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その8 「天皇」の飾りもの
自自政権*によると
「君が代」の「君」は
〈日本国及び日本国民統合の象徴である〉ところの
あるいはそれに更に
〈その地位が主権の存する日本国民の総意に基づく〉
という修飾語を加えたところの
「天皇」であるらしい
こんな長大な飾りものを「天皇」にまとわせ申し上げるのも
「君が代」と現憲法を
つまりは火と水を
一つにつなぐというアクロバットをやりとげるためで
やむを得ないご辛抱というもの
いずれ自民党の悲願である
改憲実現の暁には
そんなお似合いでもなく
鬱陶しいばかりの飾りものは
一気にパァッと取り払って
昔懐かしい
やはり一番お似合いの
「万世一系」
「神聖ニシテ侵スヘカラス」
「国ノ元首」
などの飾りものと
お取換えいたします
*一九九年一月、自民党、自由党の連立政権発足。




