『大忙し』
モルミントの冒険者ギルドに一つの要請が来た。
アルデに竜討伐の依頼が入った。
モルミントからだと8ヶ月は掛かるアヴァランシャという雪国からの依頼だ。
カドルは焦っていた。
アヴァランシャから竜討伐の依頼が来るのだから余程切羽詰まっているのだろう。
「アルデはもう帰って来たか?」
「またどこかへ行ったとの報告があります」
「なんだとぉ〜!!まいった、アルデが行ったところに一報をいれねばぁああぁぁ」
カドルは頭を掻きむしっていた。
カドルはアヴァランシャに遅くなると一報をいれた。
アヴァランシャのギルド長のパルトンはカドルの一報を受け取っていた。
「《竜堕とし》のアルデ様は遅くなるようじゃが来てくれるのは確実だぁ。来てくださるまで耐えるんじゃ!!」
アヴァランシャの冒険者ギルド内は闘志に震えていた。
カドルはアヴァランシャのギルド長を待たせて、どうなるかわかったものじゃなかった。
アヴァランシャのギルド長がどんな人柄かわからないのもあり、彼は酷く焦っていた。
カドルはギルド職員全員をかりだし、アルデが何処に向かったのかを調べるように動かした。
カドルの焦りを知らずにアルデは優雅に散策をしていた。
カドルはギルド長室にて歩き回っていた。
「まだか。まだかまだか、まだかまだかまだかまだか!!アルデのやつ、何処へいったんだぁぁあああぁぁぁぁ!!!」




