第23話 未確認生物消失の真実?
野郎は警察に拘束され留置所に入れられたのだが数時間後に護送される事になった。
「おれは一体どうなるんだ?」
野郎を連れて行く黒服の男達は何も話さない。
そして、連れて行かれたのは何もかもが白い病院みたいな場所であった。
「ようこそ、ここは君みたいな人を消す事が出来る能力者を閉じ込めておく施設だ」
白衣を着た男がそう一方的に告げ野郎は目隠しと両手が動かせなくなる服を着せられ個室に入れられる。
そこでは好きな物が与えられ欲しい物は食事だろうが玩具だろうが女すらも与えられる場所であった。
だが、他人を異世界に送る能力だけは使えないように厳重に保護された。
一緒に保護されていた人達も野郎と同じ様に他人を異世界に送れる能力を持った人間でそれが会話でわかった。
基本的に施設内は自由に行動でき他人を送る行為以外は許可される。
ヤマトの場合は自分の血を使って自分が他人の名前を書く、なので両手を拘束されているだけで済んだ。
だが中には見つめて念じるだけで送れる人物も居り、その人物は目を隠され視界の無い生活を送り続けていた。
これから野郎は永遠にここで閉じ込められて何不自由ない生活を送り仕事として極稀に極悪人とされる人物を異世界に送るだけの仕事に付く事になった。
白衣の男性から語られた話によると野郎が異世界に送ったドビュッシーに限らず幽霊や異性人、幻の生物や危険生物は遥か昔から野郎みたいな異世界に送れる人物が送り続けて来た為にその数を減らし世界のバランスが崩れたとの事だった。
確かに言われて見れば野郎がまだ子供の頃よりも幽霊や謎の生物と言ったモノの話をあまり聞かなくなった。
科学の進歩と共にそういう未知なるモノが解明されて来たのだと世間一般では勘違いされているが本当は野郎みたいな異世界に送れる人間が稀少な存在を異世界に送って来たのが原因だと言うのだ。
宇宙人、チュパカブラ、雪男、ゴースト、キョンシー・・・etc
それらは過去に確かに実在した。
こうしてまた一人、異世界に送れる人間が保護された。
だが世界にはまだ沢山の似た様な能力を持った人物が息を潜めている事だろう。
また新しく生まれてくる能力者も居るかもしれない・・・
異世界からこちらの世界に戻す方法を見つけられる日が来ればもしかしたら彼らは解放されるかもしれないがそれは何年後になるのかまだ分からないのであった・・・
----- 完 -----
これにて『送ですノート』 は完結です。
作者が子供の頃ってもっと幽霊とか宇宙人だとか埋蔵金だとかそう言った番組が多かったのに最近はめっきり見なくなった理由を考えて実はこの作品を書き始めましたwww
毎度の事ながら作者の実力不足だったり頭がぶっ飛んでいる為に理解に苦しむシーンとか多かったかもしれませんがそれでも最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。
次回作の話なのですが。
実はちょっとした企画を考えております。
同時連載しています『呪われた死にたがりの男』が完結したら動き出す予定ですのでまたその時はどうぞ宜しくお願いします。
それではまた他の作品でお会いしましょう。
とまぁこんな感じで予定では10話くらいで終わる予定だったのですがなんかダラダラとすみませんww




