丸い吊り革
朝のラッシュ時の電車の中
今日も立って吊り革に摑まっています。
そんな吊り革を見て、そう言えば、今の吊り革って手に持つところが三角形で黒色、とどめは抗菌加工となっています。
そのため、今では皆無と言っていいほど私の周りでは、あの白い輪っかの吊り革は見かけなくなりました。
丸い吊り革。
摑まり方も人それぞれで、普通に掴む人、輪っかの外側から手を入れ、手首まで通して輪っかの上の部分の白っぽい四角いプラスチックを掴む人、丸い輪っかも持ち上げて吊り革の革の部分にくっ付けてそこに手を入れ吊り革を持つ人、人によって持ち方は様々。
手持ち無沙汰の時は、輪っかを吊り革のプラスチックの部分にコツンコツンをぶつけて楽しんだりしていました。
覚えています?吊り革の真ん中にある白いプラスシックの箱。
中に短冊のように広告は入っていたことを。
また、吊り革を上の棒に1巻きして短くしたりするとかいろいろ楽しめました。
他にも、友人が3人がかりでブル下がったらパリンと割れたとか、真面目な友人の家の遊びに行った時、部屋のドアの取っ手が電車の吊り革だったり…、思い出が尽きません。
今の黒い三角君は手を通そうとすると、痛いし入らない。
1巻きする人もたまにいますが、見ても味気ない?
外すのも特別な工具が必要(当たり前ですよね、盗ったら窃盗犯です)。
それに抗菌加工。
パーフェクトです。
白い輪っかの時は、その内汚れで茶色くなってきます。
そういう時は輪っかをずらして綺麗そうなところを持ったりして。
三角君は黒いので、汚れがわからない…。
抗菌だからいい?
「みなさんが綺麗に使ってくれればいいんですよ。
まあ汚れた手で触っても抗菌だからだいじょうぶ。」
三角君がいったような。
「いやいや、大丈夫じゃないってば。」
明日も同じ電車に乗ろう。




