遭遇
明日から、基本1話投稿です。
数時間ほど、スライム達と狩りをした。それだけで俺のステータスがとんでもないことになっていた。
ステータス
アキト(12)
LV25
体力56
魔力51
攻力51
防力51
モンスター866/1500
アイテム/装備品370/1000
ガチャポイント165342
ジェル26269834
イベント
ショップ
地図
数時間でレベル10アップ…どんだけだよ。さすがにあまり上がらなくなってきたけど、それでも7体ほど倒せば1は上がる。経験値が美味すぎて怖くなってきた。このまま俺は化け物になってしまうのだろうか…
「はあ、とりあえずそろそろ休むか。スライム達も疲れてきてるし」
モンスター達は戻そうとしなければずっと召喚されたままだが、疲れはある。警戒を解けないので戻すことはしないが、どこかモンスターが少なそうな場所で休ませることにしよう。
「あの洞窟、良さそうだな」
まわりを見渡すと、小さな洞窟のようなものを見つけた。ああいう洞窟には決まってモンスターが潜んでいるものだけど、スライム達がいれば大丈夫だろう。さすがに、URモンスターがいるとは思えないし。
「よし、もうひと頑張りだ!」
「「「キュキュ~…」」」
ーーーーーーーーーー
洞窟には予想道理大型の熊型モンスター、ベリーグリズリーがいた。このモンスターはRの中位に位置するモンスターで、俺一人なら瞬殺されていただろうが、早く休みたいスライム達に逆に瞬殺されていた。
「ここなら中も広いし、モンスターが来ても入り口を守ればいい。よしお前ら、交代で見張りをするんだ」
「「「キュイ!」」」
あとは、スライム達に任せて俺は寝よう。明日はモンスターを狩りながらスピリチュアルドラゴンを探す。
「何かあったらまず俺を起こせよー」
「「「キュイ!」」」
「頼もしいこった…」
ーーーーーーーーーー
プニッ!プニプニ!
なんだろうか…何か柔らかくて冷たいものが俺にぶつかっているような…
「キュ!」
「んん?」
さすがに何か変だと感じた俺は、目を開ける。そこは半透明の青だった。
「わあ…綺麗だ…って!なんだぁ!?」
「キュ!?」
びっくりして飛び起きると、慌てた様子のブルスラが俺の足元にいた。
「ああ、ブルスラか…何かあったのか?」
「キュキュ!」
どうやら何かあったらしい。時間はもう朝の七時…目覚ましにはちょうどいいな。おっとそれよりも何があったのかだ。
「キュイ!」
ブルスラは、外に来いと言っているようだ。とりあえず、洞窟の入り口まで行ってみよう。
ーーーーーーーーーー
入り口付近では、スライム達が外の様子をうかがっていた。
「どうした?」
「キュイ」
スライム達に近づき聞いてみると、外を見てほしいらしい。
「どれどれ?」
外を見るとそこには数人の人がいた。
「まじか…こんな場所に来れる奴がいるなんて…」
数は4人のようだが、他にもいるのだろうか?3人は鎧を着ている。エルバ達とは違う黒い鎧だ。少なくともこの国の軍ではないのは確かだ。
「もう1人はあの3人のリーダーか?」
残りの一人は、赤い髪をして他の三人より立派な鎧を着ている。顔はとても狡猾そうでいかにも悪人ですと言ってるようだ。
「あいつら何者なんだ?…ん?」
なんか懐に違和感が…どうやらスマホがなっているようだ。おかしいな、電話とかはできないはずだけど…
「えっ!?これは…」
スマホを点けると、とんでもないことが表示されていた。
ミッション 七天魔将が現れた!
七天魔将の1人、サタナスが現れた!急いで討伐しよう!
「嘘だろ…」
七天魔将と言ったら、俺がこのイベントをクリアするための討伐対象じゃないか!なんでそんなのがここに…それより、急いで討伐しようって言われても勝てるのか?
少なくとも、あの赤髪の奴がそうなのだろう。だが、強さがわからない。他の3人もここに来るくらいだから、相当な実力があると考えていいだろう。
「確かに俺もレベルが上がったけど、いきなり七天魔将と遭遇なんて…」
「ん?そこの洞窟に誰かいるな。隠れてないで出てきな!」
「ッ!?」
くそ、気づかれた!どうこう考えてられないな。とりあえずフードを被って…
「出てきたか…お前は何もんだ?」
「……」
「黙秘か…少なくとも味方ではないのは確かだ。お前ら、相手をしてやれ!俺はドラゴンを捕獲してくる」
「「「はっ!!」」」
どうやらこいつらの狙いは、俺と同じスピリチュアルドラゴンのようだ。赤髪の…確か名前はサタナスだったか、サタナスは先にドラゴンの方へ向かうようだ。方向は、あの大きな木がある場所か…くそ!帝国の奴らにスピリチュアルドラゴンを渡すのはまずい。俺が止めなくては…
「その前にこいつらが邪魔か」
「おい貴様!なぜこんなところにいる!」
「この国の者か?だとしたら、生かしておけねぇな!」
「ふん、さっさと殺してサタナス様の所に行くぞ」
いかにも、小物臭いセリフだけど…七天魔将の部下なのは確かだ。
戦えば実力も分かる。
帝国兵、お手並み拝見といこうか!!




