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第一話 アザと噂
ある日、私の左手にアザが出来た。最初は小さなアザだったから、特に気にすることもなく過ごしていた。しかし、アザは日を重ねるごとに大きくなり、最終的に何か紋章のような赤黒い不気味なアザになっていた。
私は怖くなり病院へ行ったが、「原因不明」と言われ、相手にされなかった。確かに体に不調はなく、健康そのものだった。
しかし、アザが出来て一ヶ月後、数字のようなものが浮かび上がった。
「7」
次の日には「6」。明らかにおかしい。
私は今まで呪いやら悪魔やらの怪談は信じていなかったが、これはもはやその類の物だろうと確信した。私は近くの教会を訪れた。しかし、それっぽいお祈りとお祓いだけで、アザは全く消えなかった。
そして次の日……
「5」
この不気味なアザがカウントダウンのようなものだとしたら、私は5日後どうなってしまうのだろう。
その時、私はある噂を思い出した。東京に悪魔祓いの専門家がいると……




