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鋸鮫型航空戦艦

全長:二八三米

全幅:三五米

速力:三二節

主砲:四二糎三連装両用砲三基

副砲:一四糎連装両用砲六基

   一〇糎連装両用砲一〇基

   七糎連装両用砲八基

   五糎連装速射両用砲一〇基

対潜兵装:五五糎音響魚雷発射管一〇基

搭載機:七六式艦上戦闘爆撃機二一型一五機


 鋸鮫型航空戦艦は、戦艦として十分な火力を持ち、防空能力が高い艦として、計画された。

 主砲は、仰角が七五度まであり、対空散弾を用いれば、非常に強力な対空兵装となる。

 副砲は全て両用砲であり、水上目標に対する近接防御だけでなく、対空兵装として濃密な弾幕を展開可能である。

 対潜兵装として、艦中央部、水面下に、五五糎音響魚雷発射管が両舷五基ずつ、一〇基搭載されている。

 搭載機は、七六式艦上戦闘爆撃機二一型である。空母艦載機としては非常に優秀で、沖之鷲帝国の主力戦闘機/爆撃機である。


・防空戦艦

 戦艦は、大きく、鈍足である。その上、舵の効きが悪い。加減速にも時間がかかる。航空機や潜水艦からしてみれば、格好の的である。

 だが、戦艦の地位は確固たるもので、航空機、潜水艦が重要な兵器となった今も、主力艦の地位を維持し続けている。

 しかし、どれ程強力な戦艦でも、沈んでしまえばその、強力な火力を発揮することは叶わない。では、どうすればよいのか。

 つまり、やられる前にやればよいのである。沈んでしまえば火力を発揮できないのは、敵も同じだ。

 航空機による迎撃。そして、主砲、副砲による対空射撃。これにより敵航空隊を殲滅する。

 潜水艦は、音響魚雷を用いて沈める。また、艦載機による偵察も行い、早期発見、あわよくば撃破する。

 対空、対潜戦闘をこなせるため、護衛の駆逐艦の数を減らせ、艦隊規模を縮小できる。これにより、今まで以上の長期航海を行えるようになり、作戦可能な範囲や期間が伸びると考えられている。また、単艦の能力を上げれば、それだけ艦艇数を減らせ、保有トン数を抑えることができる。軍縮が行われるなかで、最低限の能力を維持しようとしてのことである。


 保有トン数が制限された為、単艦の能力を向上させる。これでは、艦艇の数が減るだけで、軍の能力はむしろ、向上してしまうのではないだろうか。

 このような、単艦の能力を向上させる努力は、我らが帝国海軍以外にも、既にいくつかの国で行われているようである。各国の軍事的能力を低下させるのが目的であるのだから、現行の軍縮条約は不適切なものであると言える。軍事的能力の低下という目的を達成する為、新たな軍縮条約が必要である。

休み明けは前期入試。こんなもの書いている場合でないことは、わかっているが、でも書く。

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