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坂本梧朗詩集  作者: 坂本梧朗
Ⅳ 第四詩集『蟻と土』     1997年刊
71/133

その7 自由   散歩

   自由


こんなところにいたのですか

板挟みの場所に

なんと惨めな姿で


でも

あなたを見つけると

ほっとします


人が育つのは

あなたがいるところでだけ

価値あるものは

あなたの息吹を

どこかに受けているもの


しかし

難しいことですね

あなたと離れずにいることは




   散歩


 アパートの一室で 短距離走を繰り返す脳は 窒息してくる 自分も世界も わからなくなる 苛立ちが 生きていることを 無味にするので 出るのだ とにかく歩くことなのだ 頭の中に 風 吹き通す 目が 眺める 歩く速度が 運んでくるもの 味わう  寛容に 弾かないで 目に入れていく 地域の人 犬や猫 空 雲 夕陽 これが世界  歩いているのが自分 ジュワ ジュワ 脳に酸素 脳がほぐれる 喜んでいる 俺は喜んでいるな


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