昔話
昔話
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昔昔、あるところに少女がいました。
その少女は誰よりも力がなく、それでも普通に、懸命に生きていました。
彼女には力が強い家族が居ました。とてもとても優しくて強い家族、そんな家族のようになりたいと常に思っていました。
そんな時、彼女は偉い人からお仕事をもらいます。力のない彼女のような少年を家族のような力のある少年に変えるお手伝いをする仕事です。
その少年もその事を望んでいます。少女もその気持ちがわかります。少女は喜んで手伝いました。
力が付いた少年はいろいろできるようになりました。少年が喜びます。少女も一緒に喜びました。
見たことのない物を集め、行くことのできなかった場所に行ったり、力を披露するようなことをしました。
少年は青年になりました。力を持った青年はいろんなことをさらに学びます。
青年は少女のために世界を変えようとしました。少女は青年の気持ちがあまりわかりませんでした。
青年は少女のために頑張り続けます。
時が経ちました。----------
青年は言います。力がなければ、何もできなかった。それよりはいい。
少女はその時の気持ちもわかりましたが、少女はこうなることを望みませんでした。
少女はお仕事に疑問を持ってしまいました。それでも今やってることは間違っていないと自分に言い聞かせました。
少女は頑張りました。心のどこかから少し悲鳴が聞こえる気がしました。心にうそをつきました。
家族に心配されます。家族に心配されないように言葉にうそをつきました。
お仕事をしたくなくなりました。それでもがんばります。行動にうそをつきました。
かのじょはうそつきになりました。
それでもがんばります。かのじょはついにがんばれなくなりました。
えらいひとはおこります。ついにかのじょは罰をうけました。
何が悪かったのでしょう。かのじょはよくわかりませんでした。
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