1981年 第一学年 4月 何故日記を書き始めたのか
4月25日(土) 0時33分
学校へ行っても、何一つ面白い事が無い。
Becauseどうも友達が出来ない。
友達付き合いの第一ポイントで、つまずいてしまったようだ。
原因は側に自分と同じ中学出身者が居た事と、知らない前席のヤツが陰気であった為である。休み時間に楽しげに、異なる中学出身者同志で、笑い合っている人を横目で見るのはえらく辛い。
我に友を!
しかし、まぁ、男子高校の味気ない事。これ程までに、女の子の存在が大きかったとは知らなかった。少し自分のスケベさが。いや、これはスケベたる為では無い。何と言っても人類は女と男と、その他の方々がいる程度なのだから、それが接しているのは当り前である。いや当り前だ。
断固、群馬県に抗議したいネン。何故、太田市の進学校が男子校なのだ。これだから田舎と言われるのだ。
オンナの子と接する機会が少ないものだからか、何故かサビシイ。
甘えもここまでくると呆れるがサビシイ。
何か良いレコードでも手に入れば、それでしばらくは忘れられるのだが。
そう上手くいかないので、日記を書くという事まで始めているのである。
書くに当って、色々理由を考えてみたのだが、格好良い事を言っても、最も大きな要因は『サビシイ』からである。
我ながら想像力だけは、人より上でちょっと頭抜けていると思う。記すだけの語学力が無いのは、非常に残念だ。文としては、この辺で例として二、三行書くべきだが、力量が無い。
あぁ、本を読まねばならんナァ。
明日から昼寝は止す。絶対に止す。
早稲田大学に呼ばれているボクとしては、もう少し勉強してやらんとナァ。
早稲田に悪いから。
4月26日(日) 22時55分
人間の記憶なんていい加減なもので、最速忘れて昼寝をしました。
意志を強く持てよ、岳夫!
今年の夏は元中学級友・鹿島の兄貴を真似して、何かジャケットからして爽やかなレコードを買い、暑苦しい気分を乗り切ろうと思っている。鹿島さんにも会いたい。
一応候補としては、ギルバート・オサリヴァン、アリ・トムソン,YMOそして大滝泳一氏の『A LONG VACATION』
今のところ他を聞いていないのではっきりしないが、大滝氏が有力である。
ジャケットも砂浜南洋のビーチである。こりゃ良いヨイ、とな。
明日も学校サボりの日。
体育を休むと、今回あたりテストじゃないかなと思うから、バツがつくなぁ。困ってしまう。
元中学の友達が遊びに来て、彼女の話をして帰ったが、ヤロウせっかく側にいるんだから、シッカリすりゃいいものを。ひと月もほっときゃ熱もサメチャウゾ! いいな、いいな、サビシイゾ! チキショウ。
さて、11月17日の校内十キロマラソンまでに、何とか走りきれる体力をつけようと、日々努力中の岳夫くんであるが、なかなか大変である。約一・八キロで八分二十秒のTIMEではまだまだ、先が思いやられる。
我ながら馬鹿馬鹿しい文章である。
これもマラソンと同じく、気長にすべきであろうか。思いを文にする事なんて、簡単だと思っていたアチキは阿呆でありんす。字も上達させたいし、古文の形でも書きたい。
とかく上手になるのは難しい。




