんスティックPremium】を

ルナの前に置いた


『これボスの宝物じゃなかったの?』と

ルナが聞くと

『宝物だったけど、仔猫達にやる。

おいら は また

【ミズホ】に作ってもらうからいいんだ。

【ミズホ】おいらのおもちゃを作るのは

何でも面白くってよ。

他にもいっぱいあるから

1個ぐらい減っても良いんだ。

それに、あの仔猫達が

あのおもちゃの魅力で遊ぶようになれば

あの高い木に上ったりして

危ない事をしなくなるかも知れないしよ?』と

言ってボスは

『じゃあな、また集会で…』と

どこか寂しそうな

でも嬉しそうに尻尾を上にあげ

ゆらゆらと揺らしながら

公園から出ていった


『ボス……』

ルナと私はボスの後ろ姿を見送りながら

《さすが、ボスね。

優しくて男気がある。

きっと、ボスにお似合いの猫が

現れるよ!きっと!》と思った。


ボスが去ったあと

『ねぇ、あたしもお邪魔よねぇ?』と

ルナが聞いてきたので

『そうだね。これはまたあとで

ミーコちゃん達に渡すとして帰ろっか』と

私達が帰ろうとした時うしろから

ミーコとモカ…じゃなくてレオが

同時に

『ルナちゃん、リナさん』と呼んだ

私達は振り返ると

ミーコとレオが

くろすけ君とももすけ君の後ろにいて

4匹が両前脚を揃えると

『ありがとうございました。』と

頭を深々と下げた


すると私の服のポケットと

ルナの首輪に付いてる鈴が同時に光った!


私とルナは顔を見合わせ

自分達のスタンプカードを取り出し

カードを見ると

スタンプが2個押されていて

残り1個となった

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