表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

39/50

血ぃすーたろかー40回目

 さて、俺達は一端帝都に寄ってアナーキンを降ろす。アナーキンはラーキンに事情を説明しなければいけないのだ。で、俺はテチ公を連れて北海道に戻る。

 北海道に戻って早速浴びせられた謂れのない罵声。


「貴方、こんな小さい子を誘拐してきて……

 時代が時代なら刑務所行きですわよ?」

「失敬千万だな、お前は。

 コイツはテチ公だろうが。さっき連絡したし、写真見たろうが」


 ホラとPDAにハーカーが取った写真を見せる。


「さっきの今で忘れてるわ!アホね!」


 ノンナが余分なことを言った次の瞬間ノォォォと頭を抑えて蹲る。ヘルシングの必殺脳みそギリギリ攻撃だ。アホね、この子。本当に馬鹿。ルリちゃんも馬鹿ばっかって言うわけだ。


「あら、本当ね。

 で、どうするので?」

「どうするもこうするも、ハーカーがロシア行ってるからその間の人質だろうが」

「そんな事は知ってますわ。

 私のハーカーボディに傷一つでも付いていたら、このテチとか言う人質を3cm幅で切っていって全てスリッドに入れてやるわ」

「お前、ジョジョ読んだろ。第五部」

「読みましたが、何か?」


 逆ギレして来るわ~ハーカー居なくなったから機嫌が頗る悪い。ノンナの脳みそギリギリ攻撃はまだ続いているし。

 恐ろしいわ~小市民な俺はこれ以上の発言で藪蛇にならないようにおとなしく退散しよう。ノンナを抱えて。


「まぁ、取り敢えず、俺達はハーカーがロシア探検終わるまで適当にしてるわ。コイツも確りと俺が見ておく」

「ええ、ノンナさんをストーカーさんと一緒に確りと見張っておいて下さいまし。其処の人質も余分な情報を盗み出さないように確りと見張って置いて下さいまし。

 私は新型機械歩兵を作るので失礼しますわ」


 邪魔したら殺しますわよと末恐ろしいことを告げて去っていった。コエェェ……

 彼奴は、“殺る”と思った時には既に“殺ってる”女だ。プロのマッドサイエンティストはそう云うもんなのだ。

 事前の予備動作無しでノンナに脳みそギリギリ刑食らわせたところから見ても確定的に明らかだ。流石マッディー汚い。マッディー汚い。脇に転がるノンナを脇に抱え、テチ公について来いと告げる。

 テチ公はハイと頷いて俺の後ろをついて来た。同時に機械歩兵がワラワラと寄ってきてテチ公に何やら消毒液っぽいスプレーを吹きかける。DDT散布かよってレベルだ。ジェイク・ロバーツは関係ないぞ。


「大丈夫かノンナ?DDT掛けてやろうか?」

「やったらぶっ飛ばすわよ!」

「ダチョウ倶楽部?」

「違うわよ!絶対やったらダメよ!」


 しょうが無いのではDDTではなく垂直落下式DDTを食らわせてやった。


「ぶっ飛ばす!」


 ノンナの野郎、垂直落下式DDT食らってダウンしねぇのな。野郎オブクラッシャーで俺に殴りかかって来やがった。そのまま巴投げだ。フハハハ!効かん。

 ノンナはポーン飛んでいってそのまま機械歩兵にキャッチされた。


「私に勝とうとなぞ1000年早いわ。

 ジッとしていろ。私はストーカーにゼロ計画を話して懐柔せねばならん」

「怪獣が何よ!

 かかってきなさいよ!」


 ブンブンと手足を振っているが、機会歩兵2体がノンナを担いで颯爽と去っていった。


《ゼロ計画トハ?》

「後で話す」

《了解致シマシタ》


 ストーカーは何処かね?と尋ねると研究所に居ますと返って来た。案内しろと言うと別の機械歩兵が付いて来て下さいと言うので後を付いて行く。

 研究所は北海道の地下にあるそうだ。と、言うかこの北海道、俺の知る北海道では無くなり地下に巨大な要塞施設を建造しているそうな。あれだ、映画版のバイオハザードで出て来たハイブって奴だ。地下に巨大な製造プラントを内包する非常にデカイ自己完結型要塞を建設し、例え地上に核ミサイルを撃ち込まれても戦争を継続できるように成っている。

 皇族が寝泊まりするための施設は勿論、此処で国会を開いたり政府首脳陣が暮らせるような場所まであるらしい。


「スゲーな、此処」


 貰ったMAPを見ながら電動カートを運転する機械歩兵を見る。機会歩兵は何も言わず、ただただ操縦しているだけだ。隣りに座るテチ公は地下道をキョロキョロしてながらグッと胸元のロザリオを握っている。

 俺達はこの皇族専用ルームを使おう。なにせ俺は王様だからね!

 で、研究所に辿り着く。中に入ろうとすると、入り口の機械歩兵がテチ公に対して入所資格が無いから立ち入れないと告げる。なので俺の権限で許可するというとこの研究所の管理はヘルシングの管轄下であり、ヘルシングの許可がないと云々かんぬんと言い出したので指を鳴らす。するとどーぞお入り下さいと頭を下げた。

 よしよし。因みに後、誰が入れないのか?と聞くとノンナの場合はヘルシングか俺、ストーカーの組み合わせ以外は立ち入り禁止にしてあり、強行突破しようものなら射殺しても構わない設定になっていた。

 射殺しても死なんけどな。

 因みにノンナは寝る時間(今決めた)。


《到着シマシタ》

「おう。ご苦労」


 テチ公を連れて研究所に向かう。研究所に入ると入り口のロビーに大勢の機械歩兵が集まって並んでいる。何やってんだコイツ?


「何やってんだお前ら?」

《現在、研究所内部ニハ誰モ通セマセン》

「そうか、そこを退け」


 指を鳴らし、連中を退かせてテチ公にロビーに待機しておけと告げる。それから奥の研究区画に入るとストーカー君がエロ動画を見ていた。何か、クロスビデオの動画を紹介するアフィサイトを見付けた中学生のようにサムネイルの上を矢印を動かしまくってる。

 ウフフ、開けるとバグやら何やらがあるんじゃないかって思ってるんだろうね。でもね、今は世界のネットがダウンしてるしサーバーも使えないからそこにあるのは多分データログから再現しただけのサイトだぞ。ウフフ。多分、押しても404だ。

 This video has been deletedって出るよりも絶望を味わう404エラー、Not Foundである。


「ストーカーくぅぅん?エロ動画見るんだったらもっとひっそりこっそりやらなきゃだみだよぉ~ちみぃ~」

「ひゃぁぁ!?」


 ストーカーの後ろに完全無音で歩いて行き、耳打ちしてやるとストーカーは5cmぐらい浮き上がった。ウフフ。


「それにね。ほれ」


 画像を一つクリックすると案の定404エラーだ。


「あ……」

「ね~?

 まぁ、大抵こういうのは……」


 個人用のデータを漁り、動画データがやけに多い研究報告レポートとかそう言う隠蔽を図ってるデータを探す。

 すると出るわ出るわの大量発掘。HDDをぶっ壊さない限りは掘り出せるのさ!


「ね?」

「あ、ありがとうございます……」


 ついでに手短にあるPDAにデータをインストールしてやって俺とストーカー君とで持っておく。


「男の子だからね。しょうが無いね!」


 ストーカーくんは恥ずかしそうにモジモジしている。此処は漬け込むチャンスだ。


「悪い事した序に、もうちょっと悪いコトしようか」

「えぇ!?」

「何、簡単なことだよ。リアルゼロ戦作ろうぜ!」


 計画の全貌をストーカー君に伝える。ストーカー君は俺の話を聞いて段々顔が青くなる。


「そんな事したらヘルシングさんに殺されますよ!?」

「だから内緒でやるんよ。

 ヘルシングは滅茶苦茶怖いからね。バレたら死ぬでよ。まぁ、バレるとしたら完成した後。完成前にバレたら大概、ノンナのせいだ」

「ノンナちゃんが絡んでるなら絶対辞めた方が良いですって!

 ノンナちゃん、そう言うの無理そうですから」


 そうなの。彼奴が一番のネックなの。彼奴、悪い事考えだした瞬間から妙に大人しくなるの。十一年式軽機関銃に始まりこれまで幾度と無くヘルシングに雷を落とされる出来事の前触れにノンナが大人しくなるというのがあった。


「なので、ノンナには信濃だっけ?空母を横須賀まで取りに行って貰います」

「ああ、ヘルシングさんの目の届かない所に送ってしまえば良いって事ですね」

「その通りです」


 因みに、それは明日明後日以降お願いする。


「で、お前は既に此方側の人間だ」

「えぇ!?

 ノータッチじゃダメなんですか!?」

「ダメです。

 チミの立場は重要だよぉ~?」


 なにせヘルシングの一番弟子だからね!


「一番弟子って……

 つまり、僕がヘルシングさんのスパイって事ですか?」

「Yes!」

「そんな小粋の良い笑顔とポーズで言われても」

「エロ動画の友だろう!?なぁ!」


 バラすぞ!ヘルシングにバラして養豚場の豚を見るような目で見下げられて新しい快感に目覚めさせるぞ!コラァァ!


「止めて下さいよ!生々しい」

「じゃあ、よろぴく」

「分かりました。

 他に誰を巻き込むんですか?」

「ハーカーとラーキンとアナーキンとトーキン」


 向こうの皇族3人位巻き込んどきゃ何とかなるだろう。ラーキンは犠牲になったのだ。


「つまり、ラーキンさん達が欲しいって言った体を作るってことですね?」

「そう。

 だから俺達のせいじゃない」

「その保険効果薄すぎじゃないですか」

「ないよりはマシだろ」


 知らんけど。

 保険適応外じゃねーよな?行けるよな?


「つーか、ヘルシングは何作ってるん?」

「ええ、ハーカーさんの新型ボディーは完成したとかで現在量産化体制に移行してます。確か、最初の1週間で100体作ってみて、不具合がなかったら週1千体生産できる体勢を整えるそうですよ」


 そんなに作って何する気なのかしら、あの子?ちょっと、お兄さんが様子見してくる。


「何かノンナとは別次元でアホだよねあの子」

「……そうですね。ノンナちゃんは物理的バカですけど、ヘルシングさんは頭脳的馬鹿ですよね」

「ちょっと心配だから見てくるわ」

「はい、分かりました」


 外に待機している機械歩兵にヘルシングの場所まで案内せいと告げる。ヘルシングは稚内方面にある兵器研究所に立てこもってるそうだ。地下にある高速移動用リニアモーター新幹線(道内全域に走ってるスゲー奴)を使って移動。

 これは道内に敵が侵入された際にも迅速かつ大量の部隊を移送できるようにしたもので戦車とかの重量のある装甲車も輸送可能らしい。スゲーな。


「で、やってまいりました稚内」


 後で宗谷岬行ってみよう。荒野より君を呼ぶんだよ。

 稚内に着くと機械歩兵が忙しそうに物資の搬出やらなんやらを行っていた。俺はそれを尻目にヘルシングの研究所に向かう。研究所は駅から自動車で20分走った所にある。

 研究所はストーカーが居た研究所と同じで無味無臭な研究所然とした研究所だった。面白くないね!


「ヘルシングさーん?」


 出ておいでー怖くないよーと中に入っていくとまたもや大量の機械歩兵に出会った。こっちは色々と形が違ってるからヘルシングの試作品なのだろう。

 スゲーな、まだ5,6時間程しか経ってないぞ。それでここまで作っちゃうの?


「君達は動くんかい?」


 ツンツン触っているとペシッと手を叩かれた。反抗的ぃ!


《警告:許可無キ接触ハ厳重処罰ノ対象デス》


 イラッと来たので杖で我に従えと叩いてやった。


《不正ナアクセスヲ発見、遮断出来マセン》


 フッフッフ、我が制圧下に押さえてやったわ!

 ヘルシングの所に案内せよと告げると生意気ロボットはドウゾ此方ニと歩き出す。俺はその後を付いて行くだけさ。

 研究区画に入るとまぁ、すごい光景が広がっていた。ありとあらゆる古今東西の武器兵器の図面が並んでる。


「なにここスゲー!」

「あら、ツェペシュさん。何しに来たんですの?」

「いや、お前が新しいロボット100体作ってから1千体作るとか聞いたから止めに来たんだ」


 そんなに作ってどうするんだよ。


「どうするって、新戦力は随時更新していくのが定石でしょうに」

「新戦力どころか、現状のスラミネーターですら最強なんですがそれを更に上回る兵器作って何する気ですかねぇ?」

「別に何もしませんわ」

「取り敢えず、中止な。

 廃棄処分するロボットがもったいねぇ。

 それよりも偵察ロボットみたいなの作れよ。大陸とかアメリカとか調査しようぜ。どうなってるのか気になる」

「人工衛星をハッキングして見ればよいでしょう」


 映像だけで満足するのはエロ動画だけなんだよ!

 グーグルマップですらストリートビュー出来るんだから俺達だってストリートビューしたいんだよ!あの変な車がないからストリートビュー専用のロボット作ろうぜ!って話だな。出来れば俺達が操作できるように成れば面白い。

 多分、あれだぜ。フォールアウト的な感じで操作できるぜ。廃墟あるていたら行き成りモヒカンが襲ってくるの。タロン社でも良いけど。

 装備整わない内はデスクロ先生は怖い。ニューベガスになってからダーツガンが無くなって難易度が一気に上がった。ダーツガンは対デスクロ先生に対して特効武器でした。両足に撃って両手に撃ってから頭をふっ飛ばしてやった日々が懐かしい。

 探そう。


「あら、良いですわね、その偵察ロボット。

 ストーカーさんにデザインとか考えさせますわ」

「ストーカー君使えるん?」

「少なくとも貴方やノンナさんよりは私の役に立ってますわよ」


 (お使いの)プロやぞ!?ワイは(お使いの)プロなんやぞ!!


「取り敢えず、此処の設計図ってスゲーな。

 なんでも作れるの?」

「ええ、古今東西あらゆる兵器の図面が揃っているみたいですわね。

 まぁ、200年代の武器兵器は流石に有りませんが、100年代以前は豊富に揃ってますわよ」

「ゼロ戦とか大和とか?」

「ええ、有りますわ。ホラ」


 こうして俺はゼロ戦の設計図を思わぬ形で手にれたのだった。ラッキー


「世界中の戦車の設計図をくれ!」

「何する気ですの?」

「戦車道?」

「はぁ?」

「ガールズがパンツァーしてフォーするんだよ!」

「馬鹿ですの?」

「男は皆馬鹿なのさ」

「別に製造するのは構いませんが、操縦等のデータはそっちで見付けて下さいまし。

 私、忙しいんですので」


 邪魔だから帰って下さる?と追い出された。俺。おっかしーなー北海道の皇帝なのになー扱いが雑過ぎだよなー

 ノンナと同じ扱いなのかなー?

************************************************

WoTがPS4で出来るようになって嬉しい

圧倒的にボタン数足りないけどしょうがないね

ドイツとアメ公とソ連しかないけど、フィルター見てると英仏中日もあるからサービス開始すると使えるように成るんだろうね

ウォーフレみたいに永遠のβとかじゃ無いよね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ