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第3話 わからない

この話は前話【スキマと神社】の続きです、そちらを読まれていない方は、そちらから読むことをおすすめします

「ちょっと紫、どうゆうことよ、そんなの聞いてないわ」

「紫さん、僕も霊夢さんに同意見です、ふたりで過ごすって、どうしてですか」

「どうもこうもないわよ、外来人の世話は博麗の巫女の仕事ってだけよ」

「それはそうだけど…じゃあ、こいつを元の世界に帰らせるのは?いつもならすぐ外来人の元いた世界を特定して送り返してるじゃない」

「そうしたいのは山々なんだけど、一つ問題があってね」

紫は1拍置いてから言った

「この子のことがね、全くもってわからないのよ、元いた世界の特定どころかそもそも博麗大結界への侵入路が見つからなかった」

「侵入路がないって……そんなこと、ありえるの?」

紫はいつの間にか真面目なような表情になっていた

「普通はありえない、けど、この子の魔力や記憶の話もあるし、なにか特別な要因が絡んでいるんでしょうね」

「……?」

少年は二人の話についていけず一人首を傾げていた

「だから、霊夢がこの子を見ててほしいのよ、色々と教えてあげて、ここのこと、私は、調べることがあるから」

霊夢は少し考えたあと、少し不服そうに言った言った

「まあ…わかったわよ、仕方ないわね、引き受けてあげる」

「ありがとう、助かるわ」

そう言って紫はスキマに入っていこうとして、途中で振り返った

「あなた、記憶がないんだったわよね、名前は覚えてる?」

「あ、はい、名前だけは覚えてます、亜東いと、それが僕の名前です」

「亜東いと、ね、それじゃ霊夢、いとくんのこと、頼んだわよ」

紫がスキマに消えた

霊夢がいとを見た、その目にはまだ信用の色はなく、警戒が混じっていた

「亜東いとね、覚えたわ、改めて、私は博麗霊夢、霊夢でいいわ、よろしく」

「は、はい、よろし──」

その時いとの言葉のを遮って声が聞こえた

「おーい、霊夢ー」

記憶喪失と幻想郷 1章 3話

読んでくれてありがとうございます、小説を書くのは初めてで、わからないことも多い初心者ですが、良い評価を残してくれると、とても励みになります。

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