表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
坂本梧朗詩集  作者: 坂本梧朗
Ⅳ 第四詩集『蟻と土』     1997年刊
75/133

その11 時間   酔夜問答

   時間


十行は

二行になる

そして

一行に


過ぎ去った人について

述べるとき


多くのものが落ち

複雑だった事柄が

単純な一筋にまとめられ

終には

一行


そして

忘却




   酔夜問答


酔興の最中に

不意に静まる心

犬の遠吠えが聞こえてくる


この静けさは何


無為に消えたこの二時間を

懺悔せよというのか


目に留まるカレンダーに

今日の時点を探る


注ぎそこなって

ビールがこぼれた


懺悔なんてとんでもない

俺は楽しんでいる


何の意味がある

毎日どれだけ

醒めた無為が積まれている






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ