3時間目 4月7日
「ねぇ、千夏。」
「ん?」
私の席に一人のショートヘアーの女の子がやってきては話しかけてきた。彼女こそ以前信也に話した私の親友である。名前は中森ミキ。彼女とは小5からの付き合いだ。
「あの馴れ馴れしい男本当に千夏の従兄弟なの?」
私は鞄をもってはミキと一緒に食堂に向かって歩いた。もちろん、彼女も用があるわけではない。放課後は購買部でパンを買っては屋上でのんびりとしてはくだらない話をする。というのが二人の間で暗黙のルールになっていた。ちなみに、彼女にはL○NEっていうメッセージアプリですでに【従兄弟と住むことになった。私達の担任になるらしい。名前は進度信也。保護者面してうざい・・・。】を送っている。
「まぁね。」
私は学校でも家でも彼に監視されているみたいでうんざりだった。購買部についてはメロンパンとお気に入りのクッキーとコーヒー牛乳を購入。ミキは焼きそばパンに牛乳を買った。屋上に目刺しながらも私はストレスがたまっているためミキにさんざん愚痴を言った。
「それはそれは大変ですな。」
「そんな一言みたいに言わないでよ。夜は寝るまで私のそばにいるんだから。」
私が屋上のドアをあけたその時だった。
「ふざけんな、星野テメー・・・あんぱん買ってこい言っただろう?」
「でも今日は日替わりでメロンパンになっていてあんぱんは購買部にな売ってなくってですね。」
どうやら上級生の三年が弱いもの虐めをしているようだった。




