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第五話 超エリート4

「ビデオテープ?」


しかも一つではない。

大量のテープが箱いっぱいに詰まっている。


「これは…再生してもよろしいですか?」


「はい…」


私は両親のテレビでビデオを再生した。

古いビデオのためか少し時間がかかったが何とか再生出来た。しかしそのビデオは不可解な物であった。


「何だ?これ…」


一見、家族が公園で遊んでいるただそれだけのホームビデオだ。

しかし私はこの顔をどこかで見たことがある…

父親…母親…そしてその娘…

その時私は依頼人の部屋で見たアルバムを思い出した。

これは依頼人の小学生の時のビデオテープじゃないか!?

なぜそんな物を嵌合寺が?


「お母さん!あっち!すべり台!」


「分かった分かった。全くあの子は元気ねえ…」


どうやら撮影者は依頼人の母親らしい。

嵌合寺の両親は何が何だか分からない様子であった。

やはり彼女のストーカーだったからホームビデオも集めていたのか?

これが全部依頼人のホームビデオであるなら一体どうやって?


「全くあなたの子は本当に元気な子ですよね〜」


先ほどのビデオに依頼人の義母が映っている。

確かに家族と義母は依頼人の言っていた通り仲が良さそうだ。

そう思った次の瞬間 嵌合寺の母親が立ち上がって叫ぶ。

「あ!この女性です!息子が会っていたのは!」


「え!?なんだって!?」


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